2016年11月9日 外国人児童生徒支援研修会を開催
2016年11月22日
11月9日(水) 教育未来館3階多目的ホールにおいて,「外国人児童生徒支援にかかる研修会」を開催しました。
この研修会は,刈谷市,豊田市,知立市,豊明市の連携4市の小中学校の教諭や教育委員会等の教育関係者を対象として開催しているものですが,近年,近隣市の小中学校や教育委員会等の教育関係者から,参加希望の声が多く寄せられるため,近隣市からも申込受付を行ったところ,学生を含め約60人の参加がありました。
今回は,「『特別の教育課程』としての日本語指導のプログラム―書くこと―」をテーマに,京都教育大学浜田麻里先生,横浜国立大学河野俊之先生,橋本ゆかり先生,東京学芸大学齋藤ひろみ先生,南浦涼介先生を講師にお迎えして行われました。
研修会は,始めに浜田先生による「『書く力』を高める技能別日本語指導」の講義に続き,齋藤先生によるワークショップで,小中学生が書いた作文例を基に,その改善点や指導方法など実践形式で行われました。その後,グループに分かれ,指導計画や指導方法などのグループワークを行い,活発な意見交換が行われました。
最後に,日本語教育講座上田崇仁准教授より,研修会参加のお礼に加え,「来年度行う学部改組で,外国人児童支援関係の授業が全学必修化され,外国人児童生徒支援問題を理解した学生が数年後には教員となるため,本日お集まりいただいた先生方の同僚として活躍できる人材を養成していきたいと考えています。また,外国人児童生徒支援にかかるいろいろな会を行う予定ですので,ご都合のつく方はぜひ参加していただきたい」とあいさつがあり,研修会を終えました。
- (リンク情報)
外国人児童生徒支援リソースルームホームページ(外部リンク)
(研究連携課 社会連携係長 渡邊伸彦)