2014年5月28日 学生寮で防災避難訓練を実施
2014年06月09日
本学の学生寮で毎年恒例の防災訓練が,5月28日(水)に行われました。真夏のような日差しの下での訓練となりましたが,寮生約30人が参加しました。
午後1時に梅村紗奈寮長が館内放送で,30分後に直下型地震が当地域に発生する予告があったとアナウンス。同時刻に地震が発生した想定で,寮生たちは居室の机の下に隠れるなどして身を守りました。30秒後に地震が収まったとして,避難場所に避難するように再度放送があり,次々と寮生たちが避難しました。フロアごとに責任者が避難者を確認し,寮長,副寮長に報告しました。
今年は,初めての試みとして,煙が充満した部屋から脱出する訓練が行われました。刈谷消防署からお借りした長さ約6mのテントにスモークマシンで煙を充満させ,順番に入っていきました。
体験した寮生は「初めてで,煙が濃いために思うように歩けなかった」「とても良い体験になった」と感想を話していました。最後に竹内美佐子学生支援課長から今回の避難訓練の講評が述べられ,改修で全室が個室となり,寮生の安否確認方法については見直しが必要であるとの指摘もあり,今後の課題も明らかになり,大変有意義な訓練となりました。
(学生支援課 副課長 吉田宏)