2016年12月16日 愛知県ユネスコスクール指導者交流会を開催
2017年01月16日
12月16日(金),名古屋市のウインクあいち(愛知県産業労働センター)で,本学と文部科学省の主催により「愛知県ユネスコスクール指導者交流会」を開催しました。
本交流会は,文部科学省の「日本/ユネスコパートナーシップ事業」で,ユネスコスクール活動支援の一環として,愛知県内の加盟校における情報共有および未加盟校へは加盟へのきっかけづくり,また相互の交流を目的に開催したものです。
開会にあたり,後藤ひとみ学長から,「愛知県は全国の都道府県の中で最もユネスコスクール加盟校が多い県です。今回の交流会に参加していただいたことで,ネットワークが拡がり,ESD活動がよりいっそう推進されることを期待しています」とあいさつがあり,引き続き,公益財団法人ユネスコ?アジア文化センター教育協力部長の進藤由美氏から,「未来に向けたユネスコスクールの活動」をテーマに講演がありました。
休憩をはさみ,加盟校の担当の先生方から,ユネスコスクールの活動実践発表がありました。今回開催の交流会からは,実践発表を小学校?中学校?高等学校の分科会形式とし,3つの会場に分かれて行いました。発表後の質疑応答では,参加者から発表者に対し,内容や活動を推進していくうえで苦労している点など多くの質問があり,予定していた時間を超える分科会もありました。
実践発表者
- 小学校分科会
東浦町立緒川小学校 松尾統央教諭
椙山女学園大学附属小学校 川野幸彦教諭 - 中学校分科会
豊田市立藤岡南中学校 岩谷智明教諭
愛知教育大学附属名古屋中学校 山中啓教諭 - 高等学校分科会
名古屋市立名東高等学校 永井年彦教頭
愛知教育大学附属高等学校 渡邉寛吾教諭
続いて,小学校?中学校?高等学校の各分科会の司会を担当していただいた中部大学 宮川秀俊教授,愛知教育大学 大鹿聖公教授,同大学 岩田吉生准教授から,それぞれの分科会での発表内容についてのまとめがあり,フロアの参加者との質疑応答も行われました。
最後に,白井正康理事(連携担当)が,「ユネスコスクールの活動をとおし,どうやって子どもたちにESDの理念を伝えていくかが重要であり,このことがさらなる発展につながるものと思います」と総括され,交流会を終えました。
(研究連携課 副課長 三浦秀樹)