2016年9月5日 「愛知県内教員養成高度化支援システムの構築」実施事業報告会を開催
2016年09月16日
9月5日(月) 第二共通棟421講義室において,「愛知県内教員養成高度化支援システムの構築」実施事業報告会を開催しました。本報告会は,平成24年度より,本学,愛知県立大学,桜花学園大学,名古屋学芸大学,名城大学の5大学が連携して取り組んでいる大学間連携共同教育推進事業によるプロジェクトが最終年度を迎えたことから,これまでの取り組みを愛知教員養成コンソーシアム加盟大学に紹介し,今後に向けた課題等についての意見交換を行うことを目的に開催しました。
開会にあたり,後藤ひとみ学長から,「本事業には,まだまだ,課題は残っていますが,各プロジェクトを柱としてさまざまな取り組みを行ってきました。実施報告に対して,忌憚(きたん)のない意見交換ができればと思います」とのあいさつの後,本事業の総括担当の数学教育講座 小谷健司教授から,事業全体の概要説明がありました。引き続き,「資格取得プログラム」「共同教育プログラム」「現職教育プログラム」の3つのプログラムについて,実施担当者から,これまでの取り組み状況,成果,今後の課題等について報告がありました。
本報告会は,5大学による連携事業として各大学を遠隔講義システムにより接続して実施するとともに,「共同教育プログラム」では,桜花学園大学 近藤正春副学長と名古屋学芸大学の渡辺 桜准教授から,「現職教育プログラム」では,名古屋学芸大学の和泉秀彦教授からも,それぞれの取り組みについて報告がありました。
最後に菅沼教生理事(研究?附属学校担当)が,「国公私立の5大学で連携して推進できたことは大きな成果であり,今後は,愛知教員養成コンソーシアムを通じてさらに展開したい」と総括され,報告会を終了しました。
(研究連携課 副課長 前川由光)