養護教諭養成課程
ヘルスプロモーションの理念に基づき,子どもの発育?発達を支える
養護教諭養成課程 |
<募集人員> 40名 <主な学修領域>
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学びのポイント
学校の中の保健管理と保健教育を担当するのが養護教諭です。皆さんには「保健室の先生」の方がわかりやすいでしょうか。子どもの発育?発達や「こころとからだ」の健康問題への関心が高まっており,教育現場では健康の専門家である養護教諭への期待がこれまで以上に大きくなっています。
主な学修領域
学校保健
子どもたちが学校生活を楽しく生き生きと過ごせるように,また生涯にわたって健康に過ごせるように,学校では保健管理?保健教育に関するさまざまな指導を行っています。その学校保健の基本となる保健学習,保健指導,健康観察や健康診断などの方法を具体的に学びます。
養護概説
養護教諭には,子どもや学校の健康状態の把握やケガの手当,個人や集団への保健指導や家庭?地域を含めた健康づくり活動など,多様な役割があります。養護概説は,その役割や専門性の基本について学び,養護活動実習という科目に発展させていきます。
予防医学
養護教諭には,けがや病気の処置だけでなく,子どもたちの病気を未然に防ぐこと,すなわち予防に関する活動が求められています。この授業では,主として学校感染症や生活習慣病の予防を中心に,これらの病気がどのように発症するのか,またどのように予防するのかを,具体的な事例を交えて考えます。
救急処置
救急処置を学ぶ二つの柱は,大ケガや重傷の場合に行う救命?蘇生技術と日常生活によく起こりうるケガや病気について重症か軽症かを判断する技術です。講義で理論を学び,シミュレータで実技を行うことで,判断力を養い,応急手当の技術を身に付けます。
取得できる免許
主免 | 養護教諭1種免許状 |
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副免 | 中学校教諭1種免許状(保健) 高等学校教諭1種免許状(保健) |
- 主免 : 卒業と同時に取得できる免許
- 副免 : 所定科目の単位修得により取得できる免許
将来のフィールド
多くの卒業生が養護教諭として就職しています。大学院に進学し,さらに勉学に励む人もいます。 人数は少ないですが,健康関連の企業や研究機関に就職する人もいます。