2014年6月6日 護身術教室を開催
2014年06月23日
夏に増える痴漢などの犯罪被害防止のために設けられた「痴漢対策強化期間」(6月2日(月)~6日(金))に合わせて,刈谷警察署と共催の護身術教室が6月6日(金)に第一共通棟301室で開催されました。
この日は,刈谷署安全課から柔道五段の石黒裕嗣巡査長と逮捕術上級の斎藤美予巡査長らを講師に招き,女子学生と女子職員20人が参加しました。痴漢などに襲われた際,背後から抱きつかれた場合,手をつかまれた場合などの設定で,それぞれの対処法をデモンストレーションで紹介。腕を振り払うには,相手の肘に自分の肘をぶつけると,「てこ」の原理で簡単に外れるなど,力の弱い女性でもできる護身術を伝授しました。
その後は,参加者同士で二人一組になり,実際に動きを体験。最初は思うように動けなかった参加者も,講師の指導でコツをつかんだようでした。最後に参加全員に防犯ブザーがプレゼントされ,参加者からは「人ごとではないので教わってよかった」との声が聞かれました。
本学での護身術教室は初めてですが,これまでも学内外で不審者出没の情報があると「学務ネット」「掲示板」等を通じて,学生や教職員に周知し,注意を促しているため,幸い,大きな事件には至っていませんが,学生や教職員の安全意識向上のため,今後もこのような講習を実施していく予定で,年内にも再度,開催したいと考えています。
(学生支援課 副課長 吉田宏)