初等教育教員養成課程 美術選修
幅広い知識と表現力と教育力を身に付ける
初等教育教員養成課程 |
<募集人員> 25名 <主な学修領域>
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学びのポイント
制作や構想,鑑賞の知識や経験を深め,美術を通した人間形成に優れた人材を育成します。
美術選修では,「図画工作」を得意分野とする小学校の教員を目指します。
主な学修領域
絵画
「表現」は,きちんと相手に伝わることが重要です。自己満足で終わらないように本学の絵画教育では,いろいろな「モノの見方」と「描き方」が理解できるような基礎固めを重視しています。
彫刻
道具の使い方にはじまり,基礎的な立体表現,材料の特性や人体表現の探究と,段階的に彫刻について学びます。学生の意向によって,さまざまな材料による表現方法をフォローしていきます。
デザイン
デザインは表現の主体が「自己」ではなく「社会」にあります。本学のデザイン教育は,市場観察力?課題発見力?企画力?編集力の鍛錬を通し,問題解決のクリエイティブ提案力を磨きます。
工芸
立体造形に関する幅広い内容を含んでいます。授業では,金工?ガラス?木工などの内容で展開しています。4年次の卒業研究では,自分に適した技術と表現力を探究します。
美術史
誰かが「何か」を伝えようとして遺した作品を読み取る学問です。対象は,高松塚古墳の壁画から,キャラメルのパッケージまで,目で見られるために作られたすべての「作品」です。
美術科教育学
小学校「図画工作科」?中学校「美術科」の実践研究を中心に,美術教育の理念や,教科書,外国の事例,メディア教育など多様な視点から,美術教育の課題を探究しています。
取得できる免許
主免 | 小学校教諭1種免許状 |
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副免 | 中学校教諭1種免許状(美術) 高等学校教諭1種免許状(美術) 幼稚園教諭2種免許状 |
- 主免 : 卒業と同時に取得できる免許
- 副免 : 所定科目の単位修得により取得できる免許
将来のフィールド
正規の小?中学校教員のほか,臨時教員を経た後,また大学院を修了してから教員になる人も増えています。