大学及びその周辺地域を「学び」と「遊び」を一体化できるエリアとして、実践フィールドと実践プログラムを提供します。
真島 聖子 | 未来共創プラン担当/学長補佐(全体統括) |
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小塚 良孝 | カリキュラム改革?国際交流?未来共創担当/副学長(リーダー) |
稲垣 匡人 | 企画課/室長(サブリーダー) |
樋口 一成 | 幼児教育講座/教授 |
縄田 亮太 | 保健体育講座/准教授 |
成瀬 麻美 | 保健体育講座/准教授 |
西野 雄一郎 | 生活科教育講座/准教授 |
西村 三郎 | 保健体育講座/助教 |
前原 義久 | 総務?企画部/部長 |
樋口 眞二 | 企画課/室員 |
伊藤 実彩 | 企画課/主任 |
大森 智子 | 企画課/係員 |
10月29日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、井ケ谷幼児園の園児によるどんぐり拾いを本学キャンパス内で実施し、井ケ谷幼児園の4歳児41人と5歳児45人、引率教諭12人、大学からは学生4人の合計106人が参加しました。
今にも雨が降り出しそうな灰色の空の下、カラフルな色の帽子をかぶり元気に井ケ谷幼児園を出発した園児たちは、正門で学生に迎えられ、附属図書館南側通路に行きました。 到着後、大きな声で野田敦敬学長にあいさつし、続いて学生たちにあいさつをしました。学生からあいさつ代わりに一人一人ミライネコのシールをもらい、園児たちはスモッグの小さなポケットに大事そうにシールをしまい込みました。
その後4歳児と5歳児で別れてどんぐりや葉っぱなどを探し始めました。園児たちは傘の付いた大きなツヤツヤのどんぐりや小さな虫を見つけると、「先生! いいのがあったー!」「かわいいダンゴムシがいたよー!」などと楽しそうに学生や引率教諭に報告していました。
ポケットにたくさんのどんぐりをしまい込み、ほくほく顔の園児たちは少し雨がぱらつく中、帰路につきました。
参加した園児からは「どんぐりたくさんひろった!」「またいきたいね」などの感想があり、また、井ケ谷幼児園の教諭からは「子どもたちは、いろいろな種類のどんぐりがあることを発見できました」「自分たちで拾ったどんぐりをすぐに遊びに取り入れて、よい経験ができました」というお言葉をいただきました。
また、参加した学生からは「園児たちにたくさん声を掛けてもらえて楽しかった。また一緒に遊びたい」「みんなからどんぐりをたくさんもらえてうれしかった」などの感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
地域協働教育体験活動(創作和菓子コース)の一環で、10月23日(水)に自然観察実習園にて稲刈りとはざかけ、24日(木)に芋掘りを実施しました。
これは、11月23日(土)に未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」として開催される第6回「あつまれ! 子どもキャンパス」で、さつまいもを使ったおはぎ作りに使うもち米とさつまいもの収穫を体験するものです。
10月23日(水)は社会科教育講座の小坂俊介講師の監督の下36人の学生が参加し、前半と後半に分かれて稲刈りとはざかけにチャレンジしました。
今にも泣きだしそうな天気の中、学生は長袖長ズボン長靴にポンチョなどを羽織って、雨対策をしてから田んぼの前に集合しました。自然観察実習園の作業員である近藤末男氏、稲垣憲孝氏や岡田廣之氏に、稲刈りの方法を教えてもらった後、鎌を持ち一列に並んで稲刈りをスタートしました。
すべての稲を束にしたあと、作業員さんが用意したはざに束を架けました。これから約2週間、天日で乾燥させて水分を抜くそうです。みんなどろんこまみれになりながら23日の作業は終わりました。
10月24日(木)は社会科教育講座の真島聖子准教授の監督の下、9人の学生が参加し芋掘りを行いました。近藤氏をはじめとした自然観察実習園の作業員の皆さんに掘り方の説明を受け、まずは生い茂った葉と蔓(つる)をみんなでよいしょーっと引っこ抜き、マルチ(黒いビニールシート)を剥がして芋掘りの準備をしました。
畝が見えた状態で列になり、土を掘るとたくさんの立派なさつまいもが出てきました。学生の顔より大きなさつまいもが、そこかしこから出てきては歓声が上がりました。 ?
今回収穫したもち米とさつまいもは、11月23日(土)に開催する第6回「あつまれ! 子どもキャンパス」の中の「オリジナルおはぎを作ろう!」というプログラムで、子どもたちに食べてもらう予定です。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
10月23日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校小学部17人と引率教員9人が遠足で本学を訪れました。
今にも雨が降り出しそうな曇天の中、雨雲を吹き飛ばすような元気な声とともに児童がバスで大学に到着しました。バスを降りるとその足で次世代教育イノベーション棟に入り、カキツバタホールにて野田敦敬学長と元気にあいさつをしました。その後野田学長は児童一人一人に「今日は楽しんでね」などと話をしながら記念のシールを手渡しました。
特別支援教育棟に移動すると、特別支援教育講座の吉岡恒生教授と学生が児童を歓迎し、レクリエーションが行われました。児童と学生が二人一組になり、大プレイルームの中でいろんな遊具遊びを楽しみました。最後に児童が学生に歌を披露し、学生に感謝の気持ちを届けました。
お昼の時間になり、児童と学生は第一福利施設に移動し、学食では緊張しながらも自分でメニューを注文し、おいしいご飯に大満足でした。
昼食後は特別支援教育棟に戻り、児童たちを待ちかまえていた愛教ちゃんとエディに大喜びしながら記念撮影を行いました。
たくさんはしゃいだ児童は笑顔でバスに乗り込み、大学を後にしました。
参加した学生から「どのように子どもとかかわればいいのか、もっと上手くかかわる方法を知りたいと思った」という感想が寄せられ、引率した教員から「特別支援教育専攻の学生さんに一対一で遊んでいただけて子どもたちはうれしかったと思います。学食でお昼を食べることができたことも、自分の食べるものを自分で注文する経験になってよかったです」という感想をいただきました。また、本学教員から「附属特別支援学校での学校体験活動を実施した直後の1年生に参加してもらうことによって、学びの場とは少し違った遊びの場で子どもと触れ合い、障害のある子への理解を深めることができたと思う」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
9月11日(水)愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属岡崎小学校の4年生87人と、引率教員3人が本学を訪れました。 残暑が厳しい中、バスが大学に到着すると、暑さにも負けない子どもたちの元気な声が響きました。スカイガーデンで開会式を行い、野田敦敬学長があいさつをした後、子どもたちはグループに分かれてそれぞれのプログラム体験へと出発しました。
プログラム体験では教職員による8つのプログラムから、午前と午後に一つずつプログラムを選んで体験しました。加藤恵梨准教授による「大切な人に"思い"を伝えよう!」では、ワークシ―トを使いながら、大切な人に感謝の気持ちを伝える手紙を書きました。澤正実特別教授による「あいきょう大いきものさがし隊」では、図鑑を用い自然観察実習園でさまざまないきものを探しました。西川愛子准教授による「ひとりでできるもん! Textile編」では、紙製の簡易な織り機を使い、好きな糸で織物を作る体験をしました。新山王政和教授による「いろいろな音に触れてみよう!」では、さまざまな演奏を聴き、東南アジアの竹でできた楽器に触れて音色を楽しみました。中池竜一准教授による「プログラミングでおそうじロボットを動かそう」では、Root(ルート)ロボットを使って、プログラミングで迷路に挑戦しました。髙嶋香苗助教による「フットホッケーに挑戦しよう」では、やわらかな円盤状のディスクを蹴り合って相手のゴールにシュートするゲームを体験しました。筒井和美准教授による「カードゲームであそぼう!」では、野菜を育てるのに役立つ知識をカードゲーム形式で学びました。大学職員による「図書館ツアー」では、大学の附属図書館を見学し、所蔵している100年以上前のめずらしい本などを見ました。
午前のプログラムが終わると次世代教育イノベーション棟でお弁当を食べました。その後、午後には別のプログラムを体験しました。
午後のプログラムを終えると再度次世代教育イノベーション棟に集合しました。みんな汗をかき疲れた様子でしたが、笑顔でお互いの参加したプログラムの感想を報告し合いました。閉会式を行い、最後に講堂前で集合写真の撮影を行い、子どもたちはバスに乗って帰路につきました。子どもたちの明るい笑顔にさわやかな元気をもらえた一日となりました。
子どもたちからは「お父さんに書いた手紙を渡したら、よろこんでくれた。手紙の力を知った」「見たことないような生き物も見た。カエルはもともと気持ちわるいイメージだったけど、ちょくせつ見たらすごくかわいかった」という感想が、本学教員からは「用意した課題を全て解けたかどうかで評価するのではなく、失敗を恐れることなくいろいろなチャレンジができたかどうかで評価し、全員を褒め称えました」という感想が寄せられました。
引率の附属教員からは「大学がどういうところなのか、あまり知らない子どもたちにとって、とても貴重な時間になったのではないかと思います。子どもたちからは、「もっとやりたかった」「また行きたい」という声が多数あがっていました」という感想をいただきました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れています。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
8月10日(土)、未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、第5回「あつまれ!子どもキャンパス」を本学で開催しました。小学生255人と大学から216人(学生?附属高校生合わせて197人と教職員19人)の計471人(保護者の方を除く)が参加しました。
5回目の実施となる今回は午前の部、午後の部、午前?午後の部の3つに分け、計15プログラムを実施しました。また、今回は初めて幼児も参加できるプログラムを用意しました。実施日は朝から溶けてしまうような暑さでしたが、参加した子どもたちの明るい声がキャンパスのあちこちからはじけ、爽やかな気持ちにさせてくれました。
各プログラムに参加した子どもたちからは以下のとおり感動と喜びの感想が寄せられました。
(1)大学生とミニ運動会!withドッジボール
台風の目や玉入れ、ドッジボール等をみんなで楽しみました。参加児童からは「お姉さんが優しくしてくれたし、全部楽しかった」など。
(2)キミも防災マスター ~Let's パッククッキング~
少ない水で調理ができるパッククッキングに挑戦しました。参加児童からは「災害の時でもおいしいご飯が食べられることが分かってこのパッククッキングのレシピをいろいろ家で作ってみたいです!」など。
(3)ひとりでできるもん!Sewing編
糸と針を使ってしぼる絞り染めのハンカチ等を作成しました。参加児童からは「染め物は、自分のやりたいようにする事ができた。お姉さんたちが親切に教えてくれた」など。
(4)竹船を作って?浮かべて?動かそう!!
学内に生えている竹を使って竹船を作り、池に浮かべて遊びました。参加児童からは「ノコギリやキリなど普段使わない道具を使えて楽しかった」など。
(5)フィルムで体験「ココロを保存」
学内を探索しながらフィルムカメラで心に残った風景を写真に収めました。参加児童からは「自分で初めて写真を撮って楽しかった」など。
(6)ゲームでゴーゴー!算数クラブ☆
附属高等学校の生徒と算数を使ったカードゲーム等を楽しみました。参加児童からは「『計算する』がゲームになるだけで面白くなった」など。
(7)めざせ運動マスター!-走り方、跳び方、投げ方を教えます-
速く走る?遠くに跳ぶ?遠くに物を投げる方法を実践しました。参加児童からは「足が速くなったような感じがする。前よりとても遠くへ投げれるようになった」など。
(8)わくわくシアター~創作ミュージカル公演!!
