2022年5月30日 教職大学院実習に関するFDを開催しました。

2022年6月17日

院生実習のねらいを説明する松井教授
院生実習のねらいを説明する松井教授

本学の教職大学院は令和2年度に改組して、50名の専任教員を配置しています。
また、この中の6名は令和4年度から新規採用により新たに教職大学院を担当する者です。

そこで令和4年度の実習開始前に改めて、教職大学院の実習及び学部の教育実習との違いなど、教職大学院の実習に関して共通した理解を図るため、5月30日に教職大学院実習に関するFDを開催し、25名の教職員の参加がありました。

教育実践高度化専攻長の丹藤博文教授の開会挨拶に次いで、松井孝彦教授から学部直進学生向けの実習を中心にねらいなどの説明がありました。

松井教授の話の中で、「1つ目のねらいは、教育実践研究を行う教育成果を検証することで学生の『教育課題解決力』を高めることであり、それらは教職大学院のまとめとなる『実践研究報告書』につながっていくこと。2つ目のねらいは、長期的な学校における実習活動の中で、『実践的指導力』を高めることであり、各県市が定める『教員育成指標』の内容にも関わったものであること」といった説明があり、ゼミを担当する指導教員と、実務家であるサポート教員の双方で連携を密にして実習を進めていくことの必要性を再認識しました。

次いで、加藤兼幸准教授と鯉江美穂准教授から、各実習の目標を達成するために連携協力校や教育委員会と行っている連絡調整の内容や、今後の実習にあたっての具体的な進め方などの説明があり、最後は大鹿聖公教授の閉会挨拶で結びました。

これからも、様々なFD活動などを通して、教職大学院の教育内容の充実に取り組みます。

実習校への挨拶について説明する加藤准教授
実習校への挨拶について説明する加藤准教授
実習の種類と概要を説明する鯉江准教授
実習の種類と概要を説明する鯉江准教授