てくてくでは、大学に在籍する聴覚障害のある学生さんに授業中の情報保障支援を行っています。授業で先生がお話される音声情報をその場で文字に起こして、聴覚障害学生さんの電子モニターに届ける仕事をしています。パソコンによる文字起こしだけではなく、音声認識や手話通訳などの情報保障、オンデマンド授業で使用する動画の字幕付けなども、てくてくで支援を担っています。 日々の支援活動だけではなく、令和5年度は、つくば国際会議場で開催された「第19回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム」に参加しました。 学生間の情報交換スペースでは、他大学の聴覚障害学生や支援学生と交流を行い本学の支援の質を高める方法を考えるための有益な時間となりました。 訪問科学実験わくわくでは、地域の子ども会や幼稚園、科学館などから依頼を受け、子どもたちに科学実験を通して科学のおもしろさを伝えています。 2023年度は計45実践と多くの実践を行いました。 11月18日に開催された『科学?ものづくりフェスタ』では、執行部員と一般学生の計71人が参加しイベントを盛り上げました。ほかにも本学附属高等学校や名古屋市立工業高等学校などの高校生、連携企業である中部電力パワーグリッド株式会社、国際学術交流協定締結校であるモンゴル国立教育大学など合わせて40ブースが出展し、過去最多となる約1,600人の来場者でにぎわいました。 2024年度以降も理科好きの子どもを育むための学校や地域への貢献を続けていきます。8情報保障支援学生団体「てくてく」訪問科学実験「わくわく」「AUEパートナーシップ団体」(以下PS団体)とは、愛知教育大学(以下「本学」)が本学学生団体のうちで主体的?積極的に学内外で活動を行い、本学の教育、研究および社会貢献活動に貢献していると認定した団体のことです。本学に対する貢献度が高く、認定資格を満たした団体にはPS団体として認定し、認定証を授与します。PS団体として認定されると、活動拠点として学内のPS団体オフィスが提供され、諸要望への支援についても検討されます。AUEパートナーシップ団体活動報告2023年11月?2024年3月
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