幼児教育3年生が手作りの創作ミュージカルを公演しました。参加児童からは「とってもすてきな劇が観れて、うれしかったです。音楽も生演奏ですごくよかったです!」など。
(9)動いて遊ぼう!レクリエーション ~笑顔いっぱい?リフレッシュ体験~
じゃんけん列車や新聞紙パズルなどみんなで体を動かす遊びをしました。参加児童からは「夏休みで、あんまり体を動かさなかったけど、今日、いっぱい体を動かせて楽しかった」など。
(10)ひとりでできるもん!Cooking編
かぼちゃを使って冷たいデザートを作りました。参加児童からは「もっと難しいと思っていたけど、意外と簡単で楽しかった」など。
(11)作って遊ぼう!レクリエーション ~好きがいっぱい?カラフル体験~
布のバッグを輪ゴムで絞り模様を作る染め物体験等の工作をしました。参加児童からは「家ではあまりできない染め物をできたからよかった。お姉さんがわからないことを教えてくれたから楽しかった」など。
(12)楽しもう!日本の伝統遊び体験
コマ回しや将棋など、日本の伝統遊びを楽しみました。参加児童からは「コマやけん玉が楽しかったし、先生が優しかったからまたやりたいと思いました」など。
(13)大学のふしぎ発見!鎌倉時代の遺跡をさがせ!
松根第3号窯を見学し、粘土を使った作陶体験やクイズを行いました。参加児童からは「古墳についていろいろ知れたし、好きな歴史だったし、お姉さんたちも優しくてうれしかったです」など。
(14)宇宙を体感!-望遠鏡で星空観測!3Dメガネで宇宙旅行!-
天体望遠鏡を自作し、夜は学内の天文台から星空観察等をしました。参加児童からは「上手にできたからいろんな星を見ようと思います」など。
(15)よみっこ夏まつり!読み聞かせで楽しもう!!
パネルシアター?紙芝居等さまざまな絵本の読み聞かせ会をしました。参加した幼児の保護者からは「たくさん聞けて満足そうでした。まだいいの?と何度も聞いてきました」など。
プログラムを実施した学生や教職員からは、「去年出会った子どもと今年も再会することができ、またこのような出会いで子どもたちの成長を感じる瞬間に立ち会っていたいと思った」「子どもたちとの接し方だけでなく、企画運営能力や参加者視点で考えることなど、さまざまな社会性を身に付けられた機会となっていた」などの感想が上がりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れて参ります。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
7月31日(水)未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、愛知教育大学のプールで「AUE.Aスポーツ教室」を開催しました。
「AUE.Aスポーツ教室」は、小学生?高校生?大学生?教員と多世代の人たちがスポーツを通して交流することで、互いの学びを深めることを目的に活動しています。
今回は「高校生と学ぼう、水の事故から自分を守る方法を学ぼう」を実施しました。
まずは、大学の講義室で保健体育講座の村松愛梨奈助教から水の事故に関することや人間の体が水に浮く仕組み、海外での水泳の授業の様子などを座学やクイズ形式で楽しく学びました。
次に大学のプールに移動し、小学生と高校生?大学生が2人組のバディとなり、水の中での活動を行いました。初めの活動は、バディでの信頼関係を築くため、アイスブレイクを中心に行いました。
その後は、高校生が学校から持ってきたさまざまな物の浮力を使って体を浮かせる練習をしました。バランスが取りやすいものやバランスの取りにくいものに、試行錯誤しながら体を浮かせる方法を模索しました。
最後は、バディ同士で元気よく、安否確認の点呼を行いました。
小学生?高校生?大学生という幅広い世代が、ともに交流する中で水の事故から身を守る方法を学び、終始笑顔の絶えない素晴らしい取り組みとなりました。
(愛知教育大学附属高等学校 教諭 三井 陽介)
7月21日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、また2022年2月~3月に行われた本学初のクラウドファンディング「竹チップで子どもたちにカブトムシに触れる体験を」の事業の一環として、本学キャンパス内でカブトムシを捕まえるイベント「カブトムシのつかまえかたおしえます!」を開催しました。講師として佐藤治先生(瀬戸つばき特別支援学校教諭)をお招きし、近隣の子どもたち11人とその保護者11人、学生ボランティア6人の合計28人が参加しました。
参加者は夕方に教育交流館のラーニングコモンズⅢに集合し、佐藤先生から、カブトムシが集まりやすい樹や採集する際の注意事項などの説明を受けました。子どもたちのカブトムシ採取へのやる気が最高潮になったところで、夕方とはいえまだ暑さの残る外に繰り出しました。
佐藤先生の説明を聞きながら、学生と協力してみんなでカブトムシが集まりそうな木を探しました。カブトムシのいそうな場所を観察し、カナブンなどのほかの虫の中からカブトムシを見つけたときは、みんなで大喜びでした。にこにこの子どもたちは捕まえたカブトムシを大事な宝物のように自分たちの虫かごに入れていました。
採集から戻ると、クラウドファンディングで集めた資金で購入した飼育セットにカブトムシが一匹ずつ入ったものがお土産として用意され、さらに佐藤先生からクワガタムシが配布され、子どもたちは笑顔で帰っていきました。
開催後、参加した子どもたちからのアンケートでは「教え方が上手で、捕まえるのもとても楽しかったです。カブトムシも大きいのがもらえたし、虫かごやエサのゼリーももらえて育てるのが楽しみになりました」「カブトムシ、クワガタの集まりやすい木を知ることができました」などの意見がありました。また、学生ボランティアからは「カブトムシがいるということは他の生き物もその場にいるだろうし、その中には危険な生き物もいるため、子どもが安全に遊べるように周りの大人が環境を整える必要があるということを学びました」「講師の先生のお話を聞いている子どもたちの姿をみて、知識があると興味深いことを伝えることができると感じました」という意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
6月25日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校高等部1?2年生20人と引率教員7人が遠足で本学を訪れました。
梅雨時期のムシムシとした空気の中、生徒たちが大学に到着すると元気な声と笑顔が辺りを包み込みました。まずは保健体育棟に向かい、多目的スタジオに入ると野田敦敬学長が生徒を笑顔で出迎え、一人一人にあいさつを交わしながらシールを手渡しました。
体育館附属棟に移動すると保健体育講座の成瀬麻美准教授と学生たちが生徒たちを歓迎し、ダンス交流が行われました。生徒と学生が二人一組になり、お互いの動きをまねしたり、新聞紙を使って戦いごっこをしたりといろいろなダンスを楽しみました。
最後にみんなで記念撮影をし、「バイバーイ」「またねー」と元気に別れを告げました。
お昼の時間になり、生徒たちは第一福利施設に移動して、学食でおのおの食べたいものを注文し大学生気分を味わいました。
昼食後はAUEスクエアに移動し、生徒たちが学校で作ったたくさんの工芸製品をみんなで販売しました。大きな声で「いらっしゃいませー」「どうぞ見ていってください」と元気に声掛けをすると、たくさんの教職員や学生が訪れ、素敵な製品を一つ一つ手に取ってお気に入りを見つけて購入していきました。
販売を終えた子どもたちは、充実感に満たされた笑顔でバスに乗り込み、大学を後にしました。
生徒たちからは「やさしくダンスを教えてくれたこと、大学生に合わせていろいろな動きができてよかったです」「高等部作業製品の販売ができてうれしかったです」という感想が寄せられ、引率した教員からは「附属学校ならではの取り組みだと思いました。大学との連携があることで、特別な体験ができたと思います」という感想をいただきました。また、迎えた学生からも「生徒の得意?不得意は初対面ですべて分かるわけではないので、一つずつ小さな階段を上るように生徒との信頼関係を築くことが必要であると感じました」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
馬術部では、主に子どもたちを対象とした馬との触れ合いや乗馬体験を定期的に開催しています。
今回は7月7日(日)に小学生を対象として学内にある厩舎と教育実験実習棟で「馬のえさやり&蹄鉄(ていてつ)飾りつけ体験」を開催しました。
厳しい暑さでの子どもたちや馬の体調を考慮し、今回は乗馬体験の代わりに馬のえさやり体験と、馬のひづめに使われる蹄鉄で飾りつけ体験を行いました。またイベント当日が七夕ということで、子どもたちには学内でとれた笹に七夕飾りや願い事を書いてもらいました。
熱心に蹄鉄を飾りつける様子や、厩舎では、馬の大きさに驚きつつも笑顔で触れ合う様子が見られました。
私たちはこれからも、馬術の練習や大会への参加だけでなく、馬を通して生き物や馬術の魅力を伝え、地域と子どもたちの学びに貢献していきたいと思います。
(馬術部主将 山根千樺)
6月9日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、合同子ども会新入生歓迎会を本学で開催し、井ケ谷町子ども会64人、西境北東子ども会22人、豊明薮田子ども会22人、大学関係者18人の合計126人が参加しました。
子どもたちは集合写真を撮影した後、1~6年生混合の8グループに分かれ、トランポリン、玉入れ、パイプラインゲーム、フラフープ、モルックを各グループで順番に体験しました。
トランポリンでは、たくさん飛び跳ねて、普段できないような感覚を楽しみました。玉入れでは、じゃんけんで分かれたチームで競い合いました。パイプラインゲームでは、息を合わせながら、協力してボールをゴールまで運びました。フラフープでは、いろいろな姿勢でうまく隣に渡しました。モルックでは、得点を計算しながら、何を狙うかを考えてゲームを楽しみました。最後に、子どもたちはお土産を受け取り、お別れのあいさつをして閉会しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは、「普段できない遊びで楽しめた」「新しい友達ができた」「他学年や大学生との交流が楽しかった」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
6月4日(火)、前週までの不安定な天候をかき消す快晴の中、本学の自然観察実習園において、附属幼稚園の5歳児50人、幼児教育専攻およびものづくり?技術専攻の学生30人ならびに幼児教育講座教員合わせて総勢80人がじゃがいも掘りを行いました。
畑を管理する実習園の作業員からじゃがいもの育ち方などの説明に耳を傾けながら、自身の手やスコップで、じゃがいも掘りにチャレンジしました。
今年度は天候不順の関係から、例年に比べ小粒のじゃがいもが多い中でしたが、まれに手に収まりきらない大きなじゃがいもも収穫でき、お手伝いで参加した学生が「もっと大きなじゃがいもがあるかもしれないから、ここも掘ってみよう!」と声を掛けながら、園児とともに楽しく収穫する場面も見られました。
じゃがいも掘りの終盤には、会議を終えた野田敦敬学長が自然観察実習園に駆けつけ、園児と学生の交流を見守っていただきました。
収穫が終わると園児達が袋いっぱいに詰めたじゃがいもを手に「じゃがいもがこんなにいっぱい採れたよ!」と笑顔で幼児教育専攻の学生と会話をしており、これから教員を目指す学生だけではなく、教職員にとっても非常に貴重な体験の場となりました。
関連リンク
(学術研究支援課 学系支援係 係長 玉城寛人)
6月2日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で、「すはら池いきものさがし隊」を開催し、小学生19人とその保護者が参加しました。
本プログラムは、2024年3月に本学理科教育講座の澤正実特別教授が生き物図鑑「かわいいなかま⑤ あいきょう大?すはら池でいきものをさがそう」を出版し、近隣小学校の小学生に寄贈したことをきっかけに、澤特別教授が同図鑑の活用方法を案内しながら実際に洲原公園を散策して生き物の見つけ方や解説をするものです。
当日はあいにくの天気だったため、参加者はまず自然科学棟の教室に入り、野田敦敬学長から開会のあいさつを聞きました。次に澤特別教授から図鑑の使い方について説明があり、図鑑に掲載されている生き物について解説を加えながら「見たことがあるか」「名前を聞いたことがあるか」に分類するワークショップを行いました。
その後天気が回復したため、みんなで洲原公園に繰り出しました。道の途中で壁にへばりついているカタツムリを見つけてお父さんにとってほしいとねだる子がいたり、池の中にいたヨシノボリの仲間をつかまえて、澤特別教授に「この生き物の名前は何ですか?」と聞いている子もいました。公園から大学に戻る際には、トイレに幾つもの巣を作っているツバメや水門の近くで気持ちよく泳いでいるカメの様子を見ながら、雨上がりの休日の一時を楽しんで帰ってきました。
子どもたちからは「カムルチーが見たかった」「お父さんやお母さんとまた一緒に来たい」、保護者からは「いつも来ている公園ですが、生き物の名前をはじめて知りました」といった感想をいただきました。参加者には、洲原公園やその近隣の豊かな自然を身近に感じることで、生き物への関心を高めるだけでなく、郷土に対する愛情を育む非常に有意義な機会となりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 室長 稲垣 匡人)
