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2016年6月17日 柳澤好治文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室長を招いて6年一貫教員養成コースシンポジウムを開催

2016年07月06日

柳澤教員養成企画室長柳澤教員養成企画室長

6月17日(金),教育未来館において,6年一貫教員養成コース8期生の中村仁志さん,佐々木萌さん,中田翔吾さん,三根誠也さんとコーディネーターの小塚良孝准教授が中心となり,「教員になる前に何を学びたいか。何を学ぶべきか。自分にとって大学院は必要か」をテーマにシンポジウムを開催しました。本シンポジウムは,科学研究費(基盤C「教員養成の修士レベル化に対応する大学院カリキュラムの開発研究」代表:土屋武志教授)の助成事業の支援を受け,文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室長の柳澤好治氏を招いて実施されました。シンポジウムには,愛知教育大学の学生,教員,事務職員ら約40人が参加しました。

シンポジウムの前半では,本学の大学院進学予定の学部生,大学院教育学研究科に在籍する大学院生,および大学院教育実践研究科(教職大学院)に在籍する大学院生らから,大学院での学習に関する発表が行われました。

中盤には,日本の教員養成大学の大学院の動向や改革の方向性について,柳澤教員養成企画室長と学生との対談が行われました。高度専門職としての教師の専門性や教員養成系大学院で重視すべきことは何かなど意見交換がなされ,対談者同士だけではなく,シンポジウムの参加者からもさまざまな質疑が飛び交い,活発な意見交換の場となりました。

柳澤教員養成企画室長と学生との対談柳澤教員養成企画室長と学生との対談

後半には,シンポジウムのテーマである「教員になる前に何を学びたいか。何を学ぶべきか。自分にとって大学院は必要か」という問いについて,5人程度のグループに分かれ,ワークショップが行われました。各グループは,学生,教員および事務職員で構成され,それぞれ違った視点からテーマについて意見が出されました。柳澤教員養成企画室長は各グループを巡回し,グループからの質問に答える場面もありました。

ワークショップの様子ワークショップの様子

最後に,柳澤教員養成企画室長からは,「このようなシンポジウムを学生が企画し,学部生,大学院生,教員,事務職員が一緒になって参加し,これからの教員養成大学について語り合うのを見たのは初めてで,素晴らしい取り組みである」というコメントがありました。

(社会科教育講座 准教授 真島聖子)

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