令和3年度 大学院秋季入学式 学長告辞

2021年10月5日(火)

10月1日より、大学院一年生となった4名の皆さん、入学おめでとうございます。
愛知教育大学の教員、事務職員、在学生を代表して、皆さんの大学院教育学研究科への秋季入学を心から歓迎致します。

令和3年度 大学院秋季入学式 学長告辞

愛知教育大学は、教員養成を主軸とした、全国屈指の大学です。明治6年(1873年)に設立された前身の「愛知県養成学校」から数えて、あと2年後の令和5年には、150年の節目を迎えます。

秋季入学は、教育実践高度化専攻いわゆる教職大学院では、附属学校園に勤務する方だけに認めています。附属学校園に在籍するのは限られた年限ですので、その間に進学希望者は少しでも早く進学し在籍中に修了していただきたいという思いから、令和元年度より実施しています。お2人の派遣元である刈谷市教育委員会及び春日井市教育委員会の教育長様からのご承諾を得ています。これまでのキャリアの上に、実践と理論の融合を図る学びを深め、各市のあるいは愛知県のリーダーとなっていただきたいと期待をしています。
両附属中学校でも、ICTを活用した授業が展開されていると思います。本学は、文部科学省が公募した「教師の養成?採用?研修の一体的改革推進事業」に応募し、全国で本学を含め3大学が採択をされました。ICT活用指導力向上のための取組をいくつか考え実施していきます。附属学校にも協力を依頼することになると思います。

教育支援高度化専攻日本型教育グルーバルコースの秋季入学は、今年度より実施しました。したがって、お2人が初めてということになります。日本の学事歴は4月からスタートしますが、諸外国の学事歴と合わないという課題がありました。学事歴の改革は、コロナ禍において一時話題になりましたが、学部の方はこれまでどおりに落ち着いてきました。大学院の方は、柔軟に考えられているようで、本学でもそれに倣った形となります。
新型コロナウイルス感染症の影響で、留学生の人数は激減していますが、日本型教育グローバルコースには現在17名が在籍しています。お2人もこれまで、コロナ禍の中、工夫しながら日本での生活をしてきたことと推察します。大変だったと思います。
ヨウ キンキンさんは中国、シタウラ ビビタさんはネパールからと聞いています。それぞれに課題をもって進学されたと思いますので、帰国後には祖国の教育の充実に貢献できるよう、それぞれの課題解決に取り組んでください。

さて、昨年4月に、私が学長に就任して、「子どもの声が聞こえるキャンパス、地域から頼られる大学」をキャッチフレーズとして掲げ、それを実現すべく、様々なステークホルダーの皆様からの意見を聞き、この3月に「未来共創プラン」を策定しました。ビジョンとして「愛知教育大学は、子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」とし、3つの目標と9つの戦略をおきました。現在、実行に移しているところです。目標2は、「大学と附属学校園との連携強化を図ることで、より質の高い教員研修を実現します」としています。目標2のもとの戦略5は「附属学校園と教職大学院との連携を強化し、教育の実践的研究拠点を構築します」としています。学費を半額にするなど、附属学校園の教員がより進学しやすい環境を今後とも整えたいと思います。授業運営等で改善すべき点があれば遠慮なく声をあげていただきたいと思っています。

最後になりましたが、皆さんが、心身共に健康で、有意義な学生生活を送られることを願い、私からの告辞とします。

令和3年10月5日
愛知教育大学
学長 野田 敦敬

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