5月18日(土)に豊田市のT-FACEで子どもキャンパスプロジェクトとして教職キャリアセンターの中池竜一准教授と学生ICT支援員4人が「第6回親子プログラミング教室-マイクラで大きな建物を作ろう-」を未来ラボステーションYY?丸善雄松堂(株)との共催で開催しました。
午前中は小学1年生から3年生の親子10組が、午後は小学4年生から6年生の親子10組がマインクラフトについて説明を聞いた後、作品を作りました。
今回は、教育版マインクラフトを用いてプログラミングで大きな建物を作ることにチャレンジしてもらいました。参加した親子20組は、壁を作るプログラムや床を作るプログラムを駆使して、相談しながらさまざまな建物を作り上げました。
プログラミングを駆使して自分だけのオリジナルの建物を作るという楽しい体験によって、プログラミングの楽しさと奥の深さを学ぶことができたと思います。8月もまた、別のプログラミング環境を用いて体験イベントを実施する予定です。
これら体験イベントで得られた知見や成果は、未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で実施される「あつまれ!子どもキャンパス」のイベント企画?運営に生かしていく予定です。
金乙 敦也さん(教育学部 義務教育専攻 ICT活用支援専修 4年)
?親子プログラミング教室に参加して子どもたちの適応力に驚かされました。マインクラフトが小学生の間で流行していることもあり、マインクラフトの知識が豊富な子どもが何人か参加していて、イベント中に学んだことともともと各々が持っていた知識を組み合わせて制作を進めていた点は舌を巻くという表現がピッタリでした。
高須 慈さん(教育学部 義務教育専攻 ICT活用支援専修 4年)
?「今の子どもはうらやましい!」と感じるイベントでした! 本イベントは、マインクラフトを使って遊びながらプログラミングを学べる、私にとって一石二鳥の時間でした。「あーこういうイベントが小さいときにあったらな」と思うと同時に「子どもたちに楽しみながら学ぶ機会をもっと作りたい!」と思いました。
大原 悠稀さん(教育学部 義務教育専攻 ICT活用支援専修 3年)
?自分自身がMinecraft Educationを扱ったことがほとんどありませんでしたが、子どもたちと学びながらマイクラにおけるプログラミングの方法や教え方を知ることができました。子どもたちの自由な発想に刺激を受けながら、自分のプログラムを考えることもできました。
神林 駿太さん(教育学部 義務教育専攻 ICT活用支援専修 1年)
?私は今回が初めてのイベント参加でしたが、その中でも多くの学びを得ることができました。特に、私自身も思いつかなかったものを考えつく子どもや短時間でそのようなものを作り上げてしまう子どもが多くいたことは、子どもたちの興味関心の力の強さを再認識できた良い機会になりました。これからもこのようなイベントを通じて、自身の知見を深めると同時に、プログラミングの楽しさを子どもたちに伝えていきたいです。
(教職キャリアセンター ICT活用等普及推進統括部門 小池一成 中池竜一 正木香)
5月5日(日)に本学構内にて「第55回子どもまつり」を開催しました。
当日は晴天にも恵まれ、300人を超える子どもたちが参加しました。当日は来場した学生とグループとなり、子どもまつり実行委員会が提供する企画「おおきなせかい」「ちいさなせかい」をはじめ学内外の団体が企画するブースで、子どもたちの楽しむ様子を見ることができました。
また、子どもまつりの一大イベントである「かざりのおもちかえり」では、委員が作った会場を彩るかざりを両手に抱え、大事そうに持って帰る子どもで第一共通棟がいっぱいになりました。
第55回子どもまつりにご来場いただいた皆さん、そして企画を出展していただいた団体の皆さん、ありがとうございました。第55回子どもまつりはいかがでしたでしょうか。
今回の子どもまつりは、コロナ禍以降最多となる子どもの来場客数300人を超え、保護者等を含め合計で600人を超える来場者数を記録しました。コロナ禍以前の熱気を完全に取り戻すことができ、大変喜ばしく思っております。
今年で55代目となった子どもまつり実行委員会は、その歴史を大事にしながら、何回来ても楽しんでいただけるように委員一同活動しています。次は今年の12月15日(日)に「第48回冬の子どもまつり」が開催されます。どうぞご期待ください。
(第55回子どもまつり実行委員会)
5月22日(水)、地域協働教育体験活動(自然領域:創作和菓子コース)の一環で、自然観察実習園で田植えを実施しました。これは、11月に開催される「あつまれ!子どもキャンパス」の和菓子作りに使うもち米を稲から育てる体験をするものです。社会科教育講座の小坂俊介講師の監督の下40人の学生が参加し、2チームに分かれて田植えにチャレンジしました。
心地よい風が吹く中、田植えをしたことがない学生は少し緊張した面持ちで、田植えをしたことがある学生はリラックスした様子で教育実験実習棟に集合しました。学生は田植えに即した服装に着替え、田植え用の長靴を着用して自然観察実習園の田んぼの前に移動しました。同園の作業員である近藤末男さんに、田んぼの中での歩き方と苗の植え方の説明を受け、田んぼの前に一列に並びました。
近藤さんの合図で田んぼの中に入ると、「田んぼの中が冷たい」「足が抜けない」「懐かしい感触」など、さまざまな声が上がりました。始めはこわごわ苗を植えていた学生も、同じく作業員である稲垣憲孝さんや岡田廣之さんに指導を受けながら一列一列丁寧に苗を植えていくと、だんだんと手際よく田植えができるようになりました。作業が終わるころには学生の後ろにはきれいに整列した苗が植えられていました。
終了後の学生からは、「田植えの大変さが分かり、普段食べているお米を大事にしようと思いました」「広い田んぼにどうやってきれいに一列に植えるのか知らなかったけど、やり方を知って体験できてよかったです」「またこのような機会があったら参加したいし、他の人もやったら楽しくなると思います」などの感想が寄せられました。
今回植えたもち米は10月頃に稲刈りをする予定です。
今回実施したもち米づくり体験をもとに未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で実施される「あつまれ!子どもキャンパス」の企画?運営を行っていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
5月15日(水)、地域協働教育体験活動(創作和菓子コース)の一環で自然観察実習園においてさつまいもの苗植えを実施しました。これは、11月に開催される「あつまれ!子どもキャンパス」の和菓子作りに使うさつまいもを苗から育てる体験をするものです。社会科教育講座の真島聖子准教授の授業を受講している10人の学生が参加し、さつまいもの苗植えにチャレンジしました。
時折雲間から日差しが差し込む天気の下、自然観察実習園の作業員である近藤末男さんに、さつまいもの苗の植え方や育て方の説明を聞いた後、畝(うね)に張った黒マルチ(黒いビニールシート)に穴をあけて、苗を一本ずつ植えていきました。
始めは自信なさそうに作業していた学生も、同じく作業員の稲垣憲孝さんや岡田廣之さんの指導を受けながら、約60本の苗を予定よりも早く植えることができました。その後、苗がしっかり根をはるようにじょうろに水を汲んでたっぷりと水をやりました。
終了後の学生からは、「苗を垂直に植えるのではなく、竹筒を使って水平に植えることを初めて知りました。とてもおもしろかったです」「黒マルチによって除草作業が楽になるだけでなく、畝を温めることによって収穫を多くすると聞いて、農家の方の工夫がすごいなと思いました」などの感想が寄せられました。
今回植えたさつまいもは10月頃に収穫する予定です。
今回実施したさつまいもの苗植え体験は、未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」で実施される「あつまれ!子どもキャンパス」の企画?運営につなげていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 稲垣匡人)
4月24日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属名古屋小学校の2年生89人と引率教員4人が遠足で本学に来訪しました。
静かに小雨が降る中、バスが大学に到着すると、子どもたちのにぎやかな声があたりにぱっと広がりました。講堂前広場で野田敦敬学長があいさつを行い、続いて引率する本学学生が自己紹介を行い、クラスごとにプログラム体験へと出発しました。
プログラム体験では「学長室見学と学長によるぐるぐる実験」「ものづくり体験」「馬とのふれあい体験」の3つのプログラムを順番に体験しました。「学長室見学と学長によるぐるぐる実験」では子どもたちが学長室を訪れ、学長から部屋の内部の説明を受けました。その後場所を移動し、紙コップを用いた空気の振動の力を観察する実験を行い、みんなで大はしゃぎしました。「ものづくり体験」では生活科教育講座の柿崎和子教授と西野雄一郎准教授、生活?総合専修の学生たちと、アルミホイルとビー玉を使ったおもちゃづくりに挑戦し、出来上がるとみんなで楽しく遊びました。「馬とのふれあい体験」では馬術部員から馬の説明を受け、馬やポニーにそうっと近づき鼻やあごをなでて、生き物の温かみを感じました。
プログラム体験を終えた後は本部棟第一会議室に移動して昼食をとり、その後第二体育館へ移動すると、愛教ちゃんとエディが子どもたちを出迎えました。みんなニコニコ笑顔でクラスごとの写真撮影を行い、バスに乗って帰路につきました。子どもたちの明るい声で満たされた一日となりました。
子どもたちからは「大学生の人がとっても優しく教えてくれたから物知りになれた気分」「学長室は普段は入れない場所だから入れてうれしかったし、いろんなものがあるから見て飽きなかった」という感想が、参加した学生からは「安全に気をつけて活動するために、発達段階を理解しながらかかわるよい経験ができた」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
3月30日(土)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学のグラウンドを使用し、「第2回AUEスポーツフェス」を開催しました。
「AUEスポーツフェス」は、運動することの楽しさを伝えることや、地域の子どもたちに運動の機会と触れ合いの場を提供することを目的としております。9月に実施した1回目はサッカー大会、サッカースクール、ラグビースクールを同時に開催しました。
2回目となる今回は、春休みの開催ということもあり、大学生が勉強を教える宿題タイムを設け、スポーツと勉強を合わせた、本学ならではのイベントを実施しました。
サッカー大会とサッカースクールでは、豊田市を中心にサッカー教室を開催している豊田AFCに、ラグビースクールでは、三重県の女子ラグビーチームPEARLSにご協力いただきました。
また、指導に当たったサッカークラブのコーチや、女子ラグビー元日本代表の選手とともに、本学の学生と附属高校サッカー部の生徒も補助スタッフとして参加し、子どもたちと一緒にスポーツを楽しみました。
小学校新6年生を対象としたサッカー大会では、愛知(豊田AFC?知立SS?富士松FC)、岐阜(FC.ENFINI)、群馬(tonan前橋)のサッカークラブ5チーム(67人)が参加しました。選手たちは日頃の練習の成果を発揮し、白熱した試合が続いた中で、前回大会も優勝したFC.ENFINIが見事2連覇を果たしました。
優勝チームにはトロフィーとメダルが授与され、参加者全員にオリジナルのボールペンがプレゼントされました。
サッカースクールでは、未就学児(2才から5才)の40人と小学校低学年(1年生から3年生)の42人が参加しました。講師の指導のもと、大学生?高校生と一緒にボールを使った運動やミニゲームを体験しました。
初めてサッカーを体験する子どももいましたが、大学生?高校生と一緒に元気よく一生懸命に取り組んでいました。
ラグビースクールでは、未就学児41人と小学校低学年38人が参加しました。子どもたちは講師の指導のもと、タグ取りの鬼ごっこやトライチャレンジなどに取り組みました。初めて触る楕円形のボールと腰に巻いたタグに目を輝かせていました。
あまり経験することのできないラグビー体験でしたが、講師2人を中心に、大学生?高校生も一緒になって取り組み、終始笑顔で活動していました。
宿題タイムでは6人の小学生が参加しました。子どもたちは学校から出ている春休みの宿題や、自分で持ってきた問題集に取り組んでいました。大学生2人が声をかけながら、わからない問題などは一緒に解いていきました。
参加した子どもたちの保護者からも「子どもが楽しそうだった」「お兄さんたちが優しく、積極的に声をかけてくれた」「自分の番ではない時は他の子を応援する、負けた時でも拍手をするなど学びもありとてもよかった」「次回も参加したい」などの声を聞くことができ、大変好評でした。
また、大学生?高校生にとっても、講師が子どもたちにどんな指導や声かけをしているのか学ぶことができ、子どもたちとも直接かかわれる貴重な交流の場となりました。
今後は、より多くのスポーツや勉強などを体験できる、愛教大ならではのイベントの開催を目標にしています。大学生?高校生と子どもたちが一緒になって楽しむことで双方の学びが合致すること、そしてその学びが未来へつながるように、これからも企画?準備を進めていきます。
(入試課 大学院?共通テスト係 池内 良平)
