1月23日(月)、本部棟第五会議室で愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」のプログラム活動報告会を開催し、オンラインを含めて学生?教職員約20人が参加しました。
このプロジェクトは、2021年3月に策定された「愛知教育大学未来共創プラン」の一環として、大学およびその周辺地域を『学び』と『遊び』を一体化できるエリアとして、教科等横断的な実践フィールドと実践プログラムを提供するものです。今年度は昨年度実施した試行的実践を踏まえながら、宇宙体験、防災教育、能楽体験やプログラミングなど幅広いプログラムを実施しました。
はじめに小塚良孝副学長(学生支援?国際交流?未来共創担当)から、本年度の各プログラムの多様性をもとに、学びのダイバーシティが体現されている取り組みであるとのあいさつをいただきました。
その後、プログラム活動団体の代表者から、事前に作成した活動報告書の内容をもとに活動紹介や得られた知見などについて発表がありました。
11月20日(日)に実施した第2回「あつまれ!子どもキャンパス」や、本学附属学校や公立学校の受け入れなどでプログラムを実施した成果が発表され、代表者から「子どもたちの楽しさを引き出す体験をこれからも大切にしていきたい」「来年度以降、授業とうまくコラボレーションさせながらさらによい実践プログラムとして発展させていきたい」などの感想が述べられました。
最後に、野田敦敬学長から閉会のあいさつとして、本年度のプログラム実施のお礼と子どもキャンパスが学内外へもたらした影響、また今後に向けての期待の言葉が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
12月21日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、竹林整備体験会を開催し、学生12人のほか教職員ら、合計22人が参加しました。子どもキャンパスプロジェクトでは、大学に自生している竹林を利用して、 子どもたちに遊びと学びのプログラムを提供することを支援しています。 今回は竹林整備とともに、竹活用の取り組みとしてバンブーランタンの制作を実施しました。また、伐採した竹は後日チップ化してカブトムシやクワガタなどの住処とする予定です。
最初に自然観察実習園の作業員の方と共に、自然科学棟前の竹林で竹林整備体験を行いました。参加者はのこぎりを手に力を合わせて竹を伐採し、太さのある竹はバンブーランタン作成用に長さをそろえて切り出しました。日中でも肌寒さを感じる日でしたが、体を動かすうちに寒さを忘れ、熱中しながら竹林整備に取り組みました。
続けて美術?技術実習棟の木材加工実習室に移動し、バンブーランタンの制作を行いました。参加者は教職員の指示を受けながら竹を加工しやすい大きさに切り出し、刳子錐(くりこぎり)や電動ドリルなどの道具を用いて表面に穴を開け、思い思いのバンブーランタンを作りました。その後、完成したバンブーランタンを美術?技術?家政棟南の池に飾りつけ、1月11日(水)までバンブーランタンイルミネーションを実施しました。
開催後、参加した学生や教職員からは「普段ではなかなか経験出来ない貴重な体験ができて楽しかった」「楽しく竹を使って、ランタンを作ることができた。また、それを大学内に飾り、きれいに光っているのを見るととても達成感を感じられた」「次回は子どもと一緒に作りたいです!」などの感想があがりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、「大学に自生している竹林を利用して体験的な教科学習を提供すること」を目指します。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
12月7日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、東栄町立東栄小学校の1~4年生57人と引率教員7人、西尾市立佐久島しおさい学校の1~6年生13人と引率教員4人の計81人が本学を訪問しました。奥三河の山に囲まれた東栄小学校と、三河湾に浮かぶ佐久島しおさい学校の子どもたちが交流するこのイベントは「ようこそ!山と海の子どもたち」と名付けられ開催されました。
一足先にバスで大学に到着した佐久島しおさい学校の子どもたちは、緊張しつつもにこにこしながら本学に降り立ちました。その後、西野雄一郎准教授と樋口一成教授、生活科教育の学生によるワークショップ「バンブーランタンを作ろう」の会場に移動しました。子どもたちは学生や教員に見守られながら、初めて挑戦するバンブーランタン作りにあくせくしながらも笑顔の絶えない時間になりました。
バンブーランタンを作り終えた後、東栄小学校の子どもたちがバスで到着しました。野田敦敬学長に見守られながら講堂前で両校が合流し、対面セレモニーであいさつを交わしました。
両校の子どもたちはそれぞれ「体つくり運動」と「ダンス」の2つのコースに分かれ、学生との交流を楽しみました。両校の子どもたちと学生が混ざって笑いながら楽しむ様子は、見守っている周りの教職員も笑顔にさせてくれました。
昼食後は講堂前で両校の集合写真を撮影し、佐久島しおさい学校の子どもたちと野田学長、愛教ちゃん?エディに見送られながら東栄小学校の子どもたちは名残惜しそうに帰路につきました。
その後、佐久島しおさい学校の子どもたちはその日の思い出を俳句にするワークショップに参加し、短冊にしたためました。バンブーランタンと短冊をお土産にし、佐久島しおさい学校の児童も帰りのバスに乗り込み帰っていきました。
後日のアンケートでは、参加した児童からは「新しい竹の活用方法として知れたのでとてもよかった」「わかりやすかったし大学生やしおさい学校の子ともなかよくできて楽しかった」という意見があり、学生からは「子どもの目線にたつことで子どもがどうしたいかがよりわかる気がした」「1人でできると言われた時に、全てを支援しようとしていましたが、それは違うと気づくことができた」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
12月11日(日)に「第46回冬の子どもまつり」を本学キャンパスで感染対策を徹底して開催し、近隣の地域の子どもたちと学生で賑わいました。
当日は快晴のもと、実行委員会や他の学生団体が今日のために準備してきた企画を楽しむ姿を見ることができました。
「よろしくるーむ」と呼ばれる部屋で子どもと学生がグループになり、一緒に企画を回るなかで仲を深めました。
会場となった第一共通棟のいたるところに、委員が手作りした装飾を飾りました。飾りの持ち帰りの時間になると、腕いっぱいに装飾を抱える子どもであふれかえりました。 また、子どもまつり提供の本部企画「世界旅行」や他団体のさまざまな企画で遊ぶ子どもたちの姿も見ることができました。
「第46回冬の子どもまつり」に参加していただきありがとうございました!昨今のコロナ禍のなか、多くの方に参加していただけたこと大変うれしく思います。今回の子どもまつりはお楽しみいただけましたでしょうか?次回の子どもまつりでは、さらに進化した子どもまつりを提供できるよう、委員一同頑張って準備をしていきます!たくさんの参加をお待ちしております!
