学校教員養成課程 特別支援教育専攻
多様性を理解し,子どもの個性を見つめる。
特別支援教育専攻では,一人ひとりの子どもの特性を理解し,特別な配慮を実践できる教員を目指します。特別支援学校,あるいは小?中学校の特別支援学級の教員として,一人ひとりの子どもの特性に対応した指導?支援を工夫していける力を培っていきます。特別支援教育専攻では,視覚障害,聴覚障害,知的障害,肢体不自由,病弱の5領域の教員免許状を取得できます。また,その基盤として小学校の教育に関するカリキュラムを位置付けています。
募集人員
30名
大学案内2025
- 大学案内2025「特別支援教育専攻」(デジタルパンフレット)
- 大学案内2025「特別支援教育専攻」(PDF)
(※リンク先で示しているページ/ファイル内における授業科目は2023年度時点のものです)
紹介動画
画像の上でクリックすると再生します。
4年間の学び
1,2年次には,特別支援教育の概論のほか,視覚障害,聴覚障害,知的障害,肢体不自由,病弱の5領域すべての障害について,指導法や心理?生理?病理学等を広く学びます。3年次からは,視覚障害,聴覚障害,知的障害,肢体不自由の4領域から一つの領域を選択し,学びを深めていきます。また,特別支援学校,小学校,福祉施設等の学外実習等を通して,実践力を高めます。
主な授業科目
- 特別支援教育基礎論
- 各障害領域の教育課程?指導法(例:知的障害者の教育課程?指導法)
- 各障害領域の心理?生理概論(例:聴覚障害者心理?生理概論)
- 各障害領域の自立活動(例:肢体不自由者の自立活動)
- 各障害領域のアセスメント(例:視覚障害者のアセスメント)
- 初年次演習
- 言語障害者教育総論
- 発達障害者教育総論
- 重複障害者教育総論
※授業科目は2023年度時点のものです
取得できる免許
卒業要件に含める免許状 | 特別支援学校教諭一種免許状 小学校教諭一種免許状 |
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所定の科目履修で取得可能とする免許状 | 中学校教諭二種免許状(※) 幼稚園教諭二種免許状 |
※ 入学手続き時に行う意向調査(中学校教諭二種免許状の希望教科(国語,社会,数学,理科,音楽,美術,保健体育,技術,家庭,英語))に基づき,大学が決定します。できる限り希望に沿うように各教科への割り振りを行いますが,特定の教科に希望が集中することなどにより,第1希望の教科を履修できない場合があります。
将来のフィールド
多くの卒業生が,特別支援学校,小学校の通常の学級?特別支援学級の教員として活躍しています。本専攻では5つの障害種特別支援学校教諭免許状の取得が必修であるため,さまざまな障害に関する専門性を身に付けた卒業生は,教育現場で活躍する幅が広いです。