晋州教育大学校留学体験記-2015.2
所属 | 初等美術 |
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留学先大学名(国) | 晋州教育大学校(韓国) |
留学先での専攻 | 美術教育 |
留学期間 | 2014年3月~2015年2月(3年次に留学) |
奨学金受給 | 有 (晋州教育大学交換留学プログラム) |
【留学先大学について】
学生数
約2000人
留学生数
2人(留学生の主な国籍:日本人留学生のみ)
学部
教育学部
大学の特徴
1963年開校。初等教育専門の教育大学で,敷地内に付属小学校が併設されている。
大学の立地
慶州南道西部晋州市に位置している。市の中心部からはバスで約5分。ソウルまでは約4時間かかる。
【授業について】
受講した授業科目
美術,音楽,体育,社会,(韓国文化)
受講を薦める科目
美術,音楽,体育
履修方法
受講したい授業を決め,担当の先生に申請する。
外国語補講
有
2014年度から始まった補講。他大学の留学生たちと一緒に晋州教育大学内の建物で韓国語の講義を受ける。(後期から学生数が授業のできる人数に満たなくなり,愛教留学生2人+先生という少人数の個人的な授業になった。これから続いていくかどうかも未定のようだった。
勉強についてのアドバイス
授業はすべて韓国語で行われるので,ハングルの読み書きは一通りできるようになってから行くことができるとよい。最初は美術や音楽,体育といった実技の授業を取るとよい。語学については自分で勉強しなければいけないので,準備をしていかなければならない。
【留学前準備について】
準備期間
留学の4ヶ月前から準備
準備内容
提出書類,ビザ,荷物,健康診断等
留学先の情報収集方法
学校ホームページ,国際交流センター,交換留学生や先輩に聞く。
語学準備
12 ヶ月前から(学習方法: 韓国語語学院(5か月間))
ビザ取得の有無
有(1週間程度)
ビザ申請時の注意事項
特にない。
航空券
種類 往復 60000円
日本から持参した方がよいもの
勉強材料,薬,電気プラグ,パソコン等(日用品はだいたい揃う。)
留学前にあると良かった情報
チュソクや旧正月休みの時は学校?寄宿舎が閉鎖されてしまうこと。
【留学先について】
都市(街)の名前
晋州市
規模?雰囲気
中心部へ行けばにぎやかだが,大学周辺は静かで落ち着いた雰囲気。学校が多い都市として有名。大学の近くに晋州城があり,毎年大きなお祭りも催されその時期には観光客も多い。
気候
日本とほぼ変わらない。
治安
日本と変わらない(夜一人で出歩いても問題なし)。
【日常生活について】
滞在先
滞在形態
寮
部屋の種類
個室
家賃
1学期10万円程度(光熱費,食費を含む)
滞在先での問題
特になし。
医療(日本から持参した方がいい薬,健康管理の注意点,利用病院名,費用など)
痛み止め,風邪薬等は持参していくと良い。水道水は飲むことができない。
食事(学食?外食の値段など)
長期休暇時以外は朝?昼?夕と学食が出る(費用は家賃の中に含まれている)。学食では辛い物がたくさん出るので,苦手であればなにか日本から持参するとよい。外食の値段は日本とほぼ同じか,少し安いぐらい。学食の時間が決められていて,特に夕ご飯は少し早いので学生たちは夕飯を自分で買って食べていることが多かった。寄宿舎に共用の浄水器があるので,水?お湯には困らなかった。
買い物(お店の名前など)
学生街の乐尔乐というスーパーは品ぞろえがよくとても安い。最初の買物はここでするといい。また近くの新一佳というスーパーもいい。
長期休暇の過ごし方
寄宿舎の近くにコンビニがあるので,よく利用した(学校内にも新しくコンビニができた)。日用品や食材などはスーパーやeマートで購入することが多かった。大学の前に文房具を扱う店があり,授業で必要なものはだいたいそのお店で買うことができた。
インターネット,携帯電話の使用環境
寄宿舎の建物の中はWi-Fiが完備されていて,とても便利だった。携帯電話は番号を繋ぐと高いと言われたので,Wi-Fiが出る機械(egg)を買い契約して,日本から持ってきた携帯電話を使って連絡を取っていた(月1万ウォン程度)。しかし,携帯番号が必要な場面が多くあるので困ることもあった。
服装,習慣?マナーの違いなど
服装などは日本とほとんど変わらない。日本よりも上下関係を重んじる文化がある。食事のマナーや習慣に多少違いはあるがあまり気にしなくてもよい。
【1日のスケジュール例】
起床→朝食→授業→昼食→授業→帰宅→勉強,外出等
【留学中,特に苦労したこととその対処法】
【留学を検討している学生にアドバイス】
学生たちは教員という職業に対してしっかりとした考え?ビジョンを持っており良い影響をたくさん受けました。昔から愛教との交流がある学校なので,環境はすごく整っていると思います。こんなにも恵まれた環境で留学できる機会はそう無いと思います。是非チャレンジしてほしいです。留学に行く前に,明確な目標と計画を立てて出発することが大切だと思います。勉強以外の分野にも多すぎるくらいの目標を持っていって,一年間を有意義に過ごして下さい。