(第54回子どもまつり実行委員会)
12月11日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、井ケ谷子ども会?西境北東子ども会の合同クリスマス会を本学で開催し、井ケ谷子ども会から77人、西境北東子ども会から19人、そのほかの地区から11人、大学から16人の合計123人が参加しました。
子どもたちは低学年(1~3年生)、高学年(4~6年生)の2グループに分かれ、科学実験、マジックショー、運動?スポーツのプログラムを体験しました。科学実験では3つのグループに分かれ、液体窒素?しおり作り?ジャイロ工作に順番に参加し、子どもたちは知的好奇心をくすぐられ興味津々で取り組みました。マジックショーは驚きの声と歓声が絶えませんでした。運動?スポーツはバドミントンとタスポニー?縄跳び?親子運動遊びの3つから選択し、自分の興味関心に応じて楽しみました。最後に、子ども会ごとにクリスマスプレゼントを受け取り、お別れのあいさつをして閉会しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「科学実験、マジックなど子供達が驚きでキラキラワクワクしてたのしめました!」「スポーツを選択制で選ぶことができよかったと思います」「大学のお兄さんお姉さん達がとても優しかった」「嫌いだったスポーツが好きになった」「大縄跳びが楽しかった」「友達としゃべりながら楽しくやれた!他の学年ともしゃべれた!」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
12月18日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、「ミックススポーツフェスタ~種目を超えて子どもたちにスポーツの機会を~」を開催し、小学校1年生から4年生までの71人が参加しました。参加した子どもたちは3つのグループに分かれ、バスケットボール?サッカー?バレーボールの3種目をローテーションしながらすべて体験しました。
各企業様にご協力いただき、バスケットボールはシーホース三河U18ヘッドコーチの高島一貴氏、サッカーはFC刈谷アシスタントコーチ兼スクール?アカデミーコーチの岸本昌蔵氏、バレーボールはトヨタ自動車サンピエナ監督の太田有紀氏を講師に迎え、加えて各企業様の選手やスタッフの方および本学学生がサポートに入りました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「好きな競技以外も楽しいことが分かった」「3種目も一流の選手や監督から教わることができたし、補助の学生もとても明るくて親切でした」「チーム競技を初めてやって、みんなでやることが楽しかった」「また行きたい」などの感想がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
12月10日(土)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、「手作り望遠鏡体験」、本学学生による「3Dシアター宇宙の旅の上演」、本学教員による「宇宙ミニ講座」および「60cm望遠鏡による星空観望会」を実施しました。
手作り望遠鏡体験では、鏡筒となる紙筒をボンドで接着したり、慎重にレンズを鏡筒内に挿入したりと、苦労しながらも全員が最後まで完成させました。完成後は自然科学棟の屋上に上がって、遠くの景色を眺めたり、夜には星や月の観測を行いました。子どもたちは、自ら作った望遠鏡ではるか彼方の天体を観測できることに興奮していました。
3D宇宙シアターは、3Dメガネを装着することで、惑星の形や宇宙の構造を立体的に視覚できる映像体験です。学生による解説のもと、地球を飛び立ち、太陽系?銀河系を巡り、最後は宇宙の果てを目指して旅をする構成になっています。子どもたちからは、「宇宙がとても広いことが分かった」、「本当に宇宙に行ってみたくなった」などの感想が聞かれ、宇宙を身近に感じられる取り組みとなりました。
宇宙ミニ講座では、「宇宙ってどんなところ?」と題して、地球上とは違った宇宙環境についての講演を実施しました。講演では、月面で生き残るために限られた物資を必要度に応じて順位づけする「月面サバイバルゲーム」を行いました。正解の順位を発表すると「やっぱりなぁ」という納得の声や「え、そんなに重要なの?」といった意外な発見もあり、一喜一憂する姿が印象的でした。ひょっとすると、参加者の中から将来宇宙に飛び立つ人が現れるかもしれませんね。
60cm望遠鏡による観望会では、冬の夜空を彩る一等星を中心に観測を行いました。初めて見る巨大な望遠鏡に圧倒されながらも、興味津々で望遠鏡を覗き込み、星の明るさや色の違いを楽しみました。
(理科教育講座 准教授 幅良統)
11月20日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、第2回「あつまれ!子どもキャンパスin愛知教育大学」を本学で開催しました。小学生282人と大学?本学附属高等学校から264人(学生?生徒232人と教職員32人)、地域の高校から11人(生徒10人?教員1人)の計557人(保護者の方を除く)が参加しました。
第2回となる本イベントでは前回よりも実施規模を拡げ、教職員や学生?生徒が作成した23のプログラムを組み合わせ、一つのプログラムをじっくり体験する「愛教ちゃんコース」12コースと、二つのプログラムを時間を分けて体験する「エディコース」7コースの計19コースを設けました。参加した子どもたちは希望したコースのプログラムに熱心に参加していました。
〇Aコース:電動車椅子サッカーを体験してみよう!
電動車椅子の乗り方や扱うボール等の説明を受けた後、実際に車椅子に乗り操作を覚え、ボールを運んだり蹴ったりしました。参加した子どもたちからは「でんどう車いすにはじめてのってたのしかった」(原文ママ、以下同様)などの感想が寄せられました。
〇Bコース:プログラミングで遊ぼう学ぼう:ロボットが働く未来の劇をつくろう!
専用のソフトRobo Blocksを使いプログラミングを行い、人型ロボット「Pepper」に話しかけてコミュニケーションを楽しみました。参加した子どもたちからは「プログラミングは生活に使えること、とてもおもしろいことを知れて、とても楽しかった」などの感想が寄せられました。
〇Cコース:プログラミングで遊ぼう学ぼう:ロボットでお絵かきをしよう!
