学校教員養成課程 高等学校教育専攻 教科学習開発系 英語専修
世界へ羽ばたく「英語人」育成のための教育を目指します。
英語に関する専門知識,高度な英語力,そして実践的な教育力を身に付け,英語教育に精通した高等学校教員,そして,これからの中等教育における英語教育を創造し,牽引できる教員養成を目指します。そのために,高等学校により焦点を当てた,深い専門的な内容を扱った授業と,教育力と語学力を高める授業をより多く履修することができます。
募集人員
17名
大学案内2025
- 大学案内2025「英語専修」(デジタルパンフレット)
- 大学案内2025「英語専修」(PDF)
(※リンク先で示しているページ/ファイル内における授業科目は2023年度時点のものです)
ゼミ紹介(動画)
ゼミの様子を動画で公開しています。画像の上でクリックすると再生します。
4年間の学び
英語専修では,4年間を通じて,英語文学,英語学,そして英語教育の3領域すべてを学修します。加えて,各領域に共通する基礎として英語力を高める科目も履修します。英語文学領域では,英国米国だけでなく,英語で書かれた世界の文学について学びます。英語学領域では,英語の音声?文法?歴史についての科目を核として,学校教育に関連のある内容を学びます。英語教育領域では,第二言語習得の理論を支柱としてさまざまな指導法を学び,実践につなげる方法を学びます。また,高等学校等で実習を行い,4年間の集大成として,英語で卒業論文を書きます。
特色ある授業?ゼミ紹介
「英語史?英語学ゼミ」小塚良孝教授
We likes it. この英文を見てどのように思いますか? 「複数形に三人称単数現在の-sが付いているから間違っている」というのが一般的な見解でしょう。しかし,英語の実情を踏まえると実はそれほど単純ではありません。冒頭の英文が正しいか間違っているかは自明のことではないのです。このことを理解するためには英語を広い視野で見る必要があります。人が多様であるように言葉も多様です。私のゼミではこうした問題意識や言語観を土台として英語を見つめ直します。研究の過程では「複雑なものは複雑なものとして見る」,「自分の目と頭で現象を丹念に追う」という態度を重視しますが,そうしたことは社会に出る上でも無駄な経験ではないと思っています。
主な授業科目
- 英語文学講義
- 英語文学演習
- 英文学概説
- 米文学概説
- 英語学講義
- 英語学演習
- 音声学
- 英文法
- 英語史
- 英語学特殊講義
- 異文化理解
- 異文化講義
- オーラルコミュニケーション
- ライティング
- 中等英語科教育法
※授業科目は2023年度時点のものです
取得できる免許
卒業要件に含める免許状 | 高等学校教諭一種免許状(英語) |
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取得を優先して薦める免許状 | 中学校教諭一種免許状(英語) ◎特別支援学校教諭二種免許状 |
所定の科目履修で取得可能とする免許状 | ◎高等学校教諭一種免許状(情報) |
◎の免許状は,いずれか1つを選択し取得を目指すことが可能です。
将来のフィールド
ほとんどの卒業生が,高等学校?中等教育学校の教員になっています。大学院に進学する人もいますし,中には海外の日本人学校の教員になる人もいます。