6月16日(日)、本学が掲げる「戦略3:教職の魅力共創プロジェクト」とベネッセ?コーポレーションの共催でシンポジウム「新たな学び?学校のかたち-対話的?協働的な学びを共に創る-」を開催し、県内外から高校生?大学生、教職員、保護者、自治体関係者、教育産業界関係者等約90人が参加しました。
本シンポジウムでは、高校生?大学生が社会参加するにあたり、声を上げてもいいような雰囲気や風土をつくるために、高校生?大学生の声を聴くことから始め、信頼をベースに高校生?大学生と大人が対等にかかわる場としました。
第Ⅰ部では、「いい学びとは」、「いい先生とは」、「新しく学校を創るとしたらどのような学校や学びを創るか」という3つの問いに対して、高校生?大学生の声を聴き、学生、教員および教育業界関係者等が一緒になってグループディスカッションを行いました。話し合い後に「新たな学び?学校のかたち」について、高校生?大学生からの提案がありました。
第Ⅱ部では、対話的?協働的な学びを共に創ることを意図して、3人の教育者による教育現場における実践からの提案がありました。第Ⅰ部で話し合った理想像と実際の教育現場での具体的な実践方法を結びつけながら、学びを振り返りました。
終了後の参加者アンケートでは、「普段学校で感じていることを話す機会はとても少ないので、この会で本音を伝えることができてとても良かった」「対等なアウトプットが多く、表現することが楽しかった」「今の生徒さんたちの生の声を聞くことができ、『学び』ということを突き詰めることができた」といった回答があり、学生と大人の対等な交流がみられたシンポジウムとなりました。
(学術研究支援課 研究支援係 影山実紀)