ロボットを使った作図方法の説明を受けた後、タブレット使ってプログラミングロボットRoot?を動かし、模造紙に思い思いの図形を描き出しました。参加した子どもたちからは「デジタルの中の絵ではなく、現実の紙に描けるのがすごかった」などの感想が寄せられました。
〇Dコース:切って繋げるバンブーロード@附属高校
五グループに分かれ、本学附属高校の生徒とともに竹の伐採、枝きり、玉きりや竹割りなどの竹林整備活動を実施しました。参加した子どもたちからは「竹の節わりが楽しかったし、いろいろな道具が使えておもしろかった」などの感想が寄せられました。
〇Eコース:愛教の馬に会いに行こう!
馬術部員の指導のもと、乗馬体験や思い出作りのプラ板工作体験、人参の餌やり体験を行いました。参加した子どもたちからは「馬がとても大きくてびっくりしたし、思ったよりサラサラしてた!」などの感想が寄せられました。
〇Fコース:フィルムで体験「ココロを保存」
写真サークルRAWの学生からフィルムカメラの使い方の説明を受けた後、カメラを持ってAUEスクエア周辺に出てさまざまな風景を撮影しました。参加した子どもたちからは「はじめてのフィルムカメラがさわれたから楽しかった」などの感想が寄せられました。
〇Gコース:大学生とミニ運動会!
アイスブレイクとして宇宙じゃんけんを行った後、玉入れやキャタピラ競争、台風の目、障害物競走などの競技を学生と一緒に取り組みました。参加した子どもたちからは「大学生もいっしょに楽しんでいてとても楽しく笑顔になることができた」などの感想が寄せられました。
〇Hコース:ひとりでできるもん!Cooking編
家庭専修の学生からかぼちゃの育て方の紹介を受けた後、学生が育てたえびすかぼちゃを用いてクッキー作りを行いました。参加した子どもたちからは「形をつくるのはむずかしかったけど、ラッピングやきじを作るのが楽しかった」などの感想が寄せられました。
〇Iコース:ひとりでできるもん!Sewing編
家庭専修の学生の補助を受けながら、手縫いによる舟形コースターやミシンを用いたトートバッグなど、生活に便利なグッズを作成しました。参加した子どもたちからは「新しいことができて面白かったし、いろいろな道具の使い方を知ることができた」などの感想が寄せられました。
〇Jコース:高校生と遊ぼう!笑顔!元気!わくわくスポーツ教室
本学附属高校の生徒と一緒に、前半はボッチャやスポーツ鬼ごっこ、後半はサッカーやダンスに分かれたくさん体を動かしました。参加した子どもたちからは「たくさんの友達と遊べ、楽しかったです」「苦手な分野を楽しくきたえられた」などの感想が寄せられました。
〇Kコース:竹でご飯が炊けるかな?
当日は雨天のため、防災かまどでの竹を用いた炊飯の代わりに、災害時にもできるご飯の炊き方や避難準備、非常食などについて学び、実際に炊けたご飯を食べました。参加した子どもたちからは「ふだん知れないことを知れて楽しかった。さいがいたいさくなどにきょうみをもてた」などの感想が寄せられました。
〇Lコース:アンアンあんこ!~オリジナルどら焼きに挑戦~
岡崎市にある老舗和菓子屋「小野玉川堂」の方に和菓子やあんこについて説明を受けた後、どら焼きにあんことさまざまなトッピングを乗せて自分だけのどら焼きを作りました。参加した子どもたちからは「お姉さんたちとお兄さんたちがやさしくて、どらやきのあじもすごくおいしかった」などの感想が寄せられました。
〇M1コース/N2コース:未経験者大歓迎!AUEサッカースクール
サッカークラブ豊田AFCのコーチや本学サッカー部の部員とともに、ボールを用いた遊びを通じてサッカーの面白さに触れました。M1コースは低学年、N2コースは高学年の子どもたちが参加し、「私はサッカーが苦手で体育の授ぎょうでいつもしっぱいしていて少しうまくなれてうれしかった」などの感想が寄せられました。
〇M2コース:リズムにのって楽しく体を動かそう!
学生と一緒に、相手の動きを真似たりリズムや音楽に合わせて踊ったりし、保護者の方の前でダンスを披露した後、ダンス部の作品を鑑賞しました。参加した子どもたちからは「いっぱい体をうごかして楽しくダンスをできた」などの感想が寄せられました。
〇N1コース:パワーアップ大作戦! ~空手で体を動かそう~
空手道部の学生から空手道について説明を受け、子どもたちでもできるようにアレンジされた型や組手などを体験しました。参加した子どもたちからは「かたと組手(くみて)がとてもかっこよかった」などの感想が寄せられました。
〇O1コース:人形劇を見にいこう!
人形劇サークルじゃんけんぽんの学生がつくったオリジナル人形劇2本を鑑賞し、幕間のクイズや写真撮影時の人形のふれあい体験を楽しみました。参加した子どもたちからは「人形がかわいかった。声が聞きとりやすかった。人形にさわれてうれしかった」などの感想が寄せられました。
〇O2コース:扇を持って舞ってみよう!能楽の世界へようこそ!
能楽部の学生から能楽についての説明を受けた後、途中でクイズを交えながら仕舞を体験したり能面をつけてみたり、全員で謡(うたい)の体験を行いました。参加した子どもたちからは「よっぱらったおばけをおどるのがたのしかった」などの感想が寄せられました。
〇P1?Q1?R1?S1コース:スペシャルキッズマジックショー
本学職員やYu-seiさん、志歩さんらマジシャンの繰り出す不思議なマジックとコミカルなトークに、子どもたちも驚きや笑い声が絶えませんでした。参加した子どもたちからは「はじめてちゃんとマジックを見たので、おもしろかったです」などの感想が寄せられました。
〇P2コース:竹チップでカブトムシを育てよう!~冬の幼虫探し~
カブトムシの生態について説明を受けた後、土の中を掘り起こして見つけたカブトムシの幼虫を、虫眼鏡を使ってじっくり観察しました。参加した子どもたちからは「幼虫の動きがおもしろかった。元気な幼虫だった」などの感想が寄せられました。
〇Q2コース:わくわく!不思議(ふしぎ)な科学実験教室(かがくじっけんきょうしつ)
訪問科学実験わくわくの学生とともに、大気圧に関する実験やガラスコップを用いた音の実験などを通じて科学の面白さを体験しました。参加した子どもたちからは「空気の力について学べてとてもよかった」などの感想が寄せられました。
〇R2コース:竹のおもちゃをつくろう!
