2016 AUE サマースクールを実施
2016年7月19日(火)から26日(火)まで「2016 AUE サマースクール」を実施しました。この行事は,体験?見学を通じて,日本語や日本文化の理解を深めることを目的としたもので,清水秀己国際交流センター長が中心となって企画を担当したものです。本学と学術交流協定を締結している13カ国22大学等の学生が対象で,本年度は,韓国,香港,台湾から計13名の学生が参加しました。
20日に開講式を実施し,菅沼教生理事?副学長の挨拶?記念品贈呈に続き,国際交流センター職員が日程の説明,諸注意及び大学紹介等を行いプログラムがスタートしました。20日夕方には,同センターが主催する「インターナショナルナイト2016」に参加し,本学に在籍する留学生や教職員,日本人ボランティア学生と交流をしました。多くの留学生?日本人学生との交流を楽しみながら,日本の夏の風物詩である流しそうめん,すいか割り,ヨーヨー,盆踊りなどを体験し,とても有意義な時間を過ごすことができました。
ほかには,体育や日本語補講などの授業見学,茶道体験,和食調理体験や水彩画?ペン画体験や有松絞りを体験しました。茶道体験では,茶道部の学生と交流しながら苦い抹茶に顔をゆがめたり,慣れない正座に足をしびれさせながらも,日本の伝統文化を積極的に体験していました。調理体験では,筒井和美准教授(家政教育講座)の指導の下,「すまし汁,ごま豆腐,蛇腹きゅうり,切り干し大根,鮭の塩焼き,佃煮」を作りました。水彩画?ペン画体験では,松本昭彦副学長(美術教育講座)の指導の下,寿司巻きとお菓子をモデルにし,真剣な表情で一生懸命に取り組んでいました。
21日のお昼には,後藤ひとみ学長との昼食会に参加し,学長をはじめ,菅沼教生理事?副学長,清水秀己国際交流センター長を交えて歓談をしました。
また,教職員や日本人ボランティア学生,交換留学生の引率の元,まるや八丁味噌工場や岡崎城,トヨタ産業技術記念館やノリタケの森,AISIN精機(株)コムセンターなどでの学外研修も実施しました。参加学生たちは,興味深そうに写真を撮ったり,熱心に説明に耳を傾けながら,日本の歴史や産業技術について知識を深めました。
7日間という短い期間ではありましたが,参加学生たちは日本に対してさらに興味を深めたようで,「次は愛知教育大学に交換留学し,もっと長く滞在したい」と口をそろえて言っていました。このプログラムをきっかけに,本学への留学を目指す学生が増えることが期待できそうです。
カテゴリ:センターからのお知らせ|掲載日:2016年8月 4日