学校教員養成課程 義務教育専攻 教科指導系 家庭専修
多彩な知識と実践的能力を身に付け,生活を科学する。
被服製作や調理の知識?技術の修得をはじめ,家庭生活と社会の関わり,保育や社会制度など,家庭科の学びは多岐にわたります。衣食住,家庭,環境,福祉など,未来に生かせる幅広い範囲の「生活」について総合的に学び,教科としての「家庭科」の教材研究?開発能力を持った教員を目指します。
募集人員
30名
大学案内2025
- 大学案内2025「家庭専修」(デジタルパンフレット)
- 大学案内2025「家庭専修」(PDF)
(※リンク先で示しているページ/ファイル内における授業科目は2023年度時点のものです)
ゼミ紹介(動画)
ゼミの様子を動画で公開しています。画像の上でクリックすると再生します。
4年間の学び
多様な在り方?多様な生き方を支える「生活」を総合的に学ぶ
- 被服が生活に果たす役割や意義を学び,被服製作に必要な知識と技術を学ぶ
- 食事と健康との関わりを理解するための基礎となる栄養学,食品学について,講義や実習を通して学ぶ
- 衛生管理にこだわり,少人数から大人数,多文化など,多様な調理技術の基礎を学ぶ
- アプリを活用した調理動画作成を行う
- 「住居」を通して「生活」を学び,「デザイン」する基礎を身に付ける
- 家庭生活や消費について,生活経営学,生活経済学の観点から,総合的に学ぶ
- 生涯の生活設計を行う上で必要なさまざまな基礎知識を身に付ける
- 家族?家庭生活について,それを取り巻く社会環境との関わりで多面的に学ぶ
- 保育の意味や意義について理解し,今,保育に求められている課題について学ぶ
- 現代社会において子どもが生まれ育つこと,子どもを産むこと/産まないこと,子どもを育てること,それらを支える社会関係や制度について,総合的に理解する
- デジタル教科書,ロイロノートなど,ICT機器を活用した家庭科の授業づくりを学ぶ
- 体験や実践を通して「できる喜び」「できる自分」を発見しながら,生活に生きる確かな力を育むことを目的とした家庭科の実践的?体験的な活動を通した授業を構想し,その意義,具体的な指導の方法と留意すべき点などを学ぶ
- 身の回りの「ひと?こと?もの」を教材化し,日常生活の中で無意識に行われていることを意識化する家庭科の授業づくりを学ぶ
- 「家庭科新聞づくり」「公共物の取材?調査レポート」などを通して,現実や実際を手がかりとした家庭科の教育内容研究や教材づくりを学ぶ
主な授業科目
- 初等家庭科教育内容
- 初等家庭科教育法
- 中等家庭科教育法
- 家庭経営
- 家族論
- 生活経済論
- 家庭経営演習
- 生活設計
- 消費者論
- 保育学
- 保育学演習
- 被服学
- 被服実習
- 食物学
- 食物学実験
- 調理学
- 調理実習
- 住居学
- 生活環境論
- 生活機器
- 初等教科教育開発 (家庭)
- 中等教科教育開発 (家庭)
※授業科目は2023年度時点のものです
取得できる免許
卒業要件に含める免許状 | 小学校教諭一種免許状 中学校教諭二種免許状(家庭) |
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取得を優先して薦める免許状 | 中学校教諭一種免許状(家庭) |
所定の科目履修で取得可能とする免許状 | 高等学校教諭一種免許状(家庭) ◎幼稚園教諭二種免許状 ◎特別支援学校教諭二種免許状 |
◎の免許状は,いずれか1つを選択し取得を目指すことが可能です。
将来のフィールド
卒業生の多くが小?中?高の教員になっています。そのほか公務員になったり,一般企業に就職する学生もいます。また,大学院へ進学する人もいます。