学生から道具の使い方についての説明を受け、のこぎりややすりなどを使いながらさまざまなおもちゃを作成しました。参加した子どもたちからは「弓がつくれたのですごくよかったです」などの感想が寄せられました。
〇S2コース:簡単DIY!おしゃれなランタンを作ろう
学生から注意事項を教えてもらい、学生の指導のもとのこぎりで竹を切ったり卓上ボール盤で穴を開けたりしてバンブーランタンを作成しました。参加した子どもたちからは「きれいにあかりをともしたときがすごかった」などの感想が寄せられました。
プログラムを実施した学生や教職員からは、「普段実際に子どもたちとかかわる機会は少ないため、貴重な時間を過ごすことができたし、子どもたちのパワーを感じることができてとてもよかった」「体験を通して笑顔になってくれた際にとても嬉しく感じ、また、試行錯誤している姿を見てうまく支援したいと思った」「学生が子どもたちと一緒になって楽しみながらかかわってくれたおかげで、子どもたちも終始楽しそうに、常に本気で動いていたので、とてもいい雰囲気の中で実施することができました」などの感想があがりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れてまいります。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
10月28日(金)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、附属特別支援学校の中学部の1年生3人、2年生3人、3年生5人、引率の先生8人の計19人が本学を訪問しました。
バスで大学に到着した生徒たちは野田敦敬学長に迎えられ、笑顔であいさつを交わしながら一人一人学長シールを手渡されました。その後、学生と交流するため美術教育講座の永江智尚准教授による造形ワークショップ「色のふしぎを楽しもう」の会場に移動しました。生徒と学生で班を作り、学長たちに見守られながら不思議で楽しい色水作りで大いに盛り上がりました。
色水作りを楽しんだ後は、AUEスクエアにて附属特別支援学校の生徒が作った制作物(クリスマスグッズやクルミボタンマグネットなど)の販売を体験しました。みんなで元気にお客さんを呼び込むと、野田学長やたくさんの学生たちが買い物に来てくれ、満員御礼の大忙しとなりました。生徒たちが一生懸命商品の説明をし、お金の計算をしているうちに、たくさん用意してきた商品はあっという間に売れました。
販売の終わりには「愛教ちゃん」や「エディ」も来てくれて、みんなで記念写真を撮りました。 その後みんなでお弁当を食べ、最後までニコニコしながらバスに乗り込みました。
生徒からは「(制作物の販売で)お客さんが売り物のコースターをおしゃれだと喜んでくれてよかった」という声があり、ワークショップに参加した学生からは「想像以上に生徒が教材や教具を丁寧に扱っていた事から、日々の適切な支援の大切さを学び、それを踏まえてたくさんの教材に触れる機会を作っていかなくてはいけないと感じた」という意見がありました
附属特別支援学校の先生からは「学生が生徒に応じて対応を工夫してくれたので、多くの生徒たちが楽しんで参加できた」という意見をいただきました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
10月28日(金)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、井ケ谷幼児園の園児によるどんぐり拾いを本学キャンパス内で実施し、井ケ谷幼児園の5歳児38人と4歳児54人と引率教諭10人、大学からは教員1人とボランティア学生4人を含む合計107人が参加しました。
井ケ谷幼児園を出発した園児は引率教諭とボランティア学生に見守られながら本学附属図書館南側通路および陸上競技場北側の森に到着しました。その後、野田敦敬学長からあいさつを受けると、本学のマスコットキャラクターである「愛教ちゃん」と「エディ」のシールをもらい、大切そうにポケットにしまっていました。どんぐり拾いがはじまると園児達は思い思いにどんぐりや葉っぱ、木の実などを拾っていました。園児達は拾ったものを教員やボランティア学生に見せて、「見て!見て!たくさん拾ったよ!」「これは何の実?」「あそこに虫が隠れているよ」などと積極的に話しかけていました。その後、お菓子を食べたり、かけっこをしたりして遊んだあと、5歳児は幼児園に帰りました。4歳児は芝生のうえでお弁当を食べて記念撮影をした後に、ボランティアの学生にお礼とお別れを言いながら幼児園に帰りました。
参加した園児からは「小さいどんぐりや大きなどんぐり、ぼうしつきのどんぐり、いっぱい見つけられて嬉しかったよ!」「大学生のお姉さんと話したことが、たのしかった!」などの感想があり、また、井ケ谷幼児園の教諭からは「秋の自然物をたっぷり拾わせていただき、ありがとうございました。子どもたちが夢中になって、探す姿が印象的でした」というお言葉をいただきました。学生ボランティアからは「小学生とかかわることはあるが、幼児とかかわることはあまりなかったので新鮮だった」「道路を歩く時も先生方が周りに気を配り子どもたちの安全を第一に考えている姿を見て責任感の高さを感じた」という感想がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室長 稲垣匡人)
8月6日(土)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学学生による宇宙クイズ大会、3D宇宙シアターおよび本学の60cm望遠鏡を用いた星空観望会といった内容の『目指せ宇宙博士!宇宙体感?体験プロジェクト』を実施しました。当日は小中学生21人、保護者15人が参加しました。
宇宙クイズ大会では、4択形式で月や惑星、星に関するクイズが出題され、自信満々に回答をする子どもたちの姿が印象的でした。クイズに正解した時は大きな拍手が沸き起こったり、また意外な答えの時には驚きの声が聞こえたりと、会場は終始大盛り上がりでした。
3D宇宙シアターは、3Dメガネを装着することで、惑星の形や宇宙の構造を立体的に視覚できる映像体験です。学生による解説のもと、地球を飛び立ち、太陽系?銀河系をめぐり、最後は宇宙の果てを目指して旅をする構成になっています。子どもたちから、「宇宙旅行をしている気分だった」、「惑星の姿を近くで見られて綺麗だった」などといった感想が聞かれ、宇宙を身近に感じられる取り組みとなりました。
