初等教育教員養成課程 国語選修
人が自立し,社会で生きていくために必要な感性を磨く
初等教育教員養成課程 |
<募集人員> 50名 <主な学修領域>
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学びのポイント
社会や文化を理解するための基盤となる「国語」を学び,自己表現を豊かにする言語能力を伸ばします。
国語選修では,自らの言語によって表現できる実践的な言語運用能力を身に付け,「国語」の授業力を養います。
主な学修領域
国語学
日本語の起源や構造を,書物の記述や実際の言語使用を分析しながら科学的に解明していきます。高等学校までの国語の認識とは全く違う側面から,言葉の世界の奥深さを知ることができます。
国文学
古典?近現代の文学を対象とします。先行研究を論理的に検討した上で,自分なりの理解を示す,あるいは作者の意図や時代背景を考究するなどして,文学理解の深化を目指します。
漢文学
漢文の基礎的な読解力を養います。日本人の考え方や文学に大きな影響を与え,親しまれてきた中国思想と中国文学の両面を学び,高等学校では味わえなかった漢文の魅力を探ります。
国語科教育学
「言語の教育」「思考と表現にかかわる根幹の教科」として,重要な役割を担っている国語科。授業を支える「授業論」「教材論」「評価論」などを研究し,国語教育のあり方を考察します。
書写書道
楷書,行書をはじめとする漢字の書,および仮名の書の基本的な書法を学んだのち,書表現の向上を図ります。また,書の歴史や書写書道に関する理論的な面も併せて研究します。
取得できる免許
主免 | 小学校教諭1種免許状 |
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副免 | 中学校教諭1種免許状(国語) 高等学校教諭1種免許状(「国語」および「書道」) 幼稚園教諭2種免許状 |
- 主免 : 卒業と同時に取得できる免許
- 副免 : 所定科目の単位修得により取得できる免許
将来のフィールド
教員採用試験への合格率はきわめて高く,多くの卒業生が県内の小?中学校の教員として活躍しています。各種公務員や企業に就職する人もいます。