2016年12月21日 名古屋市教育委員会と連携推進協議会を開催
2017年01月11日
12月21日(水)10時から,名古屋市役所東庁舎第12会議室において,名古屋市教育委員会との連携推進協議会を開催しました。
今回で3回目の開催となる本協議会は,本学と名古屋市教育委員会との相互連携に関する協定に基づき開催するもので,本学からは,白井正康理事(連携担当)をはじめ関係者8人と,名古屋市教育委員会からは,西淵茂男教育次長をはじめ関係者6人の合計14人の委員で協議が行われました。
会に先立ち,白井理事からは,「学び続ける教師像の確立に向けて」プロジェクトの協働など,さまざまな連携に対するお礼と,学部改革や大学院改革等の大学改革についての報告があり,さらに,現職教員の学び直しの体制作りやミドルリーダー育成,また,学生の実践力向上を視野に,養成から採用?研修の一元化や,特別支援学校免許状問題,教育公務員特例法の一部改正,いじめや不登校,発達障害への対応などの数々の教育課題について連携を深めていくため,大学と学校と教育委員会がどのようにコラボレーションしていくのかを中心に協議したいとあいさつがありました。また,西淵教育次長からは,現場の課題として,専門性を持った教員,学校現場を知ったスクールカウンセラーの育成,特別支援教育問題や副免取得など,これらの課題に対応できるのは愛知教育大学であり,他大学ではできないことを学生のうちから関わりを持たせ,教員を育成し,教育の充実や発展に繋げるよう協議したいとあいさつがあり,協議が進められました。
協議事項は,平成28年度の連携推進状況の報告に加えて今後の連携協力事項など,活発な意見交換が行われました。
主な意見は次のとおりです。
- 特別支援学校教員免許状問題
- ICTの導入?活用
- 学校施設長寿命化計画
- 小学校英語教科化
- 教員研修 など
(研究連携課 社会連携係長 渡邊伸彦)