日が沈んで暗くなってから、自然科学棟の屋上に設置された天文台に上がり、60cm望遠鏡や小型屈折望遠鏡を用いた星空観望会を実施しました。子どもたちは興味津々で望遠鏡を覗き込み、夏の星座を構成する色とりどりの恒星や、月面のクレーターを観測しました。この日は近隣の地域で花火大会も行われていたため、屋上から星空と花火の両方を見ることができるという、なんともぜいたくな時間を堪能できました。
(理科教育講座 准教授 幅 良統)
8月9日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、また本学初のクラウドファンディング「竹チップで子どもたちにカブトムシに触れる体験を。」の事業の一環として、本学キャンパス内でカブトムシを捕まえるイベント「カブトムシのつかまえかたおしえます!」を開催しました。講師として佐藤治先生(愛知県立瀬戸つばき特別支援学校教諭)をお招きし、近隣の子どもたちとその保護者13人、学生ボランティア7人の合計20人が参加しました。
最初に教室に集合し、佐藤先生からのカブトムシが集まりやすい樹や採集する際の注意事項などの説明があり、子どもたちがまだかまだかとそわそわし始めたところで外に繰り出しました。
カブトムシが集まりそうな樹のある場所まで移動し、佐藤先生の説明を聞きながらみんなでカブトムシを探しました。教員や学生が見守る中、子どもたちはたくさんのカブトムシを見つけることができ大興奮の様子でした。子どもたちは捕まえたカブトムシを保護者や学生に見せ、ニコニコしながら自分たちの虫かごにカブトムシを入れていました。
教室に戻るとクラウドファンディングで集めた資金で購入した飼育セットが子どもたちに1セットずつプレゼントされ、子どもたちは大事そうに抱えて家に持ち帰りました。
開催後の参加した子どもたちからのアンケートには「大学にたくさんのカブトムシがいてびっくりした」「お兄さんお姉さんが親切にしてくれて安全に参加できてうれしかった」などの意見があり、また、学生ボランティアからは「危機管理をしつつ、大事なことを伝えている先生たちがかっこよかった」という意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
本年6月、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、また本学初のクラウドファンディング「竹チップで子どもたちにカブトムシに触れる体験を。」の事業の一環として、井ケ谷幼児園、小高原幼児園、かりがね保育園、かりがね幼児園、慈友保育園、富士松北保育園、富士松北幼児園、富士松南保育園、富士松南幼児園、平成幼児園の10園にカブトムシの幼虫が入ったプランターを配布しました。
8月に入り、配布した園から続々と「カブトムシの幼虫が羽化しました」との報告を受けました。子どもたちは幼虫が成虫になると、「やった~、カブトムシになった!」とみんなで喜び、「何を食べるのかな?」と友達と話し合っていました。また成虫になったカブトムシを見ながら、「角が硬いね」「足の先がひっかかってるんだ」とカブトムシの体の状態や動きなどをじっくりと観察したり、『かぶとむし』の本で調べて「この本と一緒だね」とお腹を見て足の生え方や動かし方等を見比べたり、気付いたことを友達と伝え合ったりしていました。
園の先生方からも「カブトムシの世話を通して、子ども達は生き物を育てることの大変さや楽しさ、かえった時の喜びなどいろいろな気持ちを感じることができました。また、興味を持つ機会をいただいたことで、観察したり、調べたり、友達や保育者と話し合ったりと子ども達の学ぶ力を養う機会にもなったと感じております」とのお声をいただきました。
本学の未来共創プランのビジョンである「愛知教育大学は、子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」を実現するため、今後も子どもたちが安心して遊び、学ぶことができるプログラムを提供してまいります。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 稲垣匡人)
8月7日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、愛知教育大学のグラウンドを使用し、『サッカーフェス』を開催しました。
『サッカーフェス』は、昨今のコロナ禍の影響で、外遊び経験が減っていることもあり、運動することの楽しさを伝えることや、地域の子どもたちに運動の機会と触れ合いの場を提供することを目的に開催したもので、サッカー教室等の活動を行っているサッカークラブ豊田AFCの協力のもと、サッカー大会とサッカースクールの2部構成で実施しました。
サッカー大会では、地域のサッカー教室に通う小学校高学年の3チーム50人が参加し、日ごろの練習の成果を発揮し、たくさんの保護者の声援をうけ、熱戦を繰り広げました。
サッカースクールでは、未就学児童(2才から5才)の20人と小学校低学年の26人が参加し、ボールを使った運動から、シュート練習、ミニゲームを実施しました。未就学児の中にはサッカーが初めての経験で、不安で泣き出す子もいましたが、だんだんと慣れてくるにつれ、元気よく楽しむ姿が見られました。
実施後のアンケート結果には、「たくさんの友達と楽しそうに練習していた」「遊びの要素が入っていて楽しめた」「コーチが年齢に合わせて指導してくれたことが良かった」といった意見があり、保護者からも好評なものとなりました。
今後は、11月20日(日)に愛知教育大学の「あつまれ!子どもキャンパス」のイベントとして、サッカースクールの開催を予定しており、たくさんの子どもたちに参加してもらえるように準備を進めていきます。
(附属学校課 岡崎小学校事務係 係長 沓名正樹)
7月1日(金)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、附属岡崎小学校4年生と留学生の交流授業を本学で実施し、附属岡崎小学校4年生30人と引率教員1人、留学生15人、学生ボランティア5人を含む合計51人が参加しました。
授業開始前に小塚良孝副学長(学生支援?国際交流?未来共創担当)からあいさつがあり、続いて愛教ちゃんとエディが登場すると、子どもたちは大きく盛り上がりました。その後野田敦敬学長が見守る中、子どもたちと留学生が対面し授業を開始しました。みんなで輪になって自己紹介をした後、子どもたちが留学生に向けて日本の紙芝居を英語で披露しました。堂々とした子どもたちの朗読に留学生は聞き入っている様子でした。
その後、図書館に移動し、子どもたちと留学生、学生ボランティアが混ざった班を作ったうえで、各班で興味のある絵本を紹介したり、お互いの国について質問し合ったりと自由にコミュニケーションを取り、楽しい時間を過ごしました。
