2017年9月7日~17日 附属特別支援学校卒業生の作品展が開催されました
2017年09月26日
附属特別支援学校の卒業生 友廣 桜さん(20)の作品展が,9月7日(木)~17日(日)に,豊田市のしもやま香恋の館 2階ギャラリーで開かれました。
小さいころから絵を描くことが好きだった友廣さんは,中学2年生からモザイク画を描くようになりました。画用紙や木板に,モチーフの形を鉛筆で一筆描きし,その中や周りを直線や曲線で仕切ります。そして,100色の色鉛筆を使って,1マスずつ丁寧に塗っていきます。これまで,全国国立大学附属学校連盟絵画コンクールで会長賞,豊田市民美術展で市長賞や優秀賞,愛知県県文連美術展で新人賞を受賞しています。
会場には,6年間で描いた大きな作品25点が展示され,日々の取り組みで描かれた作品の詰まったスケッチブックも置かれていました。静物をモチーフとすることを好む友廣さんですが,最近は生き物や人物を描くこともあるそうです。身近にあるものや好きなものをモチーフにした作品は,同じ描き方をしていても,それぞれ色遣いが異なり,友廣さんの気持ちが伝わってくるようでした。これからも,大好きな創作活動に取り組んでいってほしいと思います。
(附属特別支援学校 研究主任 山田瑞紀)