学校教員養成課程 義務教育専攻 教科指導系 理科専修
自然の素晴らしさや科学の本質を理解し,分かりやすく伝える教員を育成。
現代では科学的な見方?考え方が必要とされ,理科について深い知識を持つ教員への期待も高まっています。
小学校全教科の指導力を備えた理科に強い小学校教員,および理科の専門知識と教材研究?開発力を持つ中学校教員の育成を目指します。自然科学と科学技術の観点から理科の本質を学びます。
募集人員
84名
大学案内2025
- 大学案内2025「理科専修」(デジタルパンフレット)
- 大学案内2025「理科専修」(PDF)
(※リンク先で示しているページ/ファイル内における授業科目は2023年度時点のものです)
紹介動画
画像の上でクリックすると再生します。
4年間の学び
義務教育専攻理科専修の学びは,自然科学の専門領域である物理学,化学,生物学,地学と,教科教育学としての理科教育学の5学修領域で構成されています。1年次から2年次までは,これら5学修領域の基礎的な学問内容について体系的に学びます。特に2年次では,物理学実験,化学実験,生物学実験,地学実験の授業を履修する中で,自然科学の探究に必要な方法論を修得します。こうした1,2年次の学びが小中学校理科教員として欠かせない教材研究?開発力を育てることになります。2年次後半までに五つの学修領域から自らが探究したい領域を決めて,3年次から研究室に属することになります。3年次以降は各学修領域の履修モデルに従って,より専門性の高い科目を学んでいきます。そして,4年次では4年間の学びの集大成として研究室の教員の指導を受けながら卒業研究を行い,その成果を卒業論文としてまとめます。
主な授業科目
- 初等理科教育内容
- 初等理科教育法
- 物理学
- 物理学実験
- 化学
- 化学実験
- 生物学
- 生物学実験
- 地学
- 地学実験
- 物理数学
- 基礎物理学演習
- 応用物理学演習
- 基礎物理化学演習
- 有機化学演習
- 物理化学A
- 生物学基礎演習
- 地球環境科学
- 野外生物実習
- 環境生物学実験
- 里山体験実習
- 臨海実習
- 中等理科教育法
※授業科目は2023年度時点のものです
取得できる免許
卒業要件に含める免許状 | 小学校教諭一種免許状 中学校教諭二種免許状(理科) |
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取得を優先して薦める免許状 | 中学校教諭一種免許状(理科) |
所定の科目履修で取得可能とする免許状 | 高等学校教諭一種免許状(理科) ◎幼稚園教諭二種免許状 ◎特別支援学校教諭二種免許状 |
◎の免許状は,いずれか1つを選択し取得を目指すことが可能です。
将来のフィールド
多くの卒業生が小?中学校の教員になるほか,教職大学院に進学し,実践的な学びを継続してから教員になる学生もいます。