開催後の参加した子どもからのアンケートでは「留学生が真剣に紙芝居を聞いてくれた」「英語で交流できてうれしかった」などの意見があり、また、留学生からは「子どもたちと素晴らしい体験ができたのでまた参加したい」という意見が寄せられました。学生ボランティアからは「英語を話すことができる先生ではなく、子どもと同じ目線で英語の時間を楽しんでくれる先生でいることが大切だと気付いた」という意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
6月28日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校高等部1?2年生19人と引率教員7人が遠足で本学を訪れました。
大学に到着すると、まず生徒一人一人に活動をより楽しむためのシール台紙が配られました。台紙に自分の名前を書いた後、引率の先生の指示に従い次の活動場所に向かいました。
保健体育講座の成瀬麻美准教授によるダンス活動では、学生も交えて二人一組になり活動を行いました。ストレッチを兼ねたペア運動を行った後、音楽のリズムに合わせて自由な発想で踊ったり、新聞紙を使って演技を交えつつお題を表現したりするなど、目一杯体を動かしました。途中、休憩時間の際に野田敦敬学長が生徒たちと交流しながら、学長の似顔絵が描かれたシールを台紙に貼り付ける一幕もありました。
続いて昼食後、特別支援教育特別専攻科の学生が中心となり、造形活動を行いました。学生の補助を受けながら「ダブルリングひこうき」を制作すると、学生の持つフラフープの的に向けて飛ばしてみたり、誰が一番遠くに飛ばせるか競い合ったりしました。それぞれの活動の際に学生や先生から台紙にシールを貼ってもらい、すべてのシールを集めた台紙に参加証明書を差し込むと、生徒たちは完成した自分の台紙をうれしそうに眺めていました。
最後に美術?技術?家政棟の前で学年写真を撮影し、生徒たちは暑さにも負けないくらいの笑顔でバスに乗り込み、大学を出発しました。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
7月9日(土)午後、本学の馬術部は、愛知教育大学未来共創プランの戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」として『馬とのふれあい体験会~愛教の馬に会いに行こう!~』を開催しました。
このイベントは、馬術部がこれまで不定期に過去5回ほど開催してきたもので、昨年度成立したクラウドファンディングによる全国からの寄付(総額115万円、寄付者81人)を新たな財源として内容を充実したものです。「子どもたちに馬とのふれあいを通して、馬の魅力と馬術の魅力を伝え、生き物に対する興味関心を高めてほしい」という部員たちの思いに賛同して集められたたくさんのご寄付は、イベントを継続的に行っていくために必須となる馬たちの健康維持費(飼料費や装蹄費)と安全にイベントを行うために使用する道具や設備の整備費に使われています。
クラウドファンディング成立後初となる「馬とのふれあい体験会」には、16組の親子(22人の小学生)が参加しました。参加した子どもたちは、馬とふれあう際の注意点を受付で説明を受け、開会式後には「乗馬グループ」と「プラ板作りグループ」に分かれそれぞれの体験を楽しみました。乗馬グループは、エアバックベストを着用して2組ずつ順番で引き馬に乗り馬場をゆっくり一周しました。部員と一緒に仲良く二人で乗馬する子や一人で楽しそうに乗る子もいて、見守る家族に向かって記念のポーズを取る姿も見られ22人全員が無事に乗馬体験することができました。また、プラ板作りグループは、用意された馬の下絵に自由に色や文字を工夫して描く姿が見られ、出来上がったキーホルダーを友達同士で見比べる場面もありました。
その後子どもたちは、家族とともに厩舎(きゅうしゃ)内の馬たちにニンジンを食べさせる体験をしました。手のひらをなめられて驚く子や馬の頬をなでる姿も見られ、4頭の馬たちも子どもたちの前で喜んでいるようでした。
今回のふれあい体験会には、定員20人のところ80人を超える申し込みがあったため、参加者の抽選を行った上で、当日はグループ分けした活動が行われましたが、なるべくたくさんの子どもたちに馬とふれあう機会を提供するために、今後も工夫と改善を重ねて開催されることが期待されます。
なお、当日は地元のケーブルテレビ局と新聞社による取材も行われました。
【参加した子どもたちの感想】
〇最初はこわかったけど、馬はとてもかわいいと思った。
〇ニンジンを食べさせることができてうれしかった。
〇馬の背中の上は見晴らしがよくて気持ちよかった。
〇大学生がやさしく教えてくれました。
〇馬のたづなを引いたら止まったり右にまがってくれたのでおどろいた。
〇プラ板に馬の名前を書いた。いいお土産ができました。
【馬術部 鈴木拓海主将】
「今回は予想以上にたくさんの申し込みがあってお断りしたご家族もありました。今日は遠くのほうで雷が鳴るなど天気が心配されましたが、無事22人の子どもたちが乗馬を体験することができてほっとしています。このふれあい体験会は、部員にとっても教職を目指す学生として、子どもたちとかかわる貴重な機会となっていますので、今回の課題と反省を次の開催に生かしていきたいです」
(理事?副学長 新津勝二)
6月29日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、竹林整備体験会を本学馬場で開催し、教職員11人のほか学生6人を含む合計17人が参加しました。子どもキャンパスプロジェクトでは、大学に自生している竹林を利用して、子どもたちに遊びと学びのプログラムを提供することを支援しています。 今回は子どもたちが竹林で遊ぶことができるようにするキックオフイベントとして、竹林整備体験会を開催しました。伐採した竹はチップ化してカブトムシやクワガタなどのすみかとする予定です。
最初に自然観察実習園の作業員からなぜ竹林を整備しなければならないのかの説明があり、次に竹の切り方のレクチャーを受けました。その後参加者は数人のグループに分かれて竹林に入り、次々と竹を切っていきました。とても暑い日でしたが、適宜水分や休憩を取り、和気あいあいと楽しく竹林の整備を行いました。