〈サッカースクール講師〉
今井大志
出身:愛知県
出身校:愛知教育大学
指導歴:U15高円宮杯全国ベスト16/U15クラブユース選手権全国大会出場/ U12全日本少年サッカー大会県3位/U11全農杯東海大会出場/U10サーラカップ東海大会出場/ Toowoomba Grammar School(豪州)
現在は園児から中学生年代まで幅広く指導。地域においてサッカーの裾野を拡げること、青少年育成に寄与することを目的とし日々取り組んでいる。
〈ラグビースクール講師〉
山本さやか
出身:三重県鳥羽市神島(離島)
出身校:中京女子大学(現:至学館大学)
経歴:2006~2017年 15人制女子日本代表
幼少期はバレーボール、高校大学は柔道部。大学時代に先輩から誘われて、柔道をしながらラグビーを始めた。「バレーボール×柔道=ラグビー」とすぐに頭角を現し、15人制のプロップ(スクラムを組む最前列) のポジションで日本代表として長年活躍。2021年に引退後は、四日市にあるgrit24フィットネスジムでパーソナルトレーナーとして、老若男女問わず重力に負けないカラダづくりを楽しく指導。
〈ラグビースクール講師〉
片嶋佑果
出身:奈良県
出身校:愛知教育大学
経歴:2012~2013年 7人制女子日本代表
中学から大学卒業まで陸上競技の投擲(砲丸投げ、円盤投げ) で日本のトップで活躍。大学卒業後に父の影響もあり、オリンピックを目指してラグビーへ競技転向。持ち前のパワーとスピードですぐに7人制女子日本代表として世界と戦う。PEARLSでは日本一5回、昨年はとちぎ国体でも日本一に輝く。今年2月に引退後、今は山本と同じgrit24で店長として、日々健康な人を増やしたいと野望をもって活動している。
2月13日(火)、刈谷市立富士松北小学校の生活科授業「町探検」の一環として、本学キャンパス内で写真を撮りながらクイズの答えを探して散歩をする「フォト散歩」を実施し、同校2年生66人と引率教員2人、本学の教員1人と生活?総合専修の学生12人の合わせて81人が参加しました。
引率教員や学生に見守られながら大学に到着した子どもたちは、班ごとに講堂前に集合しました。全体説明で学生から説明を受けた後、地図とそれぞれの班の旗を持ち学生とともにフォト散歩に出発しました。
あらかじめ愛教大に関するクイズの動画を見ていた子どもたちは、クイズの答えを探しながらキャンパス内をめぐりました。美術?技術実習棟前では、池の中にいるカバを見つけて大はしゃぎをし、第一福利施設では生協の品ぞろえにわっと声を上げ、UPの横にある犬の像を見つけた班はかわいいねと感想を言い合いました。
他にも附属図書館や自然科学棟などの写真を撮りながら散歩した子どもたちは、ゴールである講堂前で待っていた野田敦敬学長からシール付きメダルを一人一つずつ首に掛けてもらい、野田学長にクイズの答えや散歩の感想を報告しました。最後に講堂前の広場で「愛教ちゃん」「エディ」とともに集合写真を撮り、子どもたちは「楽しかった!」「また来たい!」と言いながら小学校へと帰っていきました。
参加した富士松北小学校の子どもたちからは「地図で防犯カメラを探したり、みんなで自動販売機を見つけたりして楽しかったです」「勉強をしている場所があって勉強を頑張っているんだなと思いました。大学生の人たちは優しくてうれしかったです」などの感想があり、また、本学の学生からは「ずっとそばにいたことで、子どもたちの楽しんでいる姿を間近で見ることができ、子どもをもっと好きになれました」「自分たちの準備したことが発揮できた場面もあれば、予想していなかった子どもの行動の対応に悩んだ場面もあって、実際にかかわらないと分からないことを体験できた」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
2月5日(月)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校中学部12人(1年生6人、2年生3人、3年生3人)と引率教員9人が本学を訪れました。
寒い冬の雨の中バスで到着した生徒たちは、速足で次世代教育イノベーション棟に駆け込みました。中に入ると特別支援教育講座の相羽大輔准教授と同講座の小倉靖範准教授、またボランティアの学生?院生や卒業生16人が生徒たちを温かく出迎えました。「愛教ちゃん」と「エディ」も登場し、みんなで楽しくコミュニケーションをとりました。
相羽准教授から今日のミッション「大学のスーパーでお土産を買おう!」の説明があり、学生と二人一組になり大学内の生協へ買い物に行きました。授業では、視覚障害教育のノウハウを生かして、漢字ばかりの難しい文章で書かれたミッションシートを生徒たちが画像認識アプリ「Seeing AI」で確認したり、お買い物アプリ「レジスタディ」を使ってぴったりおつりを払えたりする体験のほか、視認性にこだわった「愛教ちゃん」と「エディ」の塗り絵にもチャレンジしました。お買い物では、生徒たちは生協のたくさんの品ぞろえに目を輝かせ、本やお菓子を興味深そうに眺めていました。学生と一緒に悩みながら商品を選び、お金を一枚ずつ数えてクリアファイルとペンをお土産として購入し、ニコニコしながらお店の人にお礼を言いました。お土産は自分で色を塗った愛教ちゃんとエディの塗り絵を貼ったお土産袋に入れ、大事にカバンにしまいました。
無事にミッションを終え、学生たちと集合写真を撮った後は学食体験にチャレンジしました。たくさんのおいしそうな料理から食事を注文し、小鉢やデザートをとって自分のお財布から支払いをしました。みんなで楽しく食事をして大学生気分を味わいました。
昼食後は次世代教育イノベーション棟に戻って休憩しているところに再度「愛教ちゃん」と「エディ」が登場し、生徒達は歓声をあげながら迎え、みんなで記念撮影をしました。その後はみんなで使った部屋の片付けをし、笑顔でバスに乗り込み、大学を後にしました。
引率した教員からは「大学生と一緒に活動でき、買い物や学食で食べる経験を積むことができた。音声アプリなど教師も勉強になるものがあり有意義でした」という感想をいただきました。
また、相羽准教授からも「視覚障害のノウハウが知的障害教育にも応用できるということが学生たちにも伝わり、師弟共に、一定の学びがあったと思います」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
12月10日(日)、愛知教育大学第一共通棟をメイン会場に、「第47回冬の子どもまつり」を開催し、近隣の子どもたちや学生が参加しました。
当日は晴天に恵まれ、学内?学外の団体や子どもまつり実行委員会が提供するさまざまな企画で楽しむ子どもたちの姿を見ることができ、かざりのおもちかえりの時間には、委員が作成した装飾を腕いっぱいに抱える子どもで会場中がにぎわいました。
当日遊びに来てくれた子どもたちをはじめ、企画を出展された団体の皆さま、子どもたちと遊んでくれた学生の皆さまなど、多くの方に参加していただけたことを大変嬉しく思います。子どもまつりへの参加が、皆さまにとって少しでも有意義なものとなりましたら幸いです。
次回は、2024年5月5日(日)に「第55回子どもまつり」が開催されます。多数のご参加を委員一同お待ちしております!
(子どもまつり実行委員会委員長/学校教員養成課程 義務教育専攻 国語専修 2年 常盤 虎太郎)
12月17日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、「ミックススポーツフェスタ~種目を超えて子どもたちにスポーツの機会を~」を開催し、小学校1年生から4年生までの66人が参加しました。参加した子どもたちは3つのグループに分かれ、バスケットボール?サッカー?バレーボールの3種目をローテーションしながら体験しました。
各企業様にご協力いただき、バスケットボールはシーホース三河U18ヘッドコーチの高島一貴氏、サッカーはFC刈谷スクールコーチ兼地域連携集客担当の内田悟氏、バレーボールはトヨタ自動車サンピエナ監督の太田有紀氏を講師に迎え、さらに各チームの選手やスタッフの方および本学学生がサポートに入りました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「コーチや大学生の皆さんが優しく、できなくても何度も挑戦できたので、頑張るぞという気持ちになった」「楽しく身体を動かす機会が減っているので、こういう取り組みは大変ありがたいです」「実際に、選手やコーチと一緒にスポーツをできる機会はなかなかないので嬉しいです」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
12月10日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、子ども会合同クリスマス会を本学で開催し、井ケ谷子ども会82人、西境北東子ども会23人、豊明薮田子ども会20人、大学関係者等51人の合計176人が参加しました。
今回の子ども会合同クリスマス会では、吹奏楽団によるクリスマスコンサートおよび楽器体験会、保健体育講座の三原幹生准教授およびラクロス部によるラクロス体験、保健体育講座の上原三十三教授によるトランポリン体験、保健体育講座の髙嶋香苗助教によるモルック体験、名城大学の香村恵介准教授による親子運動プログラム(幼児親子対象)および簡単な運動遊びとさまざまな企画の中から、子どもたちが体験したい企画を選択する形で実施しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「トランポリンやラクロスなど、初めてやらせてもらうものばかりで、吹いたことのない楽器を吹かせてもらえたり、とてもいい経験になったと思います」「楽しく元気に体を動かす機会を作りたいのと、こういう機会にしか集団の中で何かをする子どもたちの様子を守る機会もないので、親子ともども貴重な体験でした」(原文ママ)などの意見が、学生からは「子どもたちが楽しく運動する様子を見るのが楽しかった」「子どもたちにどのような声掛けをしたらよいか考える機会になった」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(保健体育講座 准教授 縄田亮太)
12月10日(日)未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、愛知教育大学附属高等学校のグラウンドおよび体育館で「AUE.Aスポーツ教室」を開催しました。
「AUE.Aスポーツ教室」は、小学生?高校生?大学生?教員と多世代の人たちがスポーツを通して交流することで、互いの学びを深めることを目的に活動しています。
今回のスポーツ教室では大学生?高校生が先生となり、前半はボール遊び教室を行い、後半はリズム教室とサッカー教室に分かれて実施しました。
前半のボール遊び教室では、まず準備運動として高校生と一緒に鬼ごっこをしました。次にボールを投げる?受ける、道具を使ってボールを運ぶ?投げられたボールを打つなど、さまざまな動作を楽しく行いました。
後半のリズム教室では、まず音に合わせた準備運動を行い、簡単なステップから練習をはじめ、3月の発表会に向けてみんなで息を合わせながらダンスを踊りました。大学生、小学生みんなが、表情豊かに楽しく取り組んでいました。
サッカー教室では、ビギナーコースとチャレンジコースに分かれて行いました。まずは、高校生と小学生が一緒にスポーツ鬼ごっこを行いました。相手と駆け引きをしながら、2チームに分かれて競争しました。その後、休憩時間にはチームみんなで作戦会議を開き、習得レベルに合わせてサッカーを行いました。主にドリブル練習を中心に楽しく行いました。最後は、今日の練習の確認で3対3のゲームを行いました。みんな一生懸命に、今日の練習の振り返りを行いながらゲームに取り組むことができました。
小学生は、年の近いお兄ちゃん?お姉ちゃんと楽しみながら運動に取り組むことができ、高校生は、日ごろ接することの少ない小学生と接することで、コミュニケーション能力を育むことができ、大学生は、教員を目指すための授業の構築方法?実践方法を学ぶことができる活動になりました。
より多くの人たちのかかわりの中で多くの学びの輪が広がるように今後ともいろいろなイベントを考えていきたいと思います。
【今後の活動予定】
1月21日(日)
14:00~14:30 ボッチャ教室
14:30~15:00 ボール遊び教室
15:15~16:30 リズム教室?サッカー教室
2月 4日(日)
14:00~15:00 ボール遊び教室
15:15~16:30 リズム教室?サッカー教室
3月10日(日)
14:00~16:30 リズム教室発表会、身体?体力測定~いまの自分を知ろう~
【問い合わせ先】
愛知教育大学附属高等学校 教諭 三井 陽介
E-mail:ymitsui
※上記アドレスに @auecc.aichi-edu.ac.jp を補完してください。
(愛知教育大学附属高等学校 教諭 三井 陽介)
11月23日(木?祝)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、第4回「あつまれ!子どもキャンパス」を本学で開催しました。小学生456人と大学?附属高等学校から358人(学生?生徒313人と教職員45人)、地域の高校から12人(生徒11人、教員1人)の計826人(保護者の方を除く)が参加しました。
4回目の実施となる今回は午前開始の部と午後開始の部に分け、計31プログラムを実施しました。当日は小春日和となり、秋の深まりを感じさせる紅葉の中、元気いっぱいの子どもたちの声がキャンパス内に広がりました。
①高校生と遊ぼう!!-世界の文化(遊び)を体験しよう-
②あそんでまなぼうさい!
