初等教育教員養成課程 数学選修
数学の楽しさを実感し,子どもたちに伝えられる教師を目指す
初等教育教員養成課程 |
<募集人員> 50名 <主な学修領域>
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学びのポイント
専門教育科目を通して数学の魅力を十分に理解し,広い知識と深い洞察力を養います。
数学選修では,算数?数学のおもしろさを伝えることができる小学校教員を目指します。
主な学修領域
代数学
代数学は,数や式の計算の性質を調べる数学です。高等学校までの数学とは違い,別の観点から数学と向き合うことで,たくさんの新しい発見をすることができます。
幾何学
幾何学は,図形の性質を調べる数学です。小?中?高では三角形や円,放物線などの図形を勉強しますが,大学ではさらに複雑な図形についてさまざまな手法で調べていきます。
解析学
解析学は,高等学校で勉強する微分積分の延長線上にあり,世の中のさまざまな現象を調べることに使われることが多い数学です。面積や体積,速さや接線なども解析学で取り扱います。
確率論?統計学
確率論は,偶然に左右される現象を調べる数学です。統計学では,多くのデータを効率的に扱う方法を学びます。世の中のさまざまな出来事を題材に考えることができる学問です。
コンピュータ
いくつかのコンピュータ実習の授業があります。「プログラミング」ではアルゴリズムの考え方を,「統計とコンピュータ」では表計算ソフトを使ってデータを処理する方法を学びます。
数学教育学
数学教育学は,単に算数?数学の教え方だけを学ぶのではありません。教員の専門性を生かした内容を含め,算数?数学科という文化的?社会的活動について幅広く研究する学問です。
取得できる免許
主免 | 小学校教諭1種免許状 |
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副免 | 中学校教諭1種免許状(数学) 高等学校教諭1種免許状(数学) 幼稚園教諭2種免許状 |
- 主免 : 卒業と同時に取得できる免許
- 副免 : 所定科目の単位修得により取得できる免許
将来のフィールド
教員を目指している学生が圧倒的に多いのが特徴です。そして教員志望のほとんどの卒業生が,小?中?高の教員になっています。