開催後の参加した学生からのアンケートでは「普段できない貴重な体験ができた」「次回は友達を連れて来てみんなで参加したい」「体験後に流しそうめんなど、みんなで楽しめることがあるとより良いのでは」などの意見があり、とても好評でした。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、「大学に自生している竹林を利用して体験的な教科学習を提供すること」を目指します。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
6月12日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、井ケ谷?西境北東子ども会新入生歓迎会を本学で開催し、井ケ谷子ども会83人、西境北東子ども会15人、そのほかの地区から6人、教職実践演習や地域貢献活動により参加した学生33人の合計137人が参加しました。
子どもたちは1~3年生、4~6年生の2グループに分かれて、第1体育館と第2体育館でさまざまなスポーツを学生と一緒に体験しました。1~3年生はドッジボール、ソフトラクロス、シュートゲーム、4~6年生はドッジボール、ミニサッカー、シュートゲームを各30分間の合計90分実施しました。みんなでたくさん体を動かし、楽しい時間を過ごしました。最後に子どもたちはお土産を受け取り、お別れのあいさつをして閉会しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「強いお兄さんや優しいお姉さんがいて、友達とも遊べて楽しかった」「とにかく子どもたちが楽しそうで元気いっぱいだった。学生さんがコートの外で待機している子どもたちにも声を掛けてくれていた」などの意見が、学生からは「異学年交流の経験が今までなかったので参加することができてよかった」「子どもたちに楽しんでもらえ、自分も楽しめた」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
6月13日(月)、天候にも恵まれ心地よい風が吹く中、本学の自然観察実習園において、附属幼稚園の5歳児50人、有志参加の幼児教育選修4年生25人、野田敦敬学長、幼児教育講座の教員合わせて約80人がジャガイモ掘りを行いました。昨年度は、緊急事態宣言発令中でコロナウイルス感染予防のために残念ながらオンラインでの開催となりましたが、今年度は感染対策を万全にし、3年ぶりの開催となりました。
野田学長からのあいさつに引き続き、実習園の作業員から備中鍬を用いた芋掘りの仕方について説明があった後、グループごとにおのおの手でジャガイモを掘り出しました。例年に比べ雨が多く、虫に食われてしまったジャガイモもありましたが、園児の手に収まらないような大きなジャガイモや可愛らしい小さなジャガイモなどを手にした園児のうれしそうな声や笑顔が見受けられ、園児にとって貴重な体験の場となったようです。また、4年生の学生は保育職の就職試験の只中にあり、保育の実地試験に備えて幼児と関われる貴重な機会になったようです。
■ ジャガイモ掘りを行う園児の様子
(学術研究支援課 学系支援係 創造科学系 玉城寛人)
6月8日(水)、本部棟第一会議室で愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」のプログラム募集説明会を開催し、学生?教職員約20人が参加しました。
当プロジェクトは、昨年3月に策定された「愛知教育大学未来共創プラン」の一環として、大学およびその周辺地域を『学び』と『遊び』を一体化できるエリアとして、教科等横断的な実践フィールドと実践プログラムを提供するものです。今年度も昨年度の試行的実践を踏まえながら、子どもたちが学び遊ぶことのできるプログラム、または学内資源としての竹を活用したプログラムを本学学生や教職員から募集しています。
冒頭に野田敦敬学長から「『子どもの声が聞こえるキャンパス』『地域から頼られる大学』を目指す子どもキャンパスプロジェクトを進めるため、それぞれの得意分野の力を生かしてほしい」とあいさつがあり、引き続き小塚良孝副学長(学生支援?国際交流?未来共創担当)が子どもキャンパスプロジェクトについての全体説明を行いました。 その後、昨年度プログラムを実施した団体の代表者から、これまでの取り組みや今後の展望についての紹介があり、終わりに真島聖子学長補佐(未来共創プラン担当)から期待の言葉が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
6月2日(木)?3日(金)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、刈谷市内の幼児園?保育園にカブトムシの幼虫を贈りました。
今回の寄贈は、同プロジェクトの中で2月1日(火)~3月31日(木)の期間で実施した本学初のクラウドファンディング「竹チップで子どもたちにカブトムシに触れる体験を。」の事業の一環として子どもたちがカブトムシと触れ合う機会を提供するもので、井ケ谷幼児園、小高原幼児園、かりがね保育園、かりがね幼児園、慈友保育園、富士松北保育園、富士松北幼児園、富士松南保育園、富士松南幼児園、平成幼児園の刈谷市内の10園にカブトムシの幼虫が入ったプランターを贈りました。
子どもたちはプランターが運び込まれると「何の土だろう?」「これなぁに?」と興味を示し、職員の説明に耳を傾けました。プランターの中からカブトムシの幼虫を見つけると、大喜びで幼虫に触れ、手に乗せたり動きを観察したりしました。また、3日(金)午前には野田敦敬学長も同行し、園児たちとの交流を深めました。
本学の未来共創プランのビジョンである「愛知教育大学は、子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」を実現するため、今後も子どもたちが安心して遊び、学ぶことができるプログラムを提供してまいります。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
4月26日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属名古屋小学校の2年生88人と引率教員4人が遠足で本学を訪れました。
大学に到着すると、まず講堂前で本学公式マスコットキャラクターである愛教ちゃんとエディとともに記念撮影を行い、クラスごとにプログラム体験へと出発しました。
プログラム体験では「馬とのふれあい体験」「わくわく科学実験」「図書館見学」の3つのプログラムを順番に体験しました。「馬とのふれあい体験」では馬術部員から馬の説明を受け、実際に子どもたち自身で餌をあげ、馬が食べる姿を興奮しながら見ていました。「わくわく科学実験」では本学パートナーシップ団体のマスコットキャラクター「訪問科学実犬ワンダーくん♂」が出迎え、岩山勉理事や学生が繰り広げる科学実験に目を丸くしていました。「図書館見学」では職員の案内のもと、図書館の蔵書の数や大型図書を見て驚きの声をあげ、キッズライブラリーでは絵本を広げ夢中になって読みました。