③魔法使いのカフェで働こう!-マジック体験―
④はじめてのソフトテニスinあいちきょういくだいがく
⑤高校生と遊ぼう!!-サッカー?リズム運動-
⑥楽しさ発見 わくわくスポーツ探検隊
⑦ガラスのクリスマスリース飾りを作ろう!
⑧木とプラスチックを加工するデジタルものづくり体験
⑨切って繋げるバンブーロード~第2章~
⑩micro:bitの無線通信で遊ぼう!
?マイクラで大きな建築物をつくろう!
?愛教の馬に会いに行こう!
?愛教ベース!みんなの秘密基地を作ろう!
?リズムに乗って楽しく体を動かそう!
?なりたい自分に変身!モデルをつくってVTuberデビュー!
?植物がシャボン玉に大変身!
?竹チップでカブトムシを育てよう!~冬の幼虫探し~
?高校生と遊ぼう!-バルシューレ教室&ボッチャ体験-
?電動車いすサッカーってなあに??
?大学生とミニ運動会!
?どっちのジャンプが得意!?
?作って遊ぼうレクリエーション!
?オリジナルおはぎを作ろう!
?大学に生えている竹でおもちゃや道具を作ろう!
?彫金でピンバッジを作ろう
?ひとりでできるもん!Cooking編
?ひとりでできるもん!Sewing編
?お仕事ドローンを考えよう!
?フィルムで体験「ココロを保存」
?バンブーランタンを作ろう!!
?和楽器音楽物語コンサート「愛知 青い目の人形物語」&お琴にチャレンジ
参加した子どもたちからは「楽しくいろんな国の遊びを体験できた。日本とちがうところもおもしろかった」(高校生と遊ぼう!!-世界の文化(遊び)を体験しよう-)、「はじめてテニスをしたけどおにいさんおねえさんがとてもやさしくしてくれてよかった」(はじめてのソフトテニスinあいちきょういくだいがく)、「おねえさんのさいごのおどりがよかった。ばななのだんすもたのしかった」(リズムに乗って楽しく体を動かそう!)、「じぶんだけのエコバッグが作れて、おかいものがたのしみになった」(作って遊ぼうレクリエーション!)などの感想が寄せられました。
プログラムを実施した学生や教職員からは、「異なる学年の児童が混ざって活動する様子は、教育実習とは違った視点で観察したり関わったりする必要があり、勉強になった」「豊かな知識や経験が無いと、自信をもって判断ができなかったり、できることが限られたりするので、活動の幅が広がらないと感じた」「学生主体でプラグラムを行った。最初はプログラムの実施に対してうまくできるか不安があったが、やってみると子どもたちがとても楽しそうに行ってくれたおかげで、指導に自信がついたようであった」などの感想があがりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れて参ります。
※感想はすべて原文ママ
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
10月25日(水)、自然体験活動(創作和菓子コース)の一環で自然観察実習園において稲刈りとはざ架けを実施しました。これは、11月23日(木?祝)に未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」として開催される第4回「あつまれ!子どもキャンパス」でおはぎ作りに使うもち米を稲から育てる体験をするものです。社会科教育講座の小坂俊介講師の監督の下14人の学生が参加し、稲刈りとはざ架けにチャレンジしました。
穏やかな秋晴れの中、学生は長袖長ズボンに長靴を履いて田んぼの前に集合しました。自然観察実習園の作業員である近藤末男さん、稲垣憲孝さんや岡田廣之さんに、稲刈りの方法を教えてもらった後、一列に並んで稲刈りをスタートしました。
すべての稲を束にしたあと、作業員さんが用意したはざに束を架けました。これから約2週間、天日で乾燥させて水分を抜くそうです。最後に稲を刈り取る機械「バインダー」の操作を体験して25日の授業は終わりました。
11月15日(水)は7人の学生が参加し、籾すりと精米作業を行いました。先週に雨天で脱穀作業ができなかったため、残った稲を使って脱穀体験をしました。その後、籾すりを行う班と精米を行う班に分かれて活動しました。。
籾すり器に脱穀した籾を投入するとものすごい音ともに籾殻が空中に舞い上がります。学生は埃まみれになりながらも作業に没頭していました。籾すり後の玄米を精米器に投入すると白く精米されたもち米が出てきて、学生からは歓声があがりました。
体験した学生からは「自分たちが何気なく食べているお米を農家の方々がとても苦労されて作っていることが分かった」「子どもたちに自分たちが作ったもち米でおはぎを振る舞うことが楽しみです」という声がありました。
今回収穫したもち米は、11月23日(木?祝)に開催された第4回「あつまれ!子どもキャンパス」の中の「オリジナルおはぎを作ろう!」というプログラムで、子どもたちに食べてもらいました。
(企画課 未来共創推進室 室長 稲垣匡人)
10月31日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、井ケ谷幼児園の園児によるどんぐり拾いを本学キャンパス内で実施し、井ケ谷幼児園の4歳児47人と5歳児54人、引率教諭10人、大学からは教員3人の合計114人が参加しました。
井ケ谷幼児園を出発した園児たちは、正門で社会科教育講座の真島聖子准教授に迎えられ、4歳児は附属図書館南側通路に、5歳児は美術?技術実習棟に行きました。
4歳児は到着後、大きな声で大学関係者にあいさつし、端から端まで目いっぱいに広がってどんぐりや葉っぱなどを探し始めました。真島准教授のほか生活科教育講座の西野雄一郎准教授も参加し、みんなで多くのどんぐりを拾い集めました。子どもたちは傘の付いたどんぐりや丈夫な木の枝を見つけると、「こんなの見つけたよー!」「見て見て、いっぱいとれた!」と楽しそうに大学関係者や通りすがりの学生に見せていました。たくさんの宝物を拾い終わった4歳児は、一足先に大学を後にして幼児園に帰りました。
5歳児は到着後、美術?技術実習棟に展示されている美術作品を見学しました。美術教育講座の中村僚志教授に見守られながら、園児たちは大きな彫像から小さな瓦作品までさまざまな作品があることに驚きつつ、一つ一つじっくり観察しました。その後、養護?幼児棟前に移動し、芝生で寝転がったり野草を集めて束にしたりするなど思い思いに遊びました。遊び終えた後は教育支援棟Ⅰの前に移動し、どんぐりや木の枝を拾い集めました。最後に真島准教授からあいさつを受けるとともに、本学のマスコットキャラクターである「愛教ちゃん」と「エディ」の描かれたシールをもらうと、大事にポケットにしまい、大学関係者にお礼とお別れを伝え幼児園に帰りました。
参加した園児からは「どんぐりがいっぱい拾えてよかった」「芝生でゴロゴロするのが楽しかった」などの感想があり、また、井ケ谷幼児園の教諭からは「秋の自然物を集めたり、芝生で遊んだりして、子どもたちにとって貴重な体験をさせていただきありがとうございました。自然物は園で遊びに使わせていただきます」というお言葉をいただきました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
10月31日(火)、星城高等学校の1年生180人と引率教員6人が大学見学のため本学を訪れました。昨年度に引き続き、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、事前に希望していた126人の生徒が2限と3限の計11の授業を見学?参加しました。
生徒たちは大学に到着すると、本部棟第一会議室に集合し、広報課職員による全体説明を受けた後に3班に分かれて行動しました。
それぞれの班でガイダンスや学食体験、施設見学や卒業生との交流などを行いながら、2限に開講されている「ジェンダー?セクシャルティと教育」「初等家庭科教育法A」「英語文学演習Ⅲ」「日本語学演習」「初等理科教育法A」「声楽Ⅱ」および3限に開講されている「市民リテラシー」「科学リテラシー」「生活科?総合的学習授業論」「ダンス」を見学?参加しました。
高校生には少し難しい講義を聞いたり、大学生とグループディスカッションをするなど、実際に大学で行われている授業を体験する貴重な機会となりました。また実技を伴った授業では、ペアになった大学生と親しく話をするなど、通常の大学見学では味わえない大学生との交流を楽しみました。
授業に参加した生徒からは「授業中に実際に桜の葉を取りに行くというアクティブな授業が展開されていて面白いなと思った」「大学生のグループワークでの話し合いの質が私たちよりはるかにすごく、発表を聞いた時にそこまで考えているのかと思えるほどいろいろなことを考えていた。たった4歳しか変わらないのにここまで違うのかと感じさせられた」という感想をいただきました。
また、引率した教員からは「大学進学の意義を考えるきっかけづくりができた。 さまざまな分野の教室がある愛教大だからこそすべての生徒が考えるきっかけがつくれる」「良い意味でも悪い意味でも、大学という場所がどんなところなのかを知り、90分の授業を受けさせていただく中で教育への道の厳しさを知った部分もあると思う」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
11月1日(水)、愛知教育大学として初となるプロジェクト等使途限定基金事業「子どもキャンパスプロジェクト」がスタートしました。プロジェクト等使途限定基金とは、特定目的の事業を実施するため、使途を特定した寄附金であり、愛知教育大学未来基金内に設けられます。募集期間は2023年11月1日から2026年3月31日までの2年5か月で、目標額は250万円です。
「子どもキャンパスプロジェクト」は、2021年3月に野田敦敬学長のもとで策定した「愛知教育大学未来共創プラン」の戦略の一つで、教職や教育を支援する専門職を目指す学生が、大学のキャンパスおよびその周辺地域で、子どもたちと共に「遊び」から「学び」を創り出す経験を通じて、これらの職業に必要な資質?能力を高める取り組みです。このプロジェクトは2021年度から試行的に実施していますが、2022年度は約3,000人の児童?生徒?園児が本学に来訪しました。プロジェクトに参加する学生?教職員も大幅に増えており、2023年度は「愛教の馬に会いに行こう!」や「竹チップでカブトムシを育てよう!」など35のプログラムを企画しています。
皆様からいただいたご寄附は、これらのプログラムの実施に必要な消耗品の調達、外部講師の招聘費用、その他運営に関する諸経費などに活用させていただきます。また、ささやかではありますが、金額に応じてお礼の品々等をご用意しております。私たちは、学生が子どもたちとふれあう経験の場と未来を担う子どもたちに笑顔があふれる体験の場を、皆様と共に創っていきますので、ぜひご協力をよろしくお願い致します。
?ご寄附の手続きは以下のサイトから行うことができます。
?参考サイト
(企画課 未来共創推進室 室長 稲垣匡人)
10月25日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校小学部の1?2年生6人、3?4年生5人、5?6年生4人と引率教員8人が本学を訪れました。
大学に到着すると、生活科教育講座の西野雄一郎准教授と学生らが子どもたちを温かく出迎え、みんなで美術?技術?家政棟に向かいました。
