News & Topics:2017年04月掲載分
2017年3月23日 平成28年度卒業式を挙行
2017年04月13日
3月23日(木) 10時30分から,平成28年度愛知教育大学卒業式を,本学講堂にて挙行しました。今年度,卒業?修了したのは,教育学部927人(教員養成課程680人,現代学芸課程247人),大学院教育学研究科89人(うち後期3年博士課程1人),大学院教育実践研究科(教職大学院)42人,特別支援教育特別専攻科30人の計1,088人です。
各課程の卒業生,修了生代表に後藤ひとみ学長から学位記,修了証書が手渡されると卒業生や同行された家族からの大きな拍手が会場を包みました。
後藤ひとみ学長の告辞,竹原裕同窓会長の祝辞に続き,卒業生,修了生代表からは学生生活の思い出や社会へ巣立つ抱負などが力強く語られました。
最後に,本学管弦楽団による「威風堂々」の演奏と「蛍の光」の斉唱で式が終了すると,講堂前には,先輩たちの卒業を祝おうと在学生が大勢詰め掛け,胴上げや記念撮影などがあちらこちらで賑やかに繰り広げられました。
(学長の告辞は「学長室だより」をご参照ください。)
(総務課 総務担当 酒井加奈子)
2017年3月分 本学掲載の新聞記事,雑誌,テレビ番組,ラジオ番組紹介
2017年04月14日
2017年3月に掲載された新聞記事は7件,雑誌 2件,テレビ番組3件,ラジオ番組1件です。このほかに紹介された記事等あれば広報まで情報をお寄せください。
新聞記事
- ダンス部卒業公演告知
- 中等教育教員養成課程社会専攻 深谷侑加さんが「ちりゅっぴ」を卒論テーマに!
【3/4(土) 中日新聞朝刊24面】
【3/23(木) 毎日新聞朝刊23面】
- 社会教育講座 真島聖子准教授の「租税教育」を紹介
【3/4(土) 日本経済新聞朝刊9面】
- 本学卒業生の芸術家 山本辰典さんの個展を紹介
- 本学他県内4大学の学生が開催する「もうひとつの卒展」を紹介
- 豊田工業高等専門学校と包括的な連携協定締結
- 77歳で本学大学院修士課程を修了した成田重忠さんを紹介
雑誌
- 日本教育新聞社発行「週刊 教育資料№1422」2017年2月27日号に,外国語教育講座 高橋美由紀教授が下記の本に書評を寄せています。
「なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか? 山本崇雄 著」
- 「季刊ムラマツSPRING2017」に, 美術教育講座 浅野和生教授が「私とフルート」というタイトルで寄稿しています。
テレビ番組
- 技術教育講座 北村一浩教授の「金属の特性を生かして作業補助具を制作する研究」を紹介
【3/1(水) NHKほっとイブニング「東海モノ語り」のコーナー】
【3/21(火) NHK おはよう日本】
- 豊田高専と包括的な連携協定締結
【3/22(水) ケーブルテレビ キャッチネットワーク「KATCH TIME30」】
- 卒業式の様子
【3/23(木) ケーブルテレビ キャッチネットワーク「KATCH TIME30」】
ラジオ番組
- 後藤ひとみ学長が,本学学長室で受けたインタビューの様子を,後藤学長セレクトの音楽とともに2日間にわたりオンエア
【3/4(土)?3/5(日)ZIP-FM「WEEKEND MASTER」】
(総務課 広報?渉外担当 飯濱美樹)
2017年4月4日 平成29年度入学式を挙行
2017年04月18日
4月4日(火) 10時30分から,平成29年度愛知教育大学入学式を本学講堂にて挙行しました。今年度,入学したのは,教育学部925人(初等教育教員養成課程488人,中等教育教員養成課程223人,特別支援学校教員養成課程32人,養護教諭養成課程44人,教育支援専門職養成課程138人),大学院教育学研究科111人(修士課程106人,後期3年博士課程5人),大学院教育実践研究科(教職大学院)50人,特別支援教育特別専攻科32人の総員1,118人です。
後藤ひとみ学長から入学許可が宣言されると,入学生を代表して,初等教育教員養成課程美術選修三浦若菜さんが力強く宣誓を行いました。学長の告辞,佐野吉則後援会長の祝辞が続き,本学執行部の役員,副学長,学系長が紹介されました。
式典の始まる前にも,ヤン?ヴァン?デル?ロースト作曲「フラッシング?ウインズ」で会場を盛り上げた本学吹奏楽団が,ロバート?ジェイガー作曲「シンフォニア?ノビリッシマ」のダイナミックな演奏を行い,続いて,混声合唱団が「学生歌」と,ピアノに合わせて「春に」の2曲を披露し,華やかな雰囲気で式は終了しました。