プログラム体験を終えた後は次世代教育イノベーション棟に移動し、みんなで昼食を取りました。
最後に講堂で愛教ちゃんとエディと一緒にクラスごとの写真撮影を行い、大学に自生しているカブトムシの幼虫をお土産としてもらいました。当日はあいにくの曇り空でしたが、子どもたちのすてきな笑顔が学内に広がりました。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
5月8日(日)に「第53回 子どもまつり」を本学キャンパスで開催し、近隣の地域の子どもたちと学生で賑わいました。
当日は快晴のなか、実行委員会や他の学生団体が今日のために準備してきた企画を、来場した子どもたちや学生が楽しんでいる姿を見ることができました。参加した学生は「よろしくるーむ」と呼ばれる部屋で子どもたちとグループになり、一緒に企画を回るなかで仲を深めました。
会場となった第一共通棟には、実行委員会の学生が手作りした飾りを廊下や壁などのいたるところに飾りました。飾りを持ち帰ってよい時間になると、多くの飾りを腕いっぱいに抱え、笑顔を見せる子どもたちであふれかえりました。
子どもまつりに参加した子どもたちは、学生との別れを最後まで惜しみ、学生も帰っていく子どもたちが見えなくなるまで手を振り続けていました。学生たちは、「子どもたちを笑顔にすることができた」という達成感と、「次回はもっと楽しませることができるようにしよう」という新たな目標を得たようです。
■ 第53回子どもまつり実行委員会 委員長 鷹見洸平さんのコメント
5月8日(日)に開催した「第53回子どもまつり」には約250人の子どもたちと、約60人の学生が参加してくれました。参加してくれた皆さんは楽しんでいただけましたでしょうか?次回の「第46回 冬の子どもまつり」は 12月11日(日)に開催予定です。次回も楽しい企画を多数用意しますので、ぜひお越しください! 委員一同、たくさんの参加を心よりお待ちしております!
(第53回子どもまつり実行委員会)
4月20日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属岡崎小学校の3?4年生がペア遠足で本学を訪れました。小学生176人と引率教員6人がプログラム体験や授業参加などを通じて楽しい時間を過ごしました。
まず講堂前に到着すると、本学公式マスコットキャラクターである愛教ちゃんとエディが子どもたちを出迎えました。3年生と4年生のペアに分かれて整列し、小塚良孝副学長やボランティア学生からのあいさつに元気な返事で答えると、それぞれのプログラム体験へと出発しました。
プログラム体験では3つのグループに分かれ体験活動を行いました。「マジックショー」では本学職員が繰り広げるマジックに目を輝かせ、簡単にできるマジックを教えてもらいペア同士で披露しました。「馬とのふれあい体験」では馬術部部員の説明を受け、間近で見る馬の大きさと迫力にどきどきしながら、実際に撫でてみたり餌をあげたりしました。「図書館見学」では職員の案内のもと、キッズライブラリーで気に入った図書を手に取り、大学史資料展示室などの展示資料に興味深そうに見入っていました。
その後、5つのグループに分かれ、保健体育講座の上原三十三教授による「なわとび実技」、成瀨麻美准教授による「リズムダンス実技」、鈴木一成准教授による「手軽な運動遊び」、生活科教育講座の柿崎和子教授による「大学探検」、社会科教育講座の土屋武志教授による「新聞を使ったワークショップ」の授業に参加しました。どの授業も学生と一緒に楽しそうに取り組みました。
授業後はAUEスクエアに移動し、思い思いの場所で昼食を取りました。
最後に講堂前で愛教ちゃんとエディと一緒に記念撮影を行い、大学に自生しているカブトムシの幼虫をお土産としてもらいました。その後、子どもたちは満面の笑みを浮かべながら帰りのバスに乗り込みました。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
2月1日(火)~3月31日(木)の期間で実施していた本学初のクラウドファンディング2件が目標額を達成し成立しました。今回、成立した事業はいずれも、本学が野田敦敬学長のもと推進する「子どもキャンパス構想」のプログラムで、子どもキャンパスプロジェクトが実施する「竹チップで子どもたちにカブトムシに触れる体験を。」と馬術部が実施する「子どもたちに『馬(サラブレッド)とのふれあい体験会』を提供したい!」の2件です。カブトムシに触れる体験には82人総額119万円の支援を、馬術部には81人総額115万円の支援をお寄せいただきました。募集期間中にはご寄附をくださった方々はもちろんのこと、チラシの配布にご協力いただいた方や心温まる応援メッセージをお寄せくださった方など、多くの皆さまにご支援いただき、本学が地域より愛され期待されている大学であることを改めて実感することができました。また、新聞?ラジオ?ケーブルテレビなどたくさんのメディアにも取り上げていただきました。ご支援いただいた皆さまに感謝申し上げます。今年度、いただいた支援を活用し、それぞれの事業を進めてまいります。
「竹チップで子どもたちにカブトムシに触れる体験を。」実行者 小塚良孝からのメッセージ
皆さまのご賛同とご協力により目標金額(100万円)に到達することができました。心より御礼申し上げます。共感し、ご支援くださいました皆さまのご期待に沿えるよう、子どもたちが安心して遊び、学ぶことができるプロジェクトを本学一丸となって進めてまいります。来年度は竹チップ製造機の替え刃とカブトムシの飼育セットを購入します。また、学内の竹林を整備するとともに、夏と秋にカブトムシを採集?観察するイベントを開催する予定です。
「子どもたちに『馬(サラブレッド)とのふれあい体験会』を提供したい!」実行者 鈴木拓海からのメッセージ
愛知教育大学馬術部主将の鈴木拓海です。このたび、目標金額の100万円に到達し、最終的に115万円のご寄附をいただきました。これは皆さまが子どもや馬のことを大切に想い、寄附や協力をしていただいたおかげです。本当にありがとうございました。子どもが安全に馬とふれあうことができ、愛教大馬術部でしか得られない豊かな学びを提供する場をつくるために、日々の部活動に一層励むのはもちろん、より良い体験会を追求していきます。
(財務課 副課長 古田紀子)