教室に入り子どもたちが休憩をしていると、野田敦敬学長が訪れ笑顔で子どもたちに声を掛け、本学公式マスコットキャラクターの愛教ちゃんとエディのシールを一人ひとりに配りました。休憩後、隣の会場に移動すると、社会科教育講座の真島聖子准教授と学生による歓迎セレモニーを開きました。色とりどりの風船で鮮やかに飾り付けられた会場に、子どもたちの歓声が上がりました。みんなで風船を使ったゲームを行い、先生方に見守られながら大いに盛り上がりました。
会場を移動し、美術教育講座の永江智尚准教授による色水を使った造形ワークショップに参加しました。透明な水がきれいに色づく様子を学生と一緒に「不思議だね」と笑いあったり、「こんな色が作りたい」と学生と色水を混ぜあったりと楽しみながら交流を深めました。
色水遊びを行った後は昼食を取り、11月19日(日)に行われる創基150周年記念式典の会場の下見で、講堂を見に行きました。見学を終えて戻ってくると、愛教ちゃんとエディが子どもたちを迎えました。子どもたちは愛教ちゃんとエディの登場に大興奮し、抱きついたりおしゃべりをしたりしました。その後集合写真を撮り、バスに乗って帰路につきました。
引率した教員からは「学生の方が子ども達に寄り添い、たくさん支援をしていただいて、子どもたちが生き生きと笑顔で活動することができました」「子ども達が大学という場所を意識するようになった姿が見られた」という感想をいただきました。
また、迎えた学生からも「子どもたちの興味をひくことが大切であり、そのためには優しく見守る必要があると感じた」「口に入れてしまうことを想定して、食紅を使うなど、知識や経験が必要だと思った」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
9月23日(土)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、愛知教育大学のグラウンドを使用し、「第1回AUEスポーツフェス」を開催しました。
「AUEスポーツフェス」は、運動することの楽しさを伝えることや、地域の子どもたちに運動の機会と触れ合いの場を提供することを目的としています。昨年度はサッカーフェスとして、サッカースクールとサッカー大会の2部構成で実施しました。
2年目となる今年度は、ラグビースクールも同時開催し、子どもたちがより多くのスポーツを体験できる機会を設けました。
サッカースクールとサッカー大会では、豊田市を中心にサッカー教室を開催している豊田AFCに、ラグビースクールでは、三重県の女子ラグビーチームPEARLSにご協力いただきました。
また、指導に当たったサッカークラブのコーチや、女子ラグビー元日本代表の選手とともに、本学の学生と附属高校サッカー部の生徒も補助スタッフとして参加し、子どもたちと一緒にスポーツを楽しみました。
小学校5年生を対象としたサッカー大会では、愛知(豊田AFC?知立SS)、岐阜(FC.ENFINI)、三重(大山田SSS)、大阪(Salva de Souza)のサッカークラブ5チーム(63人)が参加しました。選手たちは日頃の練習の成果を発揮し、白熱した試合が続いた中で、FC.ENFINIが見事優勝を果たしました。
優勝チームにはトロフィーとメダルが授与され、参加者全員にオリジナルのボールペンがプレゼントされました。
サッカースクールでは、未就学児童(2才から5才)の36人と小学生低学年(1年生から3年生)の26人が参加しました。講師の指導のもと、ボールを使った運動やドリブル?シュートなどを体験し、最後はミニゲームを実施しました。
初めてサッカーを体験する子どもも多く、ボールを足で扱うことに戸惑う子もいましたが、大学生?高校生が個別に声をかけながら付き添っていたため、元気よく一生懸命に取り組んでいました。
ラグビースクールでは、未就学児22人と小学生低学年13人が参加しました。子どもたちは初めて触る楕円形のボールと腰に巻いたタグに興味津々で、スクールが始まる前から大学生?高校生と一緒になって遊んでいました。
スクールでは講師の指導のもと、タグ取りの鬼ごっこやボールを持ってのリレー、トライチャレンジなどを体験しました。
全員が初めてのラグビー体験でしたが、講師2人を中心に、大学生?高校生も一緒になって取り組み、参加者は終始笑顔で活動していました。
各スクールに参加してくれた子どもたちには、参加賞としてオリジナルシールと大学公式マスコットキャラクター「愛教ちゃん」の飴をプレゼントしました。 また、記念撮影の際には着ぐるみの愛教ちゃんも参加し、子どもたちからも大人気でした。
参加した子どもたちの保護者からも「子どもがすごく楽しんでいた」「補助スタッフのお兄さん、お姉さんが一緒になってやってくれたのでとてもいい雰囲気だった」「次回も参加したい」などの声を聞くことができ、大変好評でした。
また、補助スタッフとしてかかわった大学生?高校生にとっても、子どもたちのエネルギーに触れる貴重な交流の場となりました。
今後は、サッカーやラグビーだけでなく、より多くのスポーツが体験できるイベントの開催を目標にしています。大学生や高校生と子どもたちが一緒になって楽しめるよう、企画と準備を進めていきます。
(入試課 大学院?共通テスト係 池内 良平)
〈サッカースクール講師〉
今井大志
出身:愛知県
出身校:愛知教育大学
指導歴:U15高円宮杯全国ベスト16/U15クラブユース選手権全国大会出場/ U12全日本少年サッカー大会県3位/U11全農杯東海大会出場/U10サーラカップ東海大会出場/ Toowoomba Grammar School(豪州)
現在は園児から中学生年代まで幅広く指導。地域においてサッカーの裾野を拡げること、青少年育成に寄与することを目的とし日々取り組んでいる。
〈ラグビースクール講師〉
山本さやか
出身:三重県鳥羽市神島(離島)
出身校:中京女子大学(現:至学館大学)
経歴:2006~2017年 15人制女子日本代表
幼少期はバレーボール、高校大学は柔道部。大学時代に先輩から誘われて、柔道をしながらラグビーを始めた。「バレーボール×柔道=ラグビー」とすぐに頭角を現し、15人制のプロップ(スクラムを組む最前列) のポジションで日本代表として長年活躍。2021年に引退後は、四日市にあるgrit24フィットネスジムでパーソナルトレーナーとして、老若男女問わず重力に負けないカラダづくりを楽しく指導。
〈ラグビースクール講師〉
片嶋佑果
出身:奈良県
出身校:愛知教育大学
経歴:2012~2013年 7人制女子日本代表
中学から大学卒業まで陸上競技の投擲(砲丸投げ、円盤投げ) で日本のトップで活躍。大学卒業後に父の影響もあり、オリンピックを目指してラグビーへ競技転向。持ち前のパワーとスピードですぐに7人制女子日本代表として世界と戦う。PEARLSでは日本一5回、昨年はとちぎ国体でも日本一に輝く。今年2月に引退後、今は山本と同じgrit24で店長として、日々健康な人を増やしたいと野望をもって活動している。
10月23日(月)、心地よい風が吹く秋空の下、附属幼稚園4歳児クラス(赤組、青組)が担任教諭、養護教諭らと共に貸し切りバスで来学し、野田敦敬学長および新津勝二理事が出迎え、本学の教職員と幼児教育講座の学生含め総勢80人が自然観察実習園でさつまいも掘りを行いました。
野田学長から「さつまいもが大きく育って、早く皆さんに掘り起こしてほしいと、畑から顔を覗かせていますよ。大きなさつまいもをたくさん収穫してくださいね」とあいさつがありました。
園児が意気揚々とスコップを手にしたところで、附属幼稚園の先生から「大きなお芋を掘るぞー」と掛け声がかかり、園児達の「エイ、エイ、オー」と元気いっぱいな声を合図に、さつまいも掘りがスタートしました。
例年に比べ、さつまいもの生育が良く、園児の手の平には収まりきらないくらい大きなさつまいもを収穫し、園児の賑やかな声と学生の笑顔があふれ、園児だけでなく、教職員や学生にとっても非常に貴重な体験の場となったようです。
なお、当日収穫されたさつまいもを使用し、新津理事から収穫までにさつまいもの管理をおこなった実習園の作業員さん方へのお礼として、実習園で収穫されたさつまいものスイーツが振る舞われました。
(学術研究支援課 創造科学系 係長 玉城 寛人)
8月11日(金?祝)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、第3回「あつまれ!子どもキャンパス」を本学で開催しました。小学生127人と大学から149人(学生133人と教職員16人)の計276人(保護者の方を除く)が参加しました。
3回目の実施となる今回は午前の部?午後の部?夜の部に分け、計10プログラムを実施しました。暑い1日でしたが、参加した子どもたちは暑さを跳ね返すほど楽しそうにプログラムに取り組んでいました。
愛教の馬に会いに行こう!
馬術部員の指導のもと乗馬やニンジンの餌やりを体験したり、馬に関する折り紙や塗り絵などに取り組みました。参加した子どもたちからは「馬に乗ったときに、思いのほか高くて、驚いた。馬に触れて、とってもかわいかったです」などの感想が寄せられました。
大学生とミニ運動会!
2チームに分かれ、フープくぐり、玉入れ、台風の目、ボール渡しなどのさまざまな競技に、チーム一丸となって挑戦しました。参加した子どもたちからは「負けたり勝ったりで、どちらが勝つかハラハラドキドキして、種目も面白かった」などの感想が寄せられました。
ひとりでできるもん!Cooking編
顕微鏡を使って花粉を見たり、実物のかぼちゃに触れながら、野菜の育ち方や食品の性質について学びました。参加した子どもたちからは「(食品の性質としての)3つのグループを揃えていきたいと思ったし、花粉の形が、面白かった」などの感想が寄せられました。
ひとりでできるもん!Sewing編
手縫いによる舟形コースターやミシンを用いたポケットティッシュケース、また、裁縫に慣れない子はプラ板キーホルダーの作成を行いました。参加した子どもたちからは「初めてミシンを使うことができて、ミシンの針にびっくりしながら縫えました。自分で作ることができてうれしかったです。家でもミシンを使いたくなりました」などの感想が寄せられました。
愛教ベース!!みんなの秘密基地を作ろう!!
みんなで意見を出し合いながら、木材を切ったり組み立てたりして自分たちだけの個性の光る大きな秘密基地を完成させました。参加した子どもたちからは「みんなで一緒に何をつくるか,考えるのが楽しかった」などの感想が寄せられました。
どっちのジャンプが得意!?
はじめにジャンプの種類について説明を受けた後、さまざまな器具を用いながら自分の得意なジャンプの種類やスポーツについて学びました。参加した子どもたちからは「飛び方の種類がいろいろあることがわかった。夏休みの運動不足を解消できてよかった」などの感想が寄せられました。
フィルムで体験「ココロを保存」
学生からフィルムカメラの使い方の説明を受けた後、カメラや小道具を持って学内各所で心に残った風景を写真に収めました。参加した子どもたちからは「初めての撮影で、数に制限があっていろいろある中で選ぶのが楽しかったです」などの感想が寄せられました。
動いて遊ぼう!レクリエーション
じゃんけん列車やリスと木こり、ふうせんバレーなど、大人子ども問わず一緒になって楽しめるゲームで目一杯体を動かしました。参加した子どもたちからは「時間が10秒に感じるくらい楽しかった」などの感想が寄せられました。
大学のふしぎ発見!鎌倉時代の遺跡をさがせ!
