東北師範大学留学体験記-2013.2
所 属 | 現代学芸 日本語教育 |
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留学先大学名(国) | 東北師範大学(中国) |
留学先での専攻 | 中国語 |
留学期間 | 2012年3月~2013年2月(2年次に留学) |
奨学金受給 | 有 |
【留学先大学について】
学生数
25000人
留学生数
700人
(留学生の主な国籍:韓国)
(うち日本人留学生数:30人程度)
学部
中国語を勉強する留学生のための学院なので,学部は特にありませんが,留学生事務室の許可が得られれば,学部の授業を受講することもできるようです。
大学の特徴
教育大学,日本にもたくさんの協定校がある。
大学の立地
市街地まで徒歩20分
【授業について】
受講した授業科目
中国語リスニング,文法,口語,作文,リーディング,慣用句,HSK対策講座
受講を薦める科目
太極拳
履修方法
授業中用紙が渡されます
外国語補講
無
勉強についてのアドバイス
午後は基本的に授業がないので,午後どう過ごすかが大事だと思います。東北師範大学には日本語科があるので,その生徒とお互い教え合ったり,お金を払って家庭教師を雇ったり,学校の外にあるHSK対策の講座に参加する人もいました。また本が安いので自分で本を買って読んでみるのもいいと思います。
(教職希望の学生の場合)実習時期の調整について
調整は特にしていません。教職免許を取るなら最低4年半かかるそうです。
【留学前準備について】
準備期間
留学の2ヶ月前から準備
準備内容
健康診断,ビザの申請,飛行機の予約
留学先の情報収集方法
東北師範大学のパンフレット,以前同じ大学に留学していた先輩に直接聞く,インターネット
語学準備
4ヶ月前から
学習方法
参考書を使って学習
ビザ取得の有無
有(取得に要した時間 3日程度)
私は初めに3か月間のビザを日本で取り,その後中国で1年間のビザを取得しました。
ビザ申請時の注意事項
領事館に直接行くより,旅行会社等にお願いした方が楽でした。
航空券
種類 片道,値段 50000円(直前に買ったため高かったです)
日本から持参すると良いもの
シャープペンの芯
留学前にあると良かった情報
校内にスーパーがあり,基本的なものはすべて,値段も安く揃うため,日本で準備する必要は特にないです。
【留学先について】
都市(街)の名前
規模,雰囲気
特に街,と言う感じではありませんが,市街地まで近く,とても便利です。
気候
冬は-30度まで下がるため,帽子やマフラーは必須です。
治安
市街地でスマートフォンを盗られた,という話をよく聞きます。また,置き忘れたら帰ってこないと思った方がいいです。
【日常生活について】
滞在先
東北師範大学の留学生寮
滞在形態
寮
部屋の種類
共同(同居者は留学生)
トイレ,シャワー,キッチンは4人共同で,寝室は別れています。
家賃
月額 10000円程度
光熱費
月額 0円
滞在先での問題
寮の壁が薄いためルームメイトによっては話し声がうるさかったりします。
留学中,特に苦労したこととその対処法
習慣の違いなどで何度も風邪をひきました。無理はしないこと。
医療(日本から持参した方が良い薬,健康管理の注意点,利用病院名,費用など)
風邪薬,下痢止めなど名前は忘れましたが,校内に病院があります。費用は安いですが,留学生の間では評判があまりよくありません。
食事(学食?外食の値段など)
食堂で食べるなら100円程度,外で中華料理を食べるなら250円程度,洋食や和食,韓国料理を食べるなら600円程度。
買い物(お店の名前など)
桂林路市場,長春駅等
長期休暇の過ごし方
旅行やHSKの対策講座に参加する人が多いです。
インターネット,携帯電話の使用環境
インターネットについて
喫茶店等WiFiを使用することができます。寮ではLANケーブルを使って利用することができます。
携帯について
SIMカードが取り外し可能なら新しいカードを買って使うことができますが,不可能なら1500円程度の安い携帯を買うといいと思います。
服装,習慣?マナーの違いなど
男女ともに夏は露出の多い人をちらほらみかけます。中国人と一緒にご飯を食べる時はおごり,おごられが基本です。
【1日のスケジュール例】
8:10~ 文法の授業
10:10~ 口語の授業
12:00 昼食
13:30~ 中国人学生と勉強
16:30~ 買い物
18:00~ 夕食
20:00~ 予復習
23:00~ 風呂
24:00 就寝
【留学を検討している学生にアドバイス】
言語以外にもたくさん肌で感じ,学んでください。