2024年 年頭挨拶を行いました。

2024年1月4日(木)

2023年 年頭挨拶を行いました。

明けましておめでとうございます。年頭挨拶も4回目となりました。年末年始の休みで原稿を考えるのが恒例になりました。
昨年に引き続き、年末に創造科学系担当の学系支援係や自然観察実習園を管理している方々にお世話いただいた餅つきでつくった鏡餅が飾られ、正月らしい雰囲気となっています。
と言いましても正月早々、北陸?新潟での地震や羽田空港での事故で大変な幕開けとなりました。被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

昨年は、何と言っても「創基150周年記念事業」です。記念事業を、本学の在り様を社会に示すよい機会であると捉え、総務課を中心にしたWGで準備してきました。お蔭様で決して派手な式典ではありませんでしたが「教育大学らしい式典」であったとお褒めの言葉をいただき、附属学校園とのつながりも一層深まったと思います。誇ることのできる記念誌も発刊することができました。ありがとうございました。

まず、「未来共創プラン」について話したいと思います。学長就任早々の令和2年5月に、准教授10名と若手の事務職員8名で、学長戦略ワーキングを立ち上げました。就任時に目指す大学の姿として掲げた「子どもの声が聞こえるキャンパス、地域から頼られる大学」を具現化するためのプランを作成し、様々なステークホルダーの皆様から意見を聞き修正し、18回のWG会議を重ね、令和3年3月に、ビジョンのもと、3つの目標と9つの戦略による「未来共創プラン」を策定しました。そして令和3?4?5年度と実施してきました。最初は、9つも同時は無理だろう、メリハリを付けて、負担の割に効果が出るのか等の声も聞こえてきました。
企画課の中に、未来共創推進室を立ち上げ、3名を配置していただいたほか、監査室長さんも支援していただきました。また、財務課や施設課の基礎的な支援に加え、戦略ごとに担当課を決めて実施してきました。
すなわち、目標1戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」は未来共創推進室、戦略2「教育のプラットフォーム構築プロジェクト」と戦略3「教職の魅力共創プロジェクト」は学術研究支援課、戦略4「グローバル化推進プロジェクト」は国際企画課、目標2の戦略5と6の附属学校園関係のプロジェクトは附属学校課、目標3戦略7「教科横断探究プロジェクト」と戦略9「大学間ネットワークの構築」は教務企画課、戦略8「IR?教職協働の推進」は企画課が中心となって展開しています。また、各イベントを広報課でPRをしてもらっています。
各課の皆様が本当に工夫して関わっていただき、メリハリを付けるどころか、どの戦略も年を追うごとに着実な積み上げをすることができており感謝しております。どの戦略も学生、教職員、附属学校園、県内教育委員会や地域の企業等との連携によるものがほとんどで、連携強化につながっています。
特に、一丁目一番地である「子どもキャンパスプロジェクト」は、「科学ものづくりフェスタ」、「あつまれ子どもキャンパス」や学生支援課にフォローいただいている「子どもまつり」など大きなイベントを含め、学生、教職員、地域の皆様が連携し取り組め、予想をはるかに超える子どもたちを招くことができています。

今年は、学内だけでなく、当初予定していたように、理科教育講座の特別教授に学生と共に作成いただいた図鑑「愛教大?洲原池で生き物を探そう」を活用し洲原公園へ、刈谷ハイウェイオアシス株式会社からの依頼で刈谷ハイウェイオアシスへも展開するつもりです。

2022年度の未来共創プランの報告書は、在庫がなくなるほど活用しており、今や本学のアピールポイントとなっており、文部科学省の役職者の方からも好評価をいただくまでになりました。3月末には、報告書2023が完成すると思います。大変楽しみです。

次に、未来共創プランにはない連携事業です。
総務?財務担当理事の幅広い交友関係で、この3年間で多くの企業と連携することができています。また、岐阜県や三重県の教育界にも進出し始めています。年末には大規模教育大学同士である大阪教育大学との連携協定も締結しました。医教連携フォーラムには岐阜県から10名の参加がありました。身近では、井ケ谷町や西境町の子ども会の活動、井ケ谷町内運動会等に、学生団体「かきつばたの民」が関わり、近隣との関係もスムーズになっています。これらは、地域連携課に尽力してもらっています。

しかし、課題が六つほどあります。
一つは、教員の研究力の強化を図る必要があります。データでは教授の研究業績や科研費獲得が伸び悩んでいます。
二つは、教職大学院の単位の多くを占める共通科目を改善することによる魅力の向上です。
三つは、監事にも大変ご心配いただき、年末に新聞等で報道された事案をきかっけに、再発防止を含めた事務の組織体制の再点検です。
四つは、附属学校園はそれぞれ問題を抱えています。監事にも時間をかけて対応いただいています。教育環境の見直しが急務です。
五つは、教員就職率の向上です。年末に発表があり令和4年度も教員就職者数は512名で全国1位をキープしました。500人台は本学だけです。率は73%をなんとか維持しました。教員採用試験の早期化?複線化には、キャリア支援課で対応してもらっていますが、率の方を限りなく80%に近づけたいと思います。
六つは、人事案件等で、人事労務課の皆様を秘書室で見ない日がないほどでした。安定させていかねばと思います。

最後に、これからに向けてです。創基150周年を終え、新たなコンセプトとして「新しい形の教員養成に挑戦し教職の魅力を高め、未来につなぐ!」を掲げました。そのために地域と共に教員を養成する新設科目「地域協働教育体験活動」の導入や教科横断、課程横断等を図る教育科目の改善を、4月から就任するカリキュラム改革担当副学長と教育科目等改革担当学長補佐を中心にして行っていきたいと思います。
また、文部科学省は中央教育審議会に、少子化による大学進学者の減少に伴う再編?統合等を諮問しました。その答申は令和7年末になりそうです。したがって第4期末から動きがありそうです。年末のニュースでも取り上げられた東海国立大学機構の松尾機構長から投げかけられた東海地域の国立9大学で設置予定である「東海地域?国立大学連携プラットフォーム」の第1回の会議が来週9日にあります。「統合を意図するものではない」との前置きもありますが、再編?統合は世の流れになっていくと思われます。受け身でなく主体的に展開したいと考えています。

2023年 年頭挨拶を行いました。

この3年9か月は、特に当初の2年半は、コロナ禍でもあり右往左往しながら夢中で走ってきたのが現状です。任期のあと2年3か月は、「自分らしく」学長を務めたいと思います。 「私らしさ」とは、皆さんどうお考えでしょうか。 自分で言うのも何ですが、「フットワークの軽さ」と「人とのつながりやすさ」ではないかと思います。

いよいよ本格的な入試シーズンが始まります。入試課を中心にミスのないようお願いします。以上で挨拶とします。
仕事始めの貴重な時間、ありがとうございました。

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