井ケ谷古窯跡群(刈谷市指定史跡)のうちの一基である松根第3号窯を見学したり、粘土を使った作陶体験やクイズを行いました。参加した子どもたちからは「お兄さんやお姉さんが優しく、窯のことについて話してくれたから,おばあちゃんやおじいちゃんに聞かせてあげたい!」などの感想が寄せられました。
カブトムシのつかまえかたおしえます!
カブトムシの生態や集まりやすい木などについての説明を受けた後、虫かごと網を持ってたくさんのカブトムシを捕まえに行きました。参加した子どもたちからは「カブト虫をとるのは、朝早くや夜遅くじゃなくていいことが分かった」などの感想が寄せられました。
プログラムを実施した学生や教職員からは、「いろいろな体験をさせてあげることで子どもたちの視野が広がり、やってみたいにつながるのだなと考えました」「子どもは大人の表情をよく見ていて、周りと協力しながら一緒に楽しむことが大事だと思った」「教育実習や学校現場とはまた違う環境下で遊んだり学んだりできるのは面白いと思った。また、子どもの様子も学校の場とは違う面があると思うので、見ていて楽しかった」などの感想があがりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
6月17日(土)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の一環で、ディスレクシア協会名古屋(関連リンク参照)主催の「こどもICTマイスター応援プロジェクト」を開催し、小学生8人、中学生6人、高校生1人およびその保護者15人が参加しました。
本プロジェクトは、プリントディスアビリティのある児童生徒とその家族を対象とするICTのスキルアップセミナーを実施するものです。主に、県内の弱視や発達障害(発達性読み書き障害)等の当事者家族?支援団体と連携をとりながら、プリントにアクセスできない子どもたちに本学学生と教員がICTスキルを教え?プリントにアクセスできるように支援します。「見える、読める、書ける」の体験から、プリントに書かれている内容が「分かった、楽しい!もっと知りたい!」という気持ちを育み、地域のインクルーシブ教育に貢献します。
はじめに、本学特別支援教育講座の相羽大輔准教授から「ICTを活用して読み書きをしてみよう」というテーマで講演を行い、読み書きのサポートのポイントや実際にiOSやアプリ、スキャナー等を活用して読み書きを行う動画が紹介されました。
次に、名古屋市内の中学校2年生の三輪かのんさんから「ディスレクシア当事者生徒による工夫の紹介」というテーマで事例紹介を行い、LINEの文章を読み上げソフトで読み上げたり、近所の習い事教室のチラシをタイピングで作成した事例が紹介されました。
その後、年齢に応じて3つのグループに分かれてICTを使って本やプリントを読み込んだり、学習プリントに書き込むワークショップが行われました。名古屋学芸大学ヒューマンケア学部吉村匡特任教授(本学障害学生支援室コーディネーター)やボランティアで参加した本学の学生?OBからに指導を受けながら、子どもたちだけでなく保護者もICT機器の設定方法等を学び、実際に写真を撮影して音声で読み上げたり、撮影した学習プリントに書き込む体験を行いました。
実施後のアンケートでは、子どもたちから「写真を撮って文章を読み上げる、新しい方法が分かったからとても良かった(学校の宿題?課題等、デイジーや電子教科書になっていないものも、これで読める。読みたい本も、親に頼まなくても読める!)」、保護者から「子どもの年齢に近い方が、学校の理解のもとに、実際にタブレットでいろいろと工夫して勉強され、国語のテストも点数が上がって自信になっていたことが分かり、励みになりました」といった感想をいただきました。
子どもたちや保護者が必要なICTスキルを身に付けるだけでなく、子ども同士が友達になったり、保護者同士がつながる場となる非常に有意義な会となりました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室長 稲垣 匡人)
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子どもの読書応援団体よみっこは、幼児や小学生を主な対象として読み聞かせを行っており、季節ごとの読み聞かせ会を愛知教育大学の附属図書館にて開催したり、大学内外のさまざまなイベントに参加しています。
8月10日(木)、愛知教育大学附属図書館にて「絵本をあそぶ!よみっこ夏のよみきかせ祭!」を開催しました。当日は絵本?紙芝居?朗読劇?パネルシアターの4つのブースをつくり、来場された方がさまざまな種類の作品にかかわれるよう工夫しました。
また、会場を楽しい雰囲気にするために、折り紙や画用紙などで飾りつけの準備もしました。 読み聞かせ等の練習や飾りつけの準備は、約50人のよみっこメンバーが5月から行い、よみっこ発足以来最も大きな規模のイベントとなりました。
さらに、東海テレビアナウンサーの庄野俊哉氏とヴィオラ奏者の寺尾洋子氏にもご参加いただき、特別イベントとして公演をしていただきました。来場された方が、お二人の公演にくぎ付けになっている姿が印象的でした。
来てくださった方が笑顔になったり、「楽しかった!」と言って帰ったりする様子を目の前で見ることができ、大きな喜びを感じました。 よみっこメンバーも準備期間を通して絆を深め、積極的に意見を出し合い、より良いよみきかせ祭になったと思います。
子どもの読書応援団体よみっこは、これからも活動の幅を広げ、地域の方々に愛される団体へと精進してまいります。
(よみっこ代表/学校教員養成課程 幼児教育専攻 中村琴海)
8月11日(金?祝)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、次世代教育イノベーション棟を使用し、?動いて遊ぼう!レクリエーション?を実施しました。
?動いて遊ぼう!レクリエーション?とは、レクリエーションを通じて子どもたちと共に遊びや学びを創り出すことを目的に、愛知教育大学レクリエーションクラブ、クラブOB?OG、愛知県レクリエーション協会の共催で、?第3回あつまれ!子どもキャンパス?のプログラムとして実施しました。なお、?自然体験活動?の授業の一環としても行われ、レクリエーションクラブ以外の学生も参加しました。
「子どもキャンパスプロジェクト」では、学生が、レクリエーションを活用した企画を考え、準備を行い、当日は、進行をつとめる?エール?役とそのサポートの?アシスト?役に分かれ、子どもたちが安全で、楽しく過ごせるように、レクリエーションゲームを行いました。
じゃんけんをして、負けたら後ろについて列を長くしていく?じゃんけん列車?や、リスと木の役にわかれ、オオカミや木こりから逃げる?リスと木こり?など、学生が考えたオリジナル要素を取り入れており、子どもたちは大喜びでゲームに参加していました。
?動いて遊ぼう!レクリエーション?の終了後は、会場を第一共通棟に移し、?愛教大レクリエーションクラブ50周年記念式典?を開催しました。
愛知教育大学レクリエーションクラブは、50年前に、?教育にはレクリエーションが必要だ!?との思いから、当時学生だった創部メンバーが企画し、立ち上げた愛知教育大学の学生サークル団体で、半世紀にわたり、地域の子ども会活動や、キャンプカウンセラーとして自然教室?林間学校等の手伝いなどをボランティアで行ってきました。
記念式典では、懐かしい顔ぶれに、当時の思い出に花が咲き、楽しい時間を過ごすことができ、50年という節目の年に歴史と成果を振り返る素晴らしいイベントとなりました。
最後には、コロナの関係で、現役学生のサークル参加人数が減ってきている状況ということもあり、愛知教育大学未来基金や、今後の活動についてますますのOB?OGのご協力をお願いし、お開きとなりました。
(附属学校課 岡崎小学校事務係 係長/愛知教育大学レクリエーションクラブ第30代部長 沓名正樹)
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6月26日(月)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属特別支援学校高等部1?2年生19人と引率教員7人が遠足で本学を訪れました。
大学に到着すると、梅雨時期にもかかわらず天候に恵まれたため、まず講堂前のスカイガーデンで記念撮影を行い、その後引率の先生の指示に従い特別支援教育棟に向かいました。
特別支援教育講座の吉岡恒生教授による「障害児臨床特論」に参加し、学生も交えて二人一組になり活動を行いました。生徒達からやりたい遊びを聞いた後、各々の部屋に分かれてトランポリンで遊んだり、一緒にピアノを弾いたり、カードゲームをするなど楽しい時間を共に過ごしました。お昼の時間が近づくとみんなで昼食会場に移動して、一緒に食事をとりながら交流を深めました。
昼食後はこれまで一緒に活動して学生にお別れを告げながら、次の会場となる大学会館に移動しました。大集会室では保健体育講座の成瀬麻美准教授と学生達によるダンス活動が行われました。ここでも生徒と学生がペアになってストレッチを行った後、音楽のリズムに合わせて自由に踊ったり、新聞紙を使って独自の遊びを行うなど、目一杯体を動かしました。
最後に本学の公式マスコットキャラクター「愛教ちゃん」と「エディ」が登場し、生徒達は歓声をあげながら迎え、ダンスをともにした学生を含めて記念撮影をしました。その後は学生達に見送られながら笑顔でバスに乗り込み、大学を出発しました。
生徒達からは「トランポリンで高く跳んだり、遊ぶ時間がたくさんあってうれしかったです」「新聞紙を使っていろいろなダンスをして楽しかったです。ヨガをして楽しかったです。先生と同じポーズをして楽しかったです。また行ってみたいです」という感想が寄せられ、引率した教員からは「プレイルームで学生の子とさまざまな遊びに親しんだり、ダンスで多様な動きを経験することができました。ありがとうございました」という感想をいただきました。
また、迎えた学生からも「さまざまな生徒たちとかかわることができ、性格や様子の違いから接する時の態度や声掛けなどを意識することができ、たくさんのことを学ぶことができた」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室長 稲垣匡人)
6月11日(日)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、子ども会合同新入生歓迎会を本学で開催し、井ケ谷子ども会70人、西境北東子ども会25人、豊明薮田子ども会14人、大学関係者39人の合計148人が参加しました。
子どもたちは集合写真を撮影した後、1~6年生混合の8グループに分かれ、グループごとに科学実験?お馬さんとのふれあい?交流ゲーム?運動スポーツを順番に回りました。科学実験では訪問科学実験わくわくのメンバーが繰り出す科学のふしぎに驚きながら、マイナス196度の世界や冷たいカイロ作りを体験しました。お馬さんとのふれあいでは本学馬術部員がお世話する馬に触れ、すべすべの毛並みを堪能しました。交流ゲームでは謎解きゲームや洗濯ばさみゲームを行い、知恵を出し合いながら学年を超えて仲良く取り組みました。運動スポーツではドッジボールやミニテニスを行い、学生も混じって目一杯スポーツを楽しみました。最後に、子どもたちはお土産を受け取り、お別れのあいさつをして閉会しました。
開催後の子どもや保護者からのアンケートでは「大学生の方が一緒に遊んでくれたのがとても楽しかった」「子ども会で大学生に実験やスポーツ、馬との触れ合いで、いろいろと教えていただいたりすることで子どもたちがとても楽しそうにしていたのを見て、とてもいい影響があるなと感じ、また機会があればぜひ参加したいと思いました」などの意見が、学生からは「子どもたちとかかわる中でどのようなことに興味を抱き、どのように楽しんでいくのかを近くで見ることができた」「教える立場から子どもたちの素直な反応を見て、子どもたちの模範となる行動をしなければと意識した」などの意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)
5月22(月)~26日(金)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、刈谷市内の幼児園?保育園18園にカブトムシの幼虫を配布しました。この取り組みは、本学に生息しているカブトムシと子どもたちが触れ合う機会を提供するものです。今年度は平成幼児園、小高原幼児園、かりがね保育園等刈谷市内の18園にカブトムシの幼虫が入ったプランターを贈りました。
