中等教育教員養成課程 社会専攻
さまざまな時代や視点から,私たちが生きる社会を見つめる
中等教育教員養成課程 |
<募集人員> 20名 <主な学修領域>
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学びのポイント
現代社会が抱える諸問題に向き合い,自ら考え行動できる子どもたちを育てる教員の育成を目指します。
社会専攻では,社会全体を理解した上で社会科を構成する専門的な知識と指導力を培います。
主な学修領域
哲学履修モデル(哲学,倫理学,社会科教育学)
西洋を中心とする哲学?倫理学だけでなく,生命倫理や環境倫理などの応用倫理学についても学ぶことができます。どの分野?領域を学ぶにしても,正確なテキスト読解に基づいたディスカッションを重視しており,主体的な学びの実践を目指しています。
史学履修モデル(日本史,外国史,民俗学,社会科教育学)
歴史について幅広い観点から学ぶことができます。史資料や研究書?論文をテキストとして報告?討論を行う演習形式の授業を重視しています。自ら課題を考え,自ら調査?研究し判断して,その結果を説得力ある形で示す能力の養成を目指しています。
地理学履修モデル(地理学,地誌学,社会科教育学)
地球の成り立ちや仕組み,さらに場所によって異なる地域性などの"地の理"を究明する学問です。学校を飛び出した野外巡検を行うことで,地理学的見方?考え方を学びます。知識が増えれば増えるほど,景観にその地域の成り立ちや特色を読むことができます。
法経社履修モデル(法学,政治学,経済学,社会学,社会科教育学)
この履修モデルは,社会科学の広範な領域から構成されます。そのため,3年次からは社会科教育学,法学?政治学,経済学,社会学の各分野から重点的に授業を選択し,卒業研究へと発展させます。それぞれ基本となる考え方の習得を重視するとともに,本質に迫るための多角的な視野を養います。
取得できる免許
主免 | 中学校教諭1種免許状(社会) |
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副免 | 小学校教諭1種免許状 高等学校教諭1種免許状(「地理歴史」(※1)もしくは「公民」(※2)) |
- 主免 : 卒業と同時に取得できる免許
- 副免 : 所定科目の単位修得により取得できる免許
- ※1 史学履修モデル?地理学履修モデルの学生は,高等学校教諭1種免許状(地理歴史)を取得することができます。
- ※2 哲学履修モデル?法経社履修モデルの学生は,高等学校教諭1種免許状(公民)を取得することができます。
将来のフィールド
小?中学校の教員のほか,国家公務員や地方公務員として就職する人が多いのも特徴です。大学院を修了してから教員になる人も増えてきました。