式典後の講堂前では,晴天の下,在学生たちがクラブ活動や学生委員会などへの勧誘のチラシを渡して入学生を祝いました。
また,18時30分から本部棟第五会議室で行われた大学院入学式には,教員など働きながら学ぶ大学院入学生24人が出席しました。
(学長の告辞は「学長室だより」をご参照ください)
(総務課 総務担当 酒井加奈子)
共通科目「市民リテラシー」における金融教育が日本証券業協会のパンフレットに掲載されました
2017年04月27日
教育ガバナンス講座の西尾圭一郎講師が担当する共通科目「市民リテラシー」は,大学生として,また,将来教職に就く者として必要な「金融リテラシー」を身に付けることを目的としています。
授業内容では,日本銀行や金融機関,株式会社の関係者による講義や証券取引所の施設見学等を含め,経済や金融に関する基礎知識を広く学びますが,この度,日本証券業協会が発行する「金融リテラシー教育全国10大学の実践事例集」に取り上げられました。
なお,この活動は,大学教育研究重点配分経費の支援により,充実した授業内容となっています。
(研究連携課 人文社会科学系 学系担当係長 中村章二)
2017年3月29日 「本学におけるアクティブ?ラーニングのいま,そしてこれから」を開催
2017年04月27日
3月29日(水)本部棟第一会議室において,教職キャリアセンター主催のFD集会を開催し,教職員?本学学生?一般から82人が参加しました。本学教員の4人が,本学におけるアクティブ?ラーニング(以下,AL)の現状,実践授業例,そして目指すべき方針について報告しました。
はじめに,伊東正人准教授(理科教育講座)が,昨年7月に実施したALに関するアンケート結果を報告しました。アンケートの対象者は,本学で授業を担当する教員と非常勤講師を合わせた420人で,265人(回収率63%)から回答がありました。アンケートの結果,回答者のうち90%がAL授業を実施しており,AL授業の開講授業数に対する割合は,学部では65%,大学院では77%であることが分かりました。10%がAL授業を実施していませんでしたが,その中には,「今後,AL授業を実施してみたい」,「迷っている」など,ALに対して肯定的な意見がみられました。アンケート結果を受け,本学でAL授業を実施するためには,ハード面(教室整備,ICT機器導入)やソフト面(授業形態の方法や教材開発)の支援が必要であることが報告されました。また,他大学のALに対する取り組み例も報告されました。
次に,本学で実践されているAL授業例の報告がありました。大鹿聖公教授(理科教育講座)は,教科教育科目「理科教育CⅡ」での実践例を報告しました。大鹿教授は,学生の自己主張や自己表現力を高めるために協働学習を授業に取り入れており,協働学習活動の方法やその発展のさせ方,評価方法,その効果と課題などについて報告しました。
引き続き,新山王政和教授(音楽教育講座)は音楽的思考を基盤として,生活の中のイメージやアイデアを音楽表現に結びつける能動的な学習活動を導入した授業を報告しました。また,一般学生や音楽選修?専攻学生を対象にした授業で実践された,グループ活動によるリズム創作が報告されました。さらに,音楽選修?専攻4年生を対象にした授業での,博物館を取材したプロモーションビデオを製作する活動が報告され,学生が実際に製作したビデオが上映されました。両教員のALに対する考えに対して,活発な質疑応答が行われました。
最後に,野田敦敬副学長(教職キャリアセンター長)から,教員養成大学ならではの4つの視点(主体的学びの視点,対話的な学びの視点,深い学びの視点,教員養成としての視点)を含めた,本学が目指すALの方針について報告がありました。質疑応答では,4つの視点に対する活発な意見交換が行われ,これらを集約し,今後,本学が目指すAL像を発表することが述べられました。
本学は第3期中期計画において,ALを取り入れた授業を学部?大学院ともに全開講授業の6割以上で導入することを掲げています。本FD集会で報告された本学におけるAL授業の現状と授業実践例,および4つの視点から眺めた本学独自のAL案は,教員の今後の改善につながると考えられます。本FD集会は,各教員の授業がどのような視点に立ったものになっているかを見つめ直すよい機会となりました。
(「主体的?協働的な学び」を実践できる教員の養成プロジェクト代表 伊東正人)
(高度教員養成支援課 高度教員養成総務係)