初等教育教員養成課程 家庭選修
多彩な知識と実践的能力を身に付け,生活を科学する
初等教育教員養成課程 |
<募集人員> 30名 <主な学修領域>
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学びのポイント
衣食住,家庭,環境,福祉など,未来に生かせる幅広い範囲の「生活」について総合的に学びます。
家庭選修では,生活や家庭への理解促進を前提に,家庭科を得意とする小学校教員を目指します。
主な学修領域
食物学
食物に含まれる栄養素を把握して,体の健康を維持し,成長を促すのに適した生活を考えます。調理学では調理実習を通して,季節や産地の特色ある食材を生かした調理技術を身に付けます。
被服学
衣生活論では布,糸,繊維の成り立ちと種類を調べ,品質表示を通し,生活目的に合った材料を選ぶ力を習得。被服構成では手縫いの基礎?ミシン縫いを習い,縫製技術を身に付けます。
住居学
家族の成長や生活要求に合わせた住宅のあり方を考えます。使いやすくて安全な間取り,日当たり?風通しなどの環境,家具?照明などのインテリア,近隣との付き合いなどについて調査し,デザインを提案します。
家庭経営学
人生計画などの意思決定について考える「家庭経営」,生活課題について分析し,解決法を検討する「生活経済論」,人間関係や制度など多面的に家族を理解する「家族論」などを学びます。
保育学
乳幼児の成長と子育て,それらを取り巻く環境や人的?社会的援助について,総合的に学びます。諸課題について探究的に考えるため,乳幼児のいる現場での実地調査を取り入れています。
家庭科教育学
家庭科は実習を基に日常生活を地球環境問題や人権などの視点から検討する教科です。まず,家庭科が形成され,発展してきた過程を検討し,その教科としての特徴を考えます。
取得できる免許
主免 | 小学校教諭1種免許状 |
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副免 | 中学校教諭1種免許状(家庭) 高等学校教諭1種免許状(家庭) 幼稚園教諭2種免許状 |
- 主免 : 卒業と同時に取得できる免許
- 副免 : 所定科目の単位修得により取得できる免許
将来のフィールド
卒業生の多くが小?中学校および高等学校の教員になっています。そのほか公務員になったり,一般企業に就職する学生もいます。また,大学院へ進学する人もいます。