プランターを見つけた子どもたちは「何が入ってるの?」とのぞき込んだり、「カブトムシの幼虫がいるよ」と教えると「どこにいるの?」と土を掘ったりとさまざまな反応が見られました。26日(金)にはプランターを配布した井ケ谷幼児園にケーブルTVキャッチネットワークの取材が入り、プランターをひっくり返し一生懸命土の中から幼虫を探す子どもたちの様子が撮影されました。幼虫を掌に乗せてじっくり観察したり、「意外とひんやりしてるよ」とこそっと職員に教えてくれたり、たくさんの幼虫を手のお椀の中に入れて友達と笑いあったりとそれぞれが楽しく幼虫と触れ合いました。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
5月24日(水)、自然体験活動(創作和菓子コース)の一環で自然観察実習園において田植えを実施しました。これは、おはぎ作りに使うもち米を稲から育てる体験をするものです。社会科教育講座の小坂俊介講師の監督の下、3年生を中心とした40人の学生が参加し、2チームに分かれて田植えにチャレンジしました。
強い日差しの下、学生は田植えに備えた服装と長靴を履いて田んぼの前に集合しました。自然観察実習園の作業員である近藤末男氏に、稲の育ち方の話や実習園に現れる動物の話を聞いた後、苗の植え方の説明を受け田んぼの前に立ちました。
いざ田んぼの中に入ると、「ひんやりしてる」「泥が重たいね」「なんか懐かしい」など、さまざまな声が上がりました。始めはぎこちない様子で苗を植えていた学生も、同じく作業員である稲垣憲孝氏や岡田廣之氏に指導を受けながら一列一列苗を植えていくにつれてどんどんと手慣れていき、次第に上手に田植えができるようになりました。
終了後の学生からは、「このような多大な労力と時間をかけて作られたお米が当たり前のように毎日食べられることにありがたみを実感した」「食物本来の姿を見る機会は年々失われているのではないかと思うので、こうした体験の機会をもっと発信できたらいいのでは」「田植えという共同作業を通して同じ授業をとっている人と仲良くなれた。このような体験は学級づくりにも有効的だと感じた」などの感想が寄せられました。
今回植えたもち米は10月頃に稲刈りをして、11月に開催される未来共創プラン戦略1「あつまれ!子どもキャンパス」のおはぎ作りで使う予定です。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
6月5日(月)、梅雨空をかき消すような快晴の中、本学の自然観察実習園において、附属幼稚園の5歳児46人、幼児教育選修4年生20人と野田敦敬学長、新津勝二理事?事務局長、樋口一成教授(幼児教育講座)合わせて69人がじゃがいも掘りを行いました。
野田学長から附属幼稚園児に向けて、「大きく育ったじゃがいもが、早く皆さんに掘ってほしいと顔をのぞかせていますよ。張り切ってたくさん掘ってくださいね」とあいさつがあり、園児たちは各グループに分かれて、畑を管理する実習園の作業員からじゃがいもの育ち方などの説明に耳を傾けながら、自身の手やスコップでじゃがいも掘りを行いました。
今年度は生育状況が非常に良く、自分の手に収まりきらないような大きなじゃがいもを収穫し、お手伝いで参加した幼児教育専攻の学生は「すごいね!」「もっと大きなじゃがいもを一緒に見つけてみよう!」と声を掛け、園児とともに楽しく収穫しました。
収穫が終わると園児達が袋いっぱいに詰めたじゃがいもを手に「じゃがいも掘りがとても楽しかった!」「またじゃがいも掘りをやりたい!」と笑顔で学生と会話をしており、これから教員を目指す学生だけではなく、教職員にとっても非常に貴重な体験の場となりました。
(学術研究支援課 学系支援係長 玉城寛人)
5月7日(日)に「第54回子どもまつり」を本学キャンパスで開催し、近隣の地域の子どもたちと学生で賑わいました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、子どもたちは本学第一共通棟内に準備された企画で思いっきり楽しみました。当日は子ども242人、学生87人、運営学生スタッフ93人が参加しました。
学生と子どもがグループとなり、子どもまつり提供の企画「おはなしのくに」や他団体のさまざまな企画で遊ぶ子どもたちの姿も見ることができました。
会場となった第一共通棟のいたるところに、委員が手作りした装飾が飾られてあり、かざりのおもちかえりの時間になると、腕いっぱいにかざりを抱える子どもであふれかえりました。
「第54回子どもまつり」に参加していただきありがとうございました! 昨今のコロナ禍のなか、また悪天候のなか多くの方に参加していただけたこと大変うれしく思います。
今回の子どもまつりはいかがだったでしょうか。前回の冬の子どもまつりに比べて、学生と子どものグループがたくさんできていたという印象です。
子どもまつりに参加したことで、たくさんの思い出を作ることができていたら幸いです。 次回は12月10日(日)に第47回冬の子どもまつりを開催します。たくさんの参加をお待ちしております!
(第54回子どもまつり実行委員会)
5月16日(火)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属名古屋中学校の1年生158人と引率教員10人が本学を訪れました。
朝から日差しが強く暑い中、少し緊張した様子の生徒たちを乗せたバスが大学に到着しました。生徒たちは講堂前で、本学公式マスコットキャラクターの愛教ちゃんとエディとともに集合写真の撮影を行い、リラックスして笑顔も出てきたところでグループに分かれ、授業体験やSDGs教材を用いた大学生との交流へと出発しました。
授業体験では13の教室に分かれて、大学教員による特別講義を受けたり、大学生と一緒に授業を聴講?参加したりして大学での授業の雰囲気を味わいました。SDGs教材を用いた大学生との交流では、AUEパートナーシップ団体である学生団体SAGA(サーガ)の学生たちとSDGsカルタやすごろく、バイオミミクリー?トランプなどを体験し、楽しくSDGsへの理解を深めました。
午前の体験を終えた後は本部棟第一会議室で昼食をとりました。
その後第二共通棟へ移動し、理科教育講座の大鹿聖公教授によるSDGsに関するワークショップに参加しました。SDGsに関する講義の後にSDGsまちづくりに挑戦し、友達同士でああでもないこうでもないと熱中しながら作業を行いました。あっという間に時間が過ぎ、生徒たちはバスに乗って帰路につきました。大学の授業を見学するとともにSDGsについて学ぶ良い機会となりました。
生徒たちからは「数学を教えるにあたって、教員がどのようなことを心がけるかが分かった」「SDGsのまだ知らなかったことなどがくわしく学べ、環境に良い社会にするためにどうすればよいか少し分かったので意識していきたい」という感想が寄せられ、大学教員からは「学生同士だけでなく率先して中学生とかかわろうとしたり、中学生の意見を取り入れようとしたりする姿が見られた」という感想がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
4月26日(水)、愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」の取り組みとして、本学附属名古屋小学校の2年生90人と引率教員4人が遠足で本学を訪れました。
バスが大学に到着すると、まず講堂のロビーで引率学生があいさつを行い、プログラム体験へと出発しました。
プログラム体験では「ものづくり体験」「馬とのふれあい体験」「図書館見学」の3つのプログラムを順番に体験しました。「ものづくり体験」では生活科教育講座の柿崎和子教授と西野雄一郎准教授、生活科教育講座の生活?総合専修とものづくり?技術専修の学生たちが出迎え、みんなでものづくりに挑戦し、出来上がった作品で楽しく遊びました。
「馬とのふれあい体験」では馬術部員から馬の説明を受け、大きな馬を見上げながら勇気を出して鼻やあごをなで、馬の温かさを感じていました。「図書館見学」では、図書館内のさまざまな部屋を探検して職員の説明を興味深く聞き、キッズライブラリーでは気になる本を見つけては友達同士で見せ合いっこをしつつ読書を楽しみました。
プログラム体験を終えた後は本部棟第一会議室に移動し、みんなで昼食をとりました。
その後第二体育館へ移動し、バレー部の学生と楽しい時間を過ごしました。最後に愛教ちゃんとエディと一緒にクラスごとの写真撮影を行い、バスに乗って帰路につきました。当日は荒天でしたが、雨にも負けないニコニコ笑顔で過ごした一日となりました。
子どもたちからは「馬が前まで好きじゃなかったけど大学のおかげで好きになりました」「大学生の人が優しく教えてくれたのでうまく作れたのでよかったです」という感想が、参加した学生からは「子どもたちは私たちでは気づけない案を出してくれたり、私たちが用意したものを応用して遊んだりしていて私自身の新しい考えにつながった」という感想が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進係 大森智子)
4月19日(水)、本部棟第五会議室で愛知教育大学未来共創プラン戦略1「子どもキャンパスプロジェクト」のプログラム募集説明会を開催し、学生?教職員等21人が参加しました。
当プロジェクトは、2021年3月に策定された「愛知教育大学未来共創プラン」の一環として、大学およびその周辺地域を『学び』と『遊び』を一体化できるエリアとして、教科等横断的な実践フィールドと実践プログラムを提供するものです。今年度も昨年度の実践を踏まえながら、子どもたちが学び遊ぶことのできるプログラム、または学内資源としての竹を活用したプログラムを本学学生や教職員から募集しています。
冒頭に野田敦敬学長からのあいさつとして、本プロジェクトは学生にとって自分たちで企画し主体的に子どもたちと触れ合う機会となり、教職およびそれを支える専門職に就くことへの意欲を高めることになるとの言葉がありました。続いて本プロジェクトについての全体説明を行いました。
その後、中池竜一准教授(教職キャリアセンター)をはじめ、昨年度プログラムを実施した団体の代表者から、これまでの取り組みや今後の展望についての紹介があり、終わりに真島聖子学長補佐(未来共創プラン担当)から3年目となる今年度への期待の言葉が寄せられました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 大森智子)
2023年度子どもキャンパスプロジェクトのプログラム募集を開始しました。また、プログラム募集の説明会も4月19日の15:30から第五会議室で予定しております。お気軽にご参加ください。応募受付期間は5月12日までとなっております。
2月21日(火)、刈谷市立富士松北小学校の生活科授業「町探検」の一環として「あいきょうてくてくきらきら大ぼうけん!」を本学キャンパス内で実施し、同校2年生71人と引率教員5人、本学の教員2人と生活?総合専修の学生12人合わせて90人が参加しました。
引率教員や学生とともに大学に到着した子どもたちは、はじめに第一共通棟で本学のマスコットキャラクター「愛教ちゃん」と「エディ」に迎えられました。初めの会で学生から説明を受け、地図とクイズ用紙を冒険バッグに入れた後、グループに分かれて大冒険をはじめました。美術?技術実習棟では、広場や玄関ホールに並ぶ作品を見て「この猫かわいい!」「ドラゴンもいるよ!すごーい!」と引率の学生に感想を話したり、みんなで一緒に作品のポーズを真似したりしながら冒険を楽しみました。その他、附属図書館や第二共通棟、講堂などの施設を冒険しながらクイズの答えとなるキーワードを見つけた子どもたちは、終わりの会で「愛教ちゃん」と「エディ」のシールをもらい、冒険バッグに大切にしまい込みました。最後に講堂前の広場で「愛教ちゃん」「エディ」とともに集合写真を撮り、子どもたちは「また来るねー!」「楽しかったー!」と言いながら小学校へと帰りました。
参加した富士松北小学校の子どもたちからは「図書館には本がたくさんありました。講堂で演奏を聞くことできてうれしかったです」「ウサギチームの旗を作ってくれてありがとう。また、大学に行って探検したいです」などの感想があり、また、本学の学生からは「子どもとかかわることで大変なことや楽しさを直で感じることができた」「安全かつ楽しく、子どもたちが有意義な時間を過ごせるようにするように、私も子どもの反応や周囲の状況に敏感になる必要があったので、責任感が高まった」という意見がありました。
当プロジェクトは、「子どもと共に、学生と共に、社会と共に、附属学校園と共に、未来の教育を創ります。」というビジョンを実現するため、積極的に地域の子どもたちを受け入れていきます。
(企画課 未来共創推進室 未来共創推進係 柘植貴史)