初等教育教員養成課程 幼児教育選修
自身の感性を養い,保育の本質である「子ども理解」を深める
初等教育教員養成課程 |
<募集人員> 25名 <主な学修領域>
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学びのポイント
幼児教育選修では,健やかな子どもの成長を支え,寄り添うことのできる確かな専門性と実践力を備えた,社会に貢献できる幼稚園教諭?保育士の養成を目指しています。人格の形成が行われ,最も影響を受けやすい幼児期に接する教育者としての責任と自覚を身に付けます。
主な学修領域
幼児教育学
近代教育思想家たちが幼児教育に与えた影響や保育制度,現代の子ども?子育てに関する問題,保育者の役割,幼児教育の方法などを学び,実践の基盤となる幼児教育観を養います。特に子どもの主体性を育む教育方法を深く学びます。
幼児心理学
人の一生の中で最も著しい発達を遂げる時期である乳幼児期の子どもの発達(認知?自我の発達,情緒の発達,社会性の発達)の様相を深く理解することを目的としています。幼児教育?保育において欠かすことのできない基礎的な知識を学びます。
保育内容学
幼児の心身の発達の側面を踏まえつつ,「保育内容」(環境,言葉,人間関係,健康,表現)について学びます。発達を促す遊びの内容や活動,指導援助のあり方について考え,さまざまな活動場面や保育場面の事例に基づいて学修。保育に必要な基礎的技能も身に付けます。
社会福祉学
「障害児保育」「児童家庭福祉」「社会的養護」などを学び,養護の観点では,家庭養護を代替し補う社会的養護の現状と課題を把握します。障害児の観点では,知的障害のある子,発達障害の子など実習で出会う子を取り上げています。
取得できる免許?資格
主免 | 幼稚園教諭1種免許状 |
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副免 | 小学校教諭1種免許状 |
資格 | 保育士(厚生労働省の認可による専門資格) |
- 主免 : 卒業と同時に取得できる免許
- 副免 : 所定科目の単位修得により取得できる免許
- 資格 : 所定科目の単位修得により取得できる資格
将来のフィールド
多くの卒業生が公立の幼稚園や保育所に正規で就職しますが,小学校教諭,児童養護施設,一般職公務員のほか,大学院に進学する人もいます。