04 |愛知教育大学 本学は、明治6年(1873年)の「愛知県養成学校」以来150年の歴史と伝統をもち、国立教員養成大学として、これまで約7万人の教員を輩出し、愛知県の教育界をリードしてきました。そして、これからは全ての子どもたちの可能性を引き出す個別最適な学びと協働的な学びの実現、いわゆる「令和の日本型教育」を担う教師や教職員集団を育てていく使命が本学にはあります。 学校教員養成課程への入学を目指している皆さんは、なぜ教師になりたいと思ったのですか?私は、小学生高学年のときの担任教師に憧れ「先生になりたい」と思いました。中学校、高等学校、大学でも素敵な恩師に出会え、大学院修了後に小学校教師になりました。私のゼミの卒業?修了生に、贈る最後の言葉は、「4月になってあなたが担任する子どもの中で、あなたの姿を見て、『〇〇先生のような先生になりたい』と思う子を毎年一人でよいので育ててほしい」です。私は、小学校教員を14年間しました。教師は、時間もかかり忍耐のいる仕事です。子どもは一人ひとり個性が違うので、マニュアル的な方法はありません。誠意をもって接し、目の輝きや伸びていく姿を見ると、教師をしていてよかったと感じます。また、卒業後もずっと教師として関わり、彼らが人生を切り拓いている姿を見ると感激します。日本の未来を担う子どもたちのためにこれからも「教師」という職業の重要性は増し、AI時代となっても、絶対になくしてはいけない職業であり、一生をかけるに値する職業です。 本学のカリキュラムには、1?2年生では20日程度の学校体験を単位化しています。また、3?4年生では5週間の教育実習があります。強い教員志望をもっていないと挫折をしてしまう学生もいます。しかし、教師になりたいという強い気持ちをもっていれば、大学としては十分なサポートをしますので、乗り切ることができます。私もそうでしたが、教育実習を乗り越えたあとは自己の成長を感じ、教師になりたい気持ちが一層強まりました。また、実際に教師になったときこの経験は大いに役立つものです。教師に必ずなりたいという強い意志をもっている方の入学を期待しています。 教育支援専門職養成課程への入学を目指している皆さん、「チーム学校」という言葉を知っていると思います。国が示しているこれからの学校のあるべき姿は、「多様なスタッフ等とチームとなり、校長のリーダーシップの下、家庭や地域と連携しつつ運営されている学校」としています。いまや学校教育は教師だけで運営するものではなく、多様な方々と協働して、子どもの健やかな成長を支えていく方向で展開されています。また、学校を管理する教育委員会事務局の行政職にも深い学校理解をもったスタッフが必要です。本学のカリキュラムでは、学校体験も位置づけ、学校現場に強い専門職の育成を図っています。 皆さんの目指す未来に向かって、教職員が一丸となってサポートしますので、ぜひ本学への入学を目指してください。学長メッセージ愛知教育大学長野田 敦敬「教師になりたい」という強い気持ちをもった学生、「学校を理解した専門職になりたい」と思